TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨
 
地獄谷    じごくだに 313.9m 相生市・たつの市
 
1/2.5万地図 : 二木
 
【2014年11月】 2014-108(TAJI&HM)
 
   東向かいの290mピークより  2014 / 11

 点名・地獄谷を持つ三角点ピークは車池の西側にあり、たつの市と相生市を限る尾根上にある。地図上では全く目立たないピークだったが、このピークを登ろうと考えたのは、紅葉の車池を訪れたついでに近くのピークに立とうという単純な考えからだった。始めに訪れる車池は菖蒲谷森林公園に通じる市道側からならごく簡単に近づけるが、地図を見ると、相生市の***側から近畿自然歩道でアプローチ出来ることが分かった。そこで近畿自然歩道を歩いて車池に向かうことにした。そして点名・地獄谷を併せることにしたものである。出かけたのは2014年の11月22日で、播州南部は紅葉の盛りを迎えていた。県道44号線を森集落の位置で離れて、東に向かう車道を進んだ。釜出集落に入ると、公民館の横に一台分の駐車スペースを見たので、そこに駐車とした。その近くに近畿自然歩道の標識があり、それに従って歩き始めると、集落の先で小さな橋を渡って山頂へと向かうことになった。自然歩道は沢沿いに続いており、ごく緩やかな道だった。ただ進むほどに少し荒れが目立ってきた。その自然歩道がはっきりと上り坂となると、周囲は自然林となって優しげな雰囲気となった。その坂を登りきると、車道に合流した。その車道を東へと歩くが、そのまま歩けば市道に合流して菖蒲谷公園へと向かえることになる。目的は車池だったので、右手に分岐する道に注意していると、すぐに林道が分かれた。分岐点には紀功碑が建っていた。林道の入口には鎖が張られており、一般車は入れなくなっていた。その鎖を越えて上り坂の道を歩いて行くと、すぐに現れたのが送電塔(西播線46番鉄塔)だった。林道はそのそばより下り坂となり、車池へと近づいた。周囲は自然林が多く、ちょうど紅葉の盛りを迎えていた。池が現れると、池の対岸側が見事に紅葉しているのが眺められた。そして水の風景が加わることで紅葉の美しさが増しているように思われた。林道は土手になった位置で終わっていた。その辺りは休憩に良い所だったので、少し早いと思ったが昼休憩をとることにした。紅葉の山と池を見ながらの昼食は、ちょっと贅沢な気分になれた。のんびりと池のそばで一時間近くの休憩をとると、次は点名・地獄谷を目指すことにした。池のそばからは、そのピークがほんの僅か見えるだけだった。車池の畔を引き返す形で歩き始め、車池の北端まで来たとき、西の尾根を目指して車道を離れた。特に小径は無かったが、赤テープの目印は付いていた。池の北端を回って斜面に取り付くと、少しヤブっぽくなってきた。それも尾根に出るまでで、尾根筋は無理なく歩いて行けた。その位置からはぐるりと回り込むようにして歩くのだが、西に向く位置で真っ直ぐ南に歩いてしまい、小さなピークに着いて誤りに気付いた。ただそのピークからは314mピーク(点名・地獄谷)を間近に眺められたので、その姿を記憶してから引き返し、正しいルートに入った。ほぼ平坦な尾根で314mピークに近づいて少し傾斜が増しただけだった。その辺りの樹林は常緑樹が多いようで、紅葉した木は少なかった。314mピークに着いても似た感じだった。しかも展望も無かったため、平凡なピークと言えそうだった。期待した車池の展望も無く、展望に関しては、無理に探って三濃山を樹間から眺めただけだった。まずは点名・地獄谷に立つ目的は達したので、長居はせず下山に向かった。下山は釜出集落の東外れの位置に下り着こうと、北に延びている尾根を下って行くことにした。途中までは往路を歩き、その途中から北尾根に入った。尾根の途中は平坦になっており、その辺りは紅葉が見られた。また西の方向に展望もあった。その感じのまま下って行きたかったのだが、麓が近づいて急斜面を下ることになった。樹林帯を下るため掴まる木があって何とか下って行けたものの、手を滑らせるとちょっとした怪我をしそうだった。無事に麓に下り着き、害獣避けフェンスに当たると、その開口部を探して小径に出た。その位置からは釜出集落の外れまでは僅かな距離だった。
 ところで点名・地獄谷の点の記を見ると、俗称で地獄谷とされていた。それなら山名でも地獄谷と呼んでも良さそうに思えて、ここでは山名を地獄谷とした。
(2014/11記)(2020/12改訂)
<登山日> 2014年11月22日 9:55スタート/10:00フェンスの扉/10:32紀功碑の前/10:54〜11:48車池/12:57〜13:20地獄谷/14:17エンド。
(天気) 朝の空は雲一つ無い快晴だった。沢沿いの気温は11℃だったが、車池に着くと、そこは陽射しを受けて暖かく、17℃ほどあった。昼には20℃まで上がってきた。風はほとんど無く、視界は良かった。午後に入っても少し雲が現れただけで、快晴が続いていた。
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釜出公民館のそばから歩き始めた 釜出集落を抜ける道を西へと歩いた 標識に従って矢野川に架かる小橋を渡った
対岸に出ると、川に沿って歩いた フェンスの扉を開けて先に進んだ 支流に沿った道を歩くようになった
沢を渡ることがあった 石垣を見る 以前は畑だったのかも知れない 山陽自然歩道は荒れた所もあった
次第に色付いた木立が見られて好い雰囲気にな
った
丸太の階段道を登る 車道に出た 菖蒲谷森林公園まで3.3kmとあった
きれいに色付いた木立を見上げる 菖蒲谷森林公園の方向に歩くと、すぐに紀功碑
が現れた
紀功碑の前から南に向かう道に入った 入口に
はクサリが張られていた
すぐに送電塔が現れた 西播線46番鉄塔だった 車池へは緩い下り坂だった 紅葉の木が増えてきた

 車池が見えてきた


   車池を見ながら南へ
   と歩いた
南に向かうほどに水の色が青くなってきた 鮮やかな紅葉を見る 奥に見えるのは祠だった
車池の南端に着くと、そこで昼休憩とした 目の前に広がる池の風景を見ながらの昼食は、ちょっと贅沢だった
風が少し出ると、池に写る山肌が変化した 西の山陰で、しっとりとした黄葉を見た 一時間近く休憩して引き上げた
紅葉のきれいな所を通る 左手に車池を見ながら戻った 車池を過ぎてから、車道を離れて西へと向かった
小さな流れを越す 尾根へと登るとき、少しヤブコギになった 尾根に出る直前、大きな木に出会った
尾根に出ると、歩き易くなった 西へと曲がる所を真っ直ぐ南に向かってしまっ
290mほどのピークに着いて点名・地獄谷を
眺める
正しいコースに戻って、迂回する形で歩いた 目印テープが続いていた 尾根は緩やかで歩き易かった
点名・地獄谷が近づいて、少し傾斜が増してき
山頂に着いた 三等三角点(点名・地獄谷)を
見る
周囲はすっかり木々が取り囲んでいた

 僅かでも展望を
 得ようと周囲を
 探ると、何とか
 木々の隙間から
 北の尾根が眺め
 られた

 左の写真に写る
 三濃山を大きく
 見る
下山は、まずは歩いてきた尾根を引き返した 途中から北に延びる尾根に入った 尾根からは西の方向に播磨自動車道が眺められた
なだらかな尾根が良い雰囲気で続いた 北東に屋敷台と呼ばれる457mピークを見る きれいに色付いた屋敷台の山頂部を見る
この尾根でも色付きの良い木が多く見られた 緩やかな下りが続く また西側が眺められるようになった
宝台山を大きく見る 最後は急斜面を木に掴まりながら下ることにな
った
急斜面は麓近くまで続いた
フェンスの開いていた所を抜けて矢野川に近づ
いた
矢野川に架かる小橋を渡る 駐車地点へと、釜出集落に近づいた