高御位山は3月に登ったばかりだったが、そのときと同じ高御位山の成井コースを半年後の9月始めに改めて登ることにした。3月のときは足の骨折から7ヶ月が経っており、高御位山ぐらいなら無理なく登れるだろうと気楽に考えていたのだが、いざ登り出すと階段が続くためか途中から足が痛み出して、休み休みの登山となってしまった。下山では柵を頼らないと下れない状態となり、一時間もかかってしまった。この登山で骨折部分を悪化させたのでは思ってしまうほどで、散々な結果だった。その骨折の足も一年も経てばさすがに直ってくるもので、7月以降は痛みも無く歩けるようになっていた。但しボルトを外すのはまだ先の予定だったが。それでも回復具合を高御位山で改めて確認したくなった次第だった。成井コースの登山口駐車場に着いたのは9時半のこと。駐車場はほぼ満車状態で、最後の一台として駐車することが出来た。何度も登っている成井コースでもあるので、そのコースの様子は記さないが、今回は痛みも無くマイペースで登れて、山頂まで28分だった。まだ以前の足どりまでには戻っていないものの、一安心だった。麓はまだまだ盛夏と言えそうな暑さだったが、山頂は涼しい風があって汗を鎮めてくれた。山頂に立つのが目的だったので、いっとき展望を楽しむと、下山はすんなりと往路を戻った。下るとなると足への負担は大きくなるので、少しぎこちない歩き方となったが、それでも往路と同じ28分で駐車場に戻って来ることが出来て、予定通り午前で登山終了となった。
(2022/9記) |