TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
雄鷹台山    おたかだいやま 310.5m たつの市・相生市
 
1/2.5万地図 : 網干
 
【2021年2月】 No.11 2021-28(TAJI&HM)
 
    屋津坂より  2021 / 3

 御津山脈の雄鷹台山は山頂こそ樹林に囲まれて展望は皆無だが、近くに展望岩があり、そこからは瀬戸の風景を楽しむことが出来るので、その展望岩で必ず休むようにしている。その雄鷹台山は鳩が峰の登山口からなら30分ほどで登ることが出来るので、2時間までのミニ登山をしたいと思ったときに適した山でもある。2021年2月も後半に入って梅の季節が近づいたとき、まだ梅園が始まる前に世界の梅公園を通って綾部山の山頂に立ちたいと思った。当然、咲き始めの梅を期待してでもあった。その考えで綾部山に向かったのは19日のことだった。ところが既に有料になっている上に、まだ三分咲きのようだった。それを知って綾部山を登る気が失せてしまった。そこで国道250号線を更に西へと走って室津に向かい、雄鷹台山を登ることにした次第だった。室津からだと屋津坂コースとなるが、屋津坂を車で走ってしまうのはもったいなく、屋津坂に入ってすぐの位置に建つ携帯基地局のそばに車を止めた。何度も歩いているコースでもあるので、そのミニハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。駐車地点から鳩が峰の登山口まで21分、そこから登山道に入って展望岩まで26分、更に4分歩いて山頂到着となった。冬場とあって登山道のヤブっぽさは少なくなっており、冷気のおかげもあってやや急坂コースを休まず登って行くことが出来た。山頂に着くとすぐに引き返して、予定通り展望岩で休憩とした。足下には大浦湾の牡蠣イカダ風景が見えており、金ヶ崎辺りの海が陽光を受けて光っていた。夏場と比べると裸木のおかげで展望が幾分良くなっているのも展望を楽しむ一助になっていた。その展望岩での休憩を済ませると、すんなりと往路を下って登山口へと戻り、再び屋津坂を歩いて駐車地点へと戻って行った。
(2021/3記)
<登山日> 2021年2月19日 13:15屋津坂入口スタート/13:36鳩が峰登山口/14:03山頂/14:07〜21展望岩/14:42鳩が峰登山口/15:03エンド。
(天気) 快晴。山頂の気温は12℃だった。風がやや強くあり、風は冷たかった。視界は少しうっすらとしていた。下山中に気温が下がってきて、帰路の屋津坂は10℃だった。
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屋津坂の登山口に近い位置にある携帯基地局のそばから歩き始めた 暫くは舗装路だった これから向かう雄鷹台山が木々の隙間から見えていた
室津街道に向かえる小径が分かれると、その入口に大ぶりの石仏を見た 近寄ってその石仏を眺めた 屋津坂に戻ると、屋津坂でも二体の石仏が並んでいるのを見た
屋津坂の雰囲気は良かった いつしか未舗装路を歩くようになったいた 雄鷹台山の鳩が峰登山口に着いた
登山口の標識を見る やや急坂を登って行く 夏場と比べて笹は少なかった 登山口から7分ほどで最初の展望岩に着いた

足下に大浦湾の牡
蠣イカダ風景が眺
められた

陽射しを受けなが
ら登りを続けた

背後に見えてきた
のは嫦娥山だった

ダイセル化学工業
との境界を示す鉄
条網に沿って歩く
ことがあった

道は比較的はっき
りしており、目印
テープもあったの
で迷わず登って行
けた

山頂が近くなって
展望岩が現れた

そこで休憩の予定
だったが、先に山
頂に立とうと通過
した

また鉄条網に沿っ
て歩いた

境界尾根に着いた

山頂に立つダイセ
ル化学工業の標識
がすぐ目の前に見
えていた
山頂に着いた ダイセルの看板が立つ風景は以前のままだった 看板のそばに四等三角点(点名・奥山)を見る 展望の欠片も無い山頂だったので、すぐに展望岩へと引き返した
展望岩に戻って、そこで休憩とした 展望岩の標識を見る 岩場で暫し展望を楽しんだ

展望岩からの眺め
は、木々が葉を落
としているためか
幾分良くなってい
るように思われた
男鹿島を大きく見る 大浦湾の牡蠣イカダ風景を見る 西島を大きく見る
金ヶ崎辺りの海が光っていた 西に尾根続きとなる仏ヶ台山を見た 展望岩を離れて鳩が峰登山口へと向かった

(←)
嫦娥山が眺めら
れたとき、Z山
も見えていた

 (→)
  Z山を大きく見る
下の展望岩のそばを通る 鳩が峰登山口に戻ってきた 屋津坂に入って、駐車地点へと向かった
雰囲気の良い中を歩いた 駐車地点に戻ってきた 駐車地点から雄鷹台山を眺めた