TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
荒山    あらやま 315.7m 赤穂市・相生市
 
1/2.5万地図 : 相生
 
【2025年5月】 No.4 2025-94(TAJI&HM)
 
    相生市若狭野町より  2025 / 5

 2017年の登山では有年駅から歩いていたので、また車でアプローチしようと向かったのは8年後の2025年5月下旬の好天の日だった。陰山池のそばに2台分の駐車スペースがあり、そこに車を止めた。そこから登山口までは数十メートルの距離だった。登山道は巡視路でもあり、はっきりとした道だった。適度な傾斜の登山道を登って28番鉄塔、29番鉄塔と出会った。29番鉄塔は少し展望があって、南西に黒鉄山の尾根を見た。巡視路はそこからは北の方向に向かっており、そちらが登山コースでもあったのだが、直進方向にも小径が赤テープも見たので、つい直進してしまった。そのため程なくシダヤブ帯に入ってしまった。そのシダヤブを無理やり歩くも、途中でコース誤りに気付いて尾根筋がある左手へと軌道修正した。尾根に着いて無事登山道に合流すると、近くに展望の良さそうな岩場を見た。そこに立ち寄ってみると、以前にも立ったことのある展望の岩場で、以前と変わらず素晴らしい展望地だった。南西から北西へと遮るものの無い展望を楽しめた。登山コースに戻って山頂に向かうと、程なく緩やかな道となり、反射板が建つ山頂に到着した。反射板のそばが岩場になっている最高点だったが、そこに三角点は無く、最高点から数十メートルほど離れた少し低い位置に四等三角点(点名・荒山)を見た。山頂は反射板の位置を含めて展望は無かった。木々の隙間からも得られなかった。ただ木陰でのんびり憩うだけだった。山頂での少時の休憩を済ませると、下山は登山コースを忠実に戻った。登山コースには点々と赤テープが付いており、テープは途切れることは無かった。29番鉄塔が近づいたとき巡視路に合流すると、後は道がはっきりしている巡視路歩きとなり、無事登山口に戻ってきた。この日は陰山池に戻って来ると、池を巡る小径に入って駐車地点の対岸側にある東屋に立ち寄った。そこはエメラルドグリーンの池を眺める展望台になっていた。
(2025/5記)
<登山日> 2025年5月27日 10:06陰山池そばをスタート/10:08登山口/10:17[28番]鉄塔/10:24〜27[29番]鉄塔/10:45〜58展望岩/11:08〜12:02山頂/10:25[29番]鉄塔/12:33[28番]鉄塔/12:39登山口/12:44陰山池の東屋/12:49駐車地点エンド。
(天気) 快晴。山頂の気温は23℃。風は僅かにあって、涼しい山頂だった。視界は澄んでいた。下山を終える頃は、雲が増えていた。
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陰山池のそばからスタートした 車道を下る方向に歩いた すぐにカーブミラーが立つ登山口に着いた
登山口近くに檻が置かれているのは以前のままだった 小さな沢に丸木橋が架かっていた 始めに植林地があり、その先は雑木帯だった
登山道は巡視路でもあり、赤穂火力線28番鉄塔のそばに立った すぐに次の送電塔を前方に見た ネズミモチに似た白い花を見た

次の送電塔は29
番鉄塔だった

29番鉄塔の位置
は少し展望があっ
て西の方向が眺め
られた
巡視路は北に向かっていたが、直進方向に赤テープを見たので、直進してしまった スムーズに歩けるため、そのまま山頂に向かえるのではと思ったが 赤テープは見るものの、シダヤブの中を歩くようになってしまった
登山コースがあるはずの尾根筋へと軌道修正した 尾根筋に出て無事登山道に合流した 岩の多い所を登った 近くに展望の良さそうな岩を見たので立ち寄った そこは以前にも立ったことのある岩だった
岩の上からは、ほぼ以前と変わらぬ展望を楽しめた

上の写真の左半分
を大きく見る

八塔寺山を大きく
見る

船岩を大きく見る

北向かいの宝台山
も望めた

登山道に戻って、
改めて山頂を目指
した
山頂が近くなって尾根は平坦になった マイクロウェーブ反射板のフェンスに着いた 反射板を見上げた
荒山の最高点は岩場になっていた 最高点の辺りは雑然としており、そこに三角点は無かった 以前の記憶を頼りに、最高点から少し南に離れた位置を探って三角点を見つけた 辺りはシダヤブだった
三等三角点(点名・荒山)を見る 最高点のそばで昼休憩とした 頭上を見上げる 下山は忠実に登山コースを戻ることにした
登山道を見失わないように慎重に下った 前方に黒鉄山の尾根を眺めた 巡視路の標識が現れた
巡視路に合流した 後は巡視路歩きだった 29番鉄塔に戻ってきた 巡視路を歩いて、登山口へと戻って行く
緩やかな下り坂だった 28番鉄塔はそばまで行かずに通り過ぎた 植林地に入れば、登山口は近かった
登山口に戻ってきた 駐車地点まで僅かな距離だったが 陰山池に着くと、池を巡る小径に入った

駐車地点とは対岸
となる位置に東屋
が建っていた

東屋からは陰山池
が眺められた

湖面はエメラルド
グリーンだった