TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨
 
星ヶ峰    ほしがみね 316.7m 上郡町
 
1/2.5万地図 : 上郡
 
【2015年10月】 No.2 2015-96(TAJI&HM)
 
   太山寺の近くより  2015 / 10

 星ヶ峰の名に惹かれて登ったのは95年12月のことだった。地図に示された下栗原からの登山道はけっこうヤブ道だったと記憶している。山頂に立ってその先の高原散策を期待していたのだが、高原はほぼ全域が別荘地になっており、場違いな場所に来てしまったと思ったものだった。そのため星ヶ峰の印象は良いとは言えなかった。その星ヶ峰も20年と経過してくると、山頂の記憶が曖昧になってきた。そうなるともう一度山頂に立っても良いのではと思えてきたが、コースは替えたかった。手っとり早いのは播磨自然高原に上がってそこから歩き始めることだが、但し問題があり、播磨自然高原はほぼ全域が別荘地として管理されているため、部外者は入れないことだった。それでも高原内にある太山寺(たいさんじ)は上郡町のホームページで紅葉の名所として紹介されているので、そこを訪れることは可能ではと思えた。そこで播磨自然高原をまずは目指すことにした。
 向かったのは2015年10月の三連休のこと。連休の初日、二日目は曇り空だったが、三日目のこの日は快晴で朝を迎えた。ナビを太山寺にセットすると、国道2号線をずっと西に走ることになった。千種川を渡り鯰峠を越えると、その先の梨ヶ原で国道を離れた。そして播磨自然高原への道に入ると、程なくゲートが現れた。ガードマンがおり、ゲートのバーは降りていた。そのガードマンに太山寺に行きたいことを告げると、あっさりと許可をいただいた。但し太山寺までにはもう一つゲートがあるとのことだった。別荘地は広大で、道はくねくねとしており、枝道も多かった。ナビが無ければ迷いそうだった。二つ目のゲートでも同じことを告げると、そちらも無事通過となった。標高は200mを越えており、くねくね道はまだまだ続いた。太山寺に着いたときは、漸く着いたかの思いだった。駐車場らしき場所が見えなかったので、路肩の広くなった所に駐車とした。そこまで来れば星ヶ峰までは500mほどで、標高差も30mほどとあって散歩のようなものだった。まずは涼しい空気の中、太寺山の散策を楽しむことにした。駐車地点の近くにあったのは宝蔵院で、その山門の前に小径が見えていた。その小径に入ると点々と石仏を見た。どうやら一帯の丘に四国八十八カ所のミニ霊場が作られているようで、石仏巡りが出来るようだった。そのお遍路道を歩いていると開けた所が現れて、東向かいの丘が眺められた。それが星ヶ峰だった。尾遍路道の散策を切り上げると車道方向へと下った。現れたのは本堂で、そばには鐘楼も建っていた。そこから星ヶ峰へと車道を歩いた。その先で金剛院が現れたが、門を見ただけで中には入らなかった。まだ別荘が建っており、車道を終点まで歩くと、星ヶ峰との距離は100mも無かった。終点からは山道が始まっており、ごくあっさりと山頂に着いた。その山頂だが少し開けており、まずまず展望があった。南から西にかけての展望で、赤穂の山並みや石堂丸山が眺められた。東の方向も木々の間から少しは展望が得られた。小径は三角点で終わらず、その先へと続いていたので少し歩いてみると、北の方向へと下り坂になった。その小径が下栗原に通じる道と思えたが、見た感じは易しく登って来られそうだった。散歩する感じで星ヶ峰の山頂に立ったが、けっこう山頂らしさがあって来て良かったと思えた。山頂で15分ほど過ごすと、後はすんなりと駐車地点に戻った。車に着くとまだ11時だった。これなら別の山で昼食をとろうと考えて、思い付いたのが上郡の市街地に近い生駒山だった。車に乗り込んで二番目のゲートまで戻って来ると、上郡市街にはゲートを通らずともそのそばから分岐する車道で向かえるようだった。細い車道だったが、ごく短い時間で県道385号線に合流した。考えればこの道を利用すればゲートを通らずとも太山寺にも星ヶ峰にも行けるので、播磨自然高原の別荘地に用が無いのであれば、こちらの道で山上に出るのが良さそうだった。
(2015/10記)(2020/9改訂)
<登山日> 2015年10月12日 10:05太山寺前スタート/太山寺の散策/10:16本堂/10:32〜48星ヶ峰/11:01エンド。
(天気) 快晴。山頂の気温は23℃で、空気には爽やかさがあった。涼しい風もあり、申し分なし。視界はまずまず良かった。
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 駐車地点からそば
 の石段を登ると、
 宝蔵院の山門の前
 に出た

 そばの青葉が逆光
 で光っていた
遊歩道が見えたので、その遊歩道に入った 四国八十八カ所を模した石仏が点々と置かれていた  前方が明るくなっていた

 伐採地に出た

 東向かいに見え
 たのが星ヶ峰だ
 った

 ミニ四国八十八
 カ所巡りは途中
 で切り上げるこ
 とにした

 車道に通じる山
 道に入った

 下り着くと太山
 寺の本堂の前に
 出た 手前は鐘
 楼だった
車道に出たとき、先ほど立っていた伐採地の方
向を見上げた
太山寺の一つ、金剛院の前に出たが、中に入ら
ず山門を見るだけにした
星ヶ峰を目指して車道歩きを続けた

 林道を終点まで
 歩いた 目の前
 が星ヶ峰だった

 林道の終点から
 星ヶ峰への登山
 道が始まってい
 た
振り返ると、西に展望が広がっていた 数分も登れば、山頂の一角に近づいた もう緩やかな道だった

 星ヶ峰の山頂に
 着いた まずま
 ず開けており、
 展望も悪くなか
 った

 山頂の三等三角
 点(点名・泰山
 寺山)を見る

山頂からは西の展望が良かった 西から南西にかけてを眺める 左の写真に写る石堂丸山を大きく見る

 立つ位置を変える
 と上の写真の左手
 も眺められた

   上郡の市街地を挟
   んで東に見えたの
   は祇園山と思えた

 南東方向を見る


  左の写真に写る宝
  台山を大きく見る
    

 北東方向を見る


  左の写真にうっす
  ら写る植松山を大
  きく見る
山頂を少し北へと歩いてみた 登山道は下り坂になって北へと向かっていた 登山道の方向を確認すると、山頂に引き返した
生駒山の尾根が望めた 山頂で15分ほど休むと、登ってきた道で下山
とした
林道終点に出てきた
車道を歩き始めると、すぐに金剛院に近づいた 本堂が見えてきた 車道歩きのまま駐車地点に近づいた