TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
雄鷹台山    おたかだいやま 310.5m たつの市・相生市
 
1/2.5万地図 : 網干
 
【2024年12月】 No.13 2024-230(TAJI&HM)
 
    屋津坂より  2024 / 12

 2024年の大晦日前日は瀬戸の海を間近で眺めたくなった。そこで向かったのが御津町室津に近い雄鷹台山だった。登山口がある鳩ヶ峰に着いたのは10時35分。この日は終日曇天の予想だったが、10時を過ぎて青空が広がり出しており、鳩ヶ峰の上空は青空だった。登山口から山頂までヤブっぽい道がやや急坂で続くが、冬場に登るとあって蜘蛛の巣は全くなかった。ひんやりとした空気を快く感じながら登った。ただヤブっぽさは相変わらずで、ときにシダをかき分けた。下部の展望台が現れると岩の上に立って海を眺めるも、すぐに登りの続きに入った。右手に現れた有刺鉄線に近づいたり、ヤブの所を巻くようにあるいたりと道なりに登って上部展望台に着いた。そこは立ち止まらず通過して、まずは山頂に立つことを優先した。上部展望台より数分で山頂到着となった。そこに四等三角点(点名・奥山)を確認すると、すぐに引き返して上部展望岩で休憩とした。間近に嫦娥山が見えており、足下は大浦湾だった。その先に家島諸島が広がる風景はいつもながらだったが、この日の視界はフラットな上にうっすらしており、モノトーン調になっていた。岩では柔らかい陽射しを受けることになり、十分に暖かさを感じた。やはり雄鷹台山は冬場にこそ登るのが相応しい山だと思いながら休んでいた。十数分の休憩を終えると、後は滑り易い足下に注意しながら登山口へと戻って行った。
(2025/1記)
<登山日> 2024年12月30日 10:38鳩ヶ峰登山口スタート/10:47下部展望台/11:03上部展望台/11:07山頂/11:11〜25上部展望台/11:42下部展望台/11:50登山口エンド。
(天気) 上空から北の空は晴れていたが、南の空は薄晴れだった。上部展望台の気温は14℃。陽射しが快かった。風は僅かで、冷たさは無かった。視界はうっすらしていた。
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鳩が峰の登山口に着いた 振り返って鳩が峰の峠を眺めた 少しヤブっぽい登山道を登って行く
シダが現れても、道ははっきりしていた 急坂の登りが続いた ロープの張られている所もあった 下部展望岩のそばを通った
陽射しの中を登る 冬の陽射しは快かった 登山道を逸れないように、行き先を見極めながら登った ときおり赤テープを見た
ダイセルの敷地を囲む有刺鉄線のそばを歩いた 冬のササは枯れ葉色だった 上部展望岩に着いた 
展望岩で足を止めず、先に山頂を目指した 緩やかな斜面を登って行く 山頂が間近になった

ダイセルの看板が立
つ雄鷹台山の山頂に
着いた

相変わらず展望は皆
無だった

看板のそばに四等三
角点(点名・奥山)
を見る
すぐに上部展望岩に戻ることにした 歩いて来た道を引き返す 足下に展望岩が見えてきた
この風景を眺めながら憩いのときを持った

(←)
大浦湾の牡蠣イカ
ダ風景を眺める

 (→)
  瀬戸の島はモノト
  ーンの色合いにな
  っていた
上部展望岩を後にして、下山に移った 有刺鉄線に沿って下った けっこう気楽に下って行く

下る方向に嫦娥山
を見た

この下山では下部
展望岩の上に立っ


(←)
下部展望岩は嫦娥
山の眺めが良かっ


 (→)
  登山口が見えてき
  た