TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
畑山    はたやま 311.6m 姫路市
焼山     やけやま 210m
 
 
1/2.5万地図 : 笠原
 
【2023年10月】 No.6 2023-186(TAJI&HM)
 
    《畑山》 豊富町御蔭より  2023 / 10

 2023年の6月に牧野キャンプ場側から畑山を登ろうと向かったのだが、スタート時間が遅かったことと暑さとで山頂に立つのは無理とすぐに諦めて、キャンプ場に近い焼山と光景寺山を登ってお茶を濁していた。それから4ヶ月が経ってもう暑さも和らいだ10月中旬に、改めて牧野キャンプ場から畑山を目指すことにした。牧野キャンプ場に着くとキャンプ適期とあって大勢のキャンパーで賑わっていた。車はキャンプ場の中へは進めず、入口の駐車スペースに駐車とした。6月のときはキャンプ場内の小径を歩いたが、この日はキャンプ場の外周路に入った。それは幅広の遊歩道で、その緩やかな道を進むと程なく左手に展望台に通じる登山コースが分かれた。入口には登山口標識も立っていた。その登山道は歩く人が少ないことによるものか少し荒れた感はあったが、まずは無難に登って展望台に着いた。そこは6月にも立ち寄った所だった。そこからは焼山が近いことでもあり、焼山の山頂もついでに踏んだ。そして尾根道を少し引き返して光景寺山に通じるコースに入った。そのコースの途中から神谷ダム湖への道が分かれたので、そちらに入った。その小径はほとんど歩かれていないようで、けっこうヤブっぽくなっており、蜘蛛の巣も多かった。それでも道としてははっきりしており、スムーズに湖岸道路に合流した。そこからはもう標識を見ることは無かった。湖岸道路を南へと歩くと、畑山に一番近いと思える位置で斜面に入った。始めは谷筋を歩き。尾根に当たると尾根に上がって南へと向かった。尾根は始め急斜面になっており、そこに小径を見なかったので適当に登った。尾根が緩むと、いつしか小径を追えるようになった。その辺りより蜘蛛の巣に難儀することになった。それまでも蜘蛛の巣は払っていたが、小径を辿るようになると十数メートルおきに蜘蛛の巣を払った。これは思わぬ誤算だった。それでも小径を追えることでコースに対する不安は無かった。小径を追っていると展望地が現れた。そこはピークになっており、酒井山の名が付いていた。南の方向が広く眺められて、間近に姫路セントラルパークの観覧車を見た。そこからは西へと歩いて行くが、相変わらず蜘蛛の巣を払いながらで、それは山頂の直前、反射板が建つ位置まで続いた。反射板のそばを通って岩場となっている山頂に着いた。そこから先は笹原の風景となり、その笹原を自然林が囲む佇まいは以前のままの優しげな風景だった。その中に二等三角点(点名・太尾)を見た。そばに倒木があり、それに腰掛けて昼休憩とした。山頂は北西方向に少し展望があって明神山が眺められたが、畑山の山頂はあくまでも長閑な雰囲気を楽しむ所であり、涼しさの中でのんびりと過ごした。40分ほど過ごすと、下山は牧野キャンプ場へと引き返した。引き返す前に反射板に立ち寄った。反射板はフェンスに囲まれていたが、その一部が破れており中に入ることが出来た。けっこう展望が良く、南の方向だけでなく東に善防山も望まれた。反射板を後にするとまずは湖岸道路を目指したのだが、急斜面を下るときに方向を誤ってしまい、それを修正するのに少々難儀することになった。湖岸道路を離れてキャンプ場エリアの歩道に入ると、光景寺山の方向へと歩いた。但し光景寺山までは歩かず、その手前で分かれたキャンプ場に通じる小径に入った。小径を歩いて登山口に着くと、その先はキュンプ場の外周路歩きだったが、その外周路をすぐに離れてキャンプ場の最奥の位置に下りた。後はキャンプ場内を通り抜けて駐車地点へと戻ったが、キャンプ場は朝よりもずっと賑わいがあった。
(2023/11記)
<登山日> 2023年10月21日 10:03牧野キャンプ場入口駐車場スタート/10:15展望台コース登山口/10:31〜43展望台/10:55焼山/11:18湖岸道路に出る/11:29湖岸道路を離れる/12:04〜06酒井山/12:21〜58畑山/13:01〜13:20反射板/14:17湖岸道路に出る/14:27湖岸道路を離れる/14:43登山口への道の分岐点/14:53光景寺山コース登山口/15:07キャンプ場入口駐車場エンド。
(天気) 雲の多い空ながら、ときに青空が広がった。風は強く吹いてくることもあれば、弱まっているときもあった。畑山山頂の気温は17℃。視界は良かった。
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牧野キャンプ場の
ゲートを抜けると
すぐに現れた駐車
場に車を止めた

歩き始めると、右
手に大谷池を見た
キャンプ場エリアに着くと、左手の外周路に入った 外周路は遊歩道でもあり、緩やかな上り坂だった 前方にカラーコーンが見えて、車はそこまでだった
なぜかフェンスの中に登山口標識を見た どこを指しているのか分かり難い標識だった 標識を気にせず直進した
左手に小径が分かれた その境は害獣避けゲートだった ゲートのそばに登山口標識を見た 展望台まで500m、焼山まで900mだった
展望台への道に入った 易しく歩いて行けた 丸太の階段道を登って行く 東屋が建つピークに着いた そこが展望台だった
展望台からの眺めは西から北西にかけてだった 雲が増えてきていた

(←)
上の写真に写る七
種山の辺りを大き
く見る

 (→)
  明神山を大きく見
  る
水剣山を大きく見る 神谷ダム湖に向かう前に、焼山に立つことにした 尾根を南へと向かった
中間地点で光景寺山コースが右手に分岐した 直進すると、東に藤ノ木山を見ることがあった 焼山へと緩やかに登って行く
焼山に着いた 展望の無い山頂だった 木々の隙間からちらりとダム湖を見るだけだった すぐに引き返して分岐点まで戻ってきた
光景寺山コースに入って鞍部まで下りると、倒れている標識を見た その標識を見て、そこが神谷ダム湖へのルートだと分かった 神谷ダム湖まで200mだった
ダム湖への道は、笹に覆われていた ヤブの所もあったが、道ははっきりしていた 湖岸道路が見えてきた
最後は階段を下って車道に出た 湖岸道路を南へと歩いた 神谷ダム湖を眺めた
畑山に一番近いと思われる所で湖岸道路を離れた 始めは谷筋を歩いた 尾根筋に当たると、尾根筋に上がった
斜面を登って行く 南の方向だった 傾斜が緩んだとき、小径に出会えたと思ったのだが その先で笹ヤブをかき分けることになった
次第に歩き易くなったが、ずっと蜘蛛の巣を払うことになった 道としては易しく歩けるようになったが、蜘蛛の巣を払いながらの状況は変わらなかった 小さなピークに着くと、そこは「酒井山」の名が付いていた
酒井山は好展望地だった 南の方向が広く眺められた
姫路セントラルパークの観覧車が見えていた 酒井山を離れて山頂に向かった 山頂が近づいても、蜘蛛の巣払いは続いた
反射板のフェンスそばはヤブになっていた 反射板を過ぎた先が、岩場となっている山頂だった 山頂から反射板を眺めた

三角点の位置に向
かった

緩やかな下り坂だ
った
三角点はササに隠されていた ササを刈って二等三角点(点名・太尾)を顕わにした 倒木に腰掛けて休憩とした
(←)
腰掛けている位置
から反射板の方向
を眺めた
 
 (→)
  三角点の位置は展
  望は無かったが、
  少し北に歩くと展
  望が現れた
北西方向が眺められた 左の写真の右手を見る
上の写真に写る雪彦の尾根を大きく見る 展望地から山頂方向を眺めた すっかり笹原だった
山頂に戻ると、休憩を切り上げて反射板に向かった 反射板のそばからも展望を得られたが 反射板のフェンスに大きく破れている所があり、簡単に中に入ることが出来た
フェンスの中に入ると、東の方向が眺められた その東を見ていると、善防山に光りが当たった
上の写真の右に続く風景を見る 南東から南にかけての山並みだった

志方城山にも光り
が当たっていた

高御位山は山頂が
ちらりと見えるだ
けだった

南西方向となる市
川流域も眺められ


上の写真に写る御
津山脈を大きく見


フェンすの外に出
ると、そのまま下
山とした 往路を
引き返した
道なりに歩くと、往路で歩いた尾根筋とは違う所を歩くことになった こちらの方が歩き易かった 酒井山に通じる往路コースに合流した 少し下ると開けた所に出た そこは往路で通っていたが、よく見ると「赤とんぼの広場」の名が付いていた
「赤とんぼの広場」からは展望があり、北の方向が眺められた 左の写真に写る笠形山を大きく見る
往路も歩いたシダヤブを通る 北へと尾根を戻って行く 北東方向に見えたのは270mピークだった
急坂に入ったとき、下る方向を誤ってしまい軌道修正に少々苦労した 何とか谷筋に出ると後は楽だった 東へと歩いて行く 湖岸道路に出てきた
相変わらず陽射しが現れたり消えたりだった 明るいダム湖を見る 湖岸道路を離れてキャンプ場に通じる道に入った
光景寺山コースに入って光景寺山の方向に向かった 北へと下り出すと、少し前方が開けることがあった 分岐点に着くと、右手の道に入って登山口に向かった
往路で歩いた焼山コースと比べると、マイナー感があった 害獣避けゲートに着くと、その先はキャンプ場に通じる道だった ゲートのそばに古びた登山口標識を見た
幅広の遊歩道を歩いてキャンプ場に向かったが 左手にキャンプ場のエリアが見えると、そちらに入った キャンプサイトが見えてきた けっこう賑わっていた
キャンプサイト内を抜けて行った キャンプ場の雰囲気は良かった 車道に出ると、駐車地点は近かった