TAJIHM の 兵庫の山めぐり <播磨 
 
高御位    304.2m No.10 加古川市
高砂市
 たかみくらやま
鷹ノ巣山 264.0m No.9 姫路市
高砂市
 たかのすやま
 
1/2.5万地図 : 加古川
 
【2019年1月】 2019-08(TAJI&HM)
 
    南麓の阿弥陀町より  2019 / 1

 冬の快晴の日は陽射しの暖かさを甘受出来る山を登るのが一番で、それに叶う山の一つが高御位山だと思っている。陽射しを遮る木々が少ないため夏が我慢の登山となるが、冬は瀬戸の海を眺めながら陽射しの快さを満喫出来ることになる。その考えで向かったのは2019年に入った新年の7日目のことだった。
 この日は朝から澄んだ青空が広がっており、勇んで高御位山に向かった。但し高御位山だけでは簡単過ぎるので、鷹ノ巣山と併せて登ることにした。この日のスタート地点は新阿弥陀池の駐車場。そこを起点に西へと歩いて鹿島神社をまずは目指した。そのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。まだ初詣客が大勢詰めかけていた鹿島神社に入って本殿で安全登山の祈願を済ませると、背後の尾根へと遊歩道を登った。40mも登れば尾根で、そこで尾根道に合流すると北へと向かった。すぐに現れたのが展望台で、足下に鹿嶋神社の大鳥居を見た。その先から百間岩の露岩登りが始まった。上空に雲はほとんど見られず、期待通りに陽光の暖かさを甘受しながら登った。210mピークで一休みをとると、後は休まず登って鷹ノ巣山の西峰、本峰、東峰と過ぎた。その鷹ノ巣山を歩いているとき、急速に雲が増えてきて、短時間のうちにほぼ曇り空に変わってしまった。これも冬にはよくあることだった。曇り空になると途端に薄ら寒くなってきて、その寒さを我慢しながらの尾根歩きになってしまった。どうも陽射しを楽しむのであれば、午前中に下山を終えるよう登るのが正解ではと思えた。ただ尾根道は易しいとあって気楽な尾根歩きではあった。鷹ノ巣山本峰から高御位山までは40分ほど。薄暗さのある高御位山山頂で軽い昼食をとると、下山は少し戻って反射板が建つ位置から長尾コースの尾根に入った。長尾コースはほぼ露岩地になっており、岩場の下りが続くことになった。その長尾コースではときおり陽射しを受けることがあった。また尾根の南面側を下るとあって北風を受けることは無くなり、適度な暖かさを感じながら下って行くことが出来た。
(2019/4記)
<登山日> 2009年1月7日 9:45新阿弥陀池駐車場スタート/10:15鹿嶋神社/10:40[210m]ピーク/11:06鷹ノ巣山/11:48〜12:04高御位山/12:25[36番]鉄塔/12:42エンド。
(天気) スタート時の空は快晴で、雲は僅かしか見なかった。陽射しに暖められた尾根の気温は15℃ほどあった。少し吹く風が快かった。快晴の空が鷹ノ巣山を過ぎた頃より一気に雲が増えて空の八割以上を占めるまでになってきた。気温も下がって高御位山山頂では9℃だった。風も少し強くなったようだった。視界はまずまず良かった。
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新阿弥陀池の駐車場は多くの車が止まっていた まずは鹿嶋神社を目指して西へと歩いた 高御位山を見上げた その上空は澄んだ青空だった

竿池まで来たと
き、西の尾根を
眺めた

池のそばから大鳥
居を見ると、その
背後は百間岩だっ

百間岩の起点には展望台が見えていた 大鳥居まで歩いてきた 門前町は人が多く、まだ初詣の賑わいがあった
二つ目の鳥居を潜った 本殿では安全登山の祈願をした 尾根に出るため八秀稲荷の石段を登った
神社のエリアを過ぎると害獣避けゲートが現れた 尾根に繋がる山道に入った 尾根に出て尾根道に合流した

前方に百間岩が
現れた
その起点には展
望台が建ってい


展望台に上がった

(←)
展望台から南東方
向を眺めた
手前の池は竿池だ
った

 (→)
  展望台からは高御
  位山の山頂がちら
  りと見えていた
展望台を離れて百間岩に近づいた 百間岩を登って行く 登るほどに展望は良くなった 鷹ノ巣山を見る
百間岩を登りきって周囲を眺め渡した
竿池辺りを見ると、池のそばに大鳥居が見えていた 尾根歩きに入ると、鷹ノ巣山へと続く尾根が眺められた
尾根からは南西の方向も眺められるようになった 少し登ると送電塔(姫路火力東線32番)に出会った

(←)
前方の反射板へ
と近づいた

 (→)
 210mピークを
 過ぎて鷹ノ巣山へ
 と近づいて行く

(←)
易しい尾根道だ
った

 (→)
  北西から北にか
  けてを眺める
姫路城の方向を眺めた 上の写真に写る桶居山を少し大きく見る 南西の見える仁寿山の山頂を大きく見る
京見山の方向を眺めた 桶居山の左手後方に広嶺山を見る

鷹ノ巣山西峰の登
りに入った

左手の谷筋にソー
ラー発電設備が作
られていた
西峰が間近になった ソーラー発電設備を真上から見るようになった 西峰を越すと、本峰が一段高く現れた

(←)
北に高山を見る

 (→)
  高山の背後に笠形
  山を見た
本峰への登りに入った 鷹ノ巣山の山頂が間近になった 鷹ノ巣山山頂に四等三角点(点名・地徳)を見る
山頂は単なる通過点の雰囲気だったので先へと進んだ 右手に見えた尾根は馬の背コースの尾根だった 山頂の東端に出ると高御位山が見えてきた

山頂の東端より
高御位山まで続
く尾根を眺めた

次の東峰へと尾根
歩きを続けた
東峰へと近づいた 東峰からも高御位山を眺めた 後は高御位山へと近づいて行くだけだった

後から付いてく
るパートナーを
振り返った

少し経って後ろを
振り返ると、西の
空は雲が広がって
いた
高御位山の鞍部へと下って行く 上り坂に入った 上空にまで雲が広がってきた

(←)
前方に高御位山
山頂の反射板を
見る

 (→)
  また露岩の坂が現
  れた
反射板が間近になった 石碑と小さな鳥居が建つ前を通った 山頂の岩場が目前になった

山頂の岩場を登る

高御位山の山頂に
立ったときはすっ
かり薄暗くなって
いた
南の空も暗かった 加古川製鉄所の沖に見えるのは淡路島だった 家島と小豆島が重なって見えた
東の方向に飯盛山を見る 足下には阿弥陀新池が見えていた 山頂の岩場を見る 最高点から西を眺めた

(←)
北の空は更に暗
かった

 (→)
  左の写真の中央
  部を少し大きく
  見る
北東方向を眺めた そちらは比較的遠くの山まで見えていた
休むうちに上空に青空が見えるようになった 下山は長尾コースを下ろうと、少し往路を戻った 反射板に近づいた
反射板の近くから南東方向を眺めた 加古川の河口辺りを眺めた 長尾コースの尾根に入った

(←)
下る途中で山頂
の岩場を眺めた

 (→)
  西の方向を眺めた

足下はほぼ露岩地とあって展望は良かった 右手に鷹ノ巣山を見る 長々と露岩地下りが続いた
振り返ると急坂をパートナーが慎重に下っている 下るうちに露岩の傾斜が緩んできた 尾根上に建っていたのは姫路火力東線36番鉄塔だった
露岩地の終わりが近づくと、その先は樹林だった 緩やかな露岩地を下って行く もう鷹ノ巣山が見上げるばかりにして眺められた
樹林に入った 樹林が途切れたとき、西の尾根を眺めた また樹林に入った
長尾コースの登山口を出てきた 阿弥陀新池の駐車場が間近になった 駐車場に戻ってきたとき、高御位山の山頂を眺めた