TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨
 
鈴ヶ峯    すずがみね 316.7m 姫路市
 
1/2.5万地図 : 安志
 
【2016年5月】 No.2 2016-51(TAJI)
 
   林田町口佐見より  2016 / 5

 姫路市林田町の八幡神社は城下町林田の守り神らしく、鄙な位置にある神社としては規模の大きな神社である。その八幡神社の背後で大きな姿を見せるのが鈴ヶ峯で、初めて登ったのは1996年のことだった。里に近い山でもあるので簡単に登れるものと思っていたところ、何とも厳しい笹ヤブに会ってしまい、ようやくに思いで山頂に立ったものだった。そのヤブのきつさがトラウマとなって再訪の気持ちは起きなかったのだが、各地の山で鹿の食害が進んでいる状況から、鈴ヶ峯の笹ヤブも変わってきたのではと思えた。それを確かめたい気持ちが起きてきて再訪をしたくなった。
 向かったのは、20年後となる2016年5月のことだった。前回と同じく八幡神社の裏手から取り付いた。樹林が広がっているものの下生えは少なく、また樹林としても疎らだったため、適当に登って行けた。目印テープも目に付いたが、尾根筋を辿って行くため、テープを追わなくとも無難に登って行けた。そして以前は笹が密生していたであろう所まで登ってきたところ、予想通り笹はごく僅かになっていた。やはりこの山も食害に遭ったようである。すっかり以前の面影は無くなったが、おかげで歩度が鈍ることもなく登って行けた。山頂が近づいて少し笹ヤブが現れるも、軽いヤブコギ程度で進めた。そして神社から30分で山頂到着となった。これは軽い登山と言えた。山頂は樹林に囲まれており展望は悪いと言えたが、木立の空いた所からは南西方向が望めた。山頂に立つことが目的だったので、すぐに下山に移ることにした。ヤブがきつければ往路を戻るつもりだったが、ヤブはほとんど無かったことで別の尾根を下ることにした。まずは北東方向に向かい、290mピークの先の鞍部で尾根を離れて南へと下った。そちらも笹ヤブは無くスムーズな下りだった。そのうちに小さな尾根を辿るようになり、その尾根を下り続けると山裾道が見えてきた。下り着いた所は前日の佐見山ハイキングでも訪れた五輪塔の位置だった。そこからは山裾道を歩いて八幡神社へと向かった。佐見山の東登山口、南登山口、西登山口と過ぎて八幡神社に戻ってきたときは、もう鈴ヶ峯へのトラウマはすっかり消えていた。
(2016/6記)(2020/7改訂)
<登山日> 2016年5月29日 8:42八幡神社駐車場スタート/8:47斜面に取り付く/9:15〜28山頂/9:43鞍部/9:59五輪塔/10:18エンド。
(天気) スタート時は薄晴れの空だった。山頂の気温は20℃で、風はほとんど無し。視界は少しうっすらとしていた。下山を終えたときは、曇り空になっていた。
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八幡神社の駐車場のそばには東屋が建っていた 八幡神社に近づいたとき、アベマキの巨木を見た 八幡神社の石段を登った

 八幡神社の最奥に
 は高良神社が建っ
 ており、そのそば
 より入って行った

 斜面は緩やかで下
 生えは少なかった

 目印テープも見か
 けた
適当に歩いて山頂から南に延びる尾根に向かった 尾根に着いても、適度な登り易さだった 「山」の字が彫られた境界標石を見た
厳しい笹ヤブだった所は、ほぼ笹は消えようと
しており、面影は無かった
おかげで歩度が鈍ることもなく登れた ただ若
干寂しい思いもした
笹がすっかり消えている所もあった

 笹に替わってタケ
 ニグサが増えてい
 た

 山頂が近づいて、
 ごく緩やかな地形
 となった
笹ヤブが現れるも、軽いヤブコギ程度だった 山頂に着いた 一帯は少し雑然としていた 三角点はタケニグサに囲まれていた
四等三角点(点名・八幡)を少し大きく見る 周囲はすっかり樹林が囲んでいた タケニグサだけでなくイワヒメワラビも繁茂していた

 山頂からの展望は
 僅かだった

 木々の切れ目から
 西向かいの北山を
 見る

 左の写真の左手に
 新龍アルプスも眺
 められた

 山頂を離れて北東
 へと歩いた

 一度展望が現れて
 北向かいの葛城山
 が眺められた
笹が茂っていたであろうと思わせる所を歩いた 隣の290mピークに着いた 290mピークの先の鞍部で尾根を離れることにした
南へと下って行くと、小さな尾根を辿るように
なった
先ほどまで立っていた鈴ヶ峯の山頂が見えた 咲き残っていたモチツツジを見た
こちらの尾根も無理なく歩いて行けた 山裾道が見えてきとき、注連縄を付けた大岩を
見た
大岩のそばに五輪塔を見る

 五輪塔のそばで
 見たのは八幡大
 池だった 池の
 畔に立つと、小
 佐見山と佐見山
 の並ぶ姿が眺め
 られた

 池のそばから五輪
 塔を眺めた
山裾道を歩いて八幡神社に向かった 足下でこのニワゼキショウをよく見た 佐見山の東登山口の前を通った
南登山口の前を通った 山裾道にはミツバチの巣箱をときおり見かけた 西登山口の前を通った
八幡神社が近づいて、お堂が現れた 山裾道は八幡神社の入口までだった 楼門まで来ると駐車場は近かった