TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編
 
通宝寺山    つうほうじさん 319.3m 姫路市
 
1/2.5万地図 : 前之庄
 
【2017年10月】 No.3 2017-103(TAJI)
 
    「ホオノキの道」の展望台より  2017 / 10

 兵庫県立の森林公園の一つに「ゆめさきの森公園」があり、通宝寺池を囲む低山で尾根歩きを楽しむことが出来る。そのゆめさきの森公園を2017年10月の3連休に訪れた。3連休中日の8日ことで、単独行だった。
 公園の駐車場に着いたのはまだ9時過ぎとあって、2台の車を見るだけだった。その駐車場のそばから始まる遊歩道は「ホオノキの道」で、その小径を歩いて尾根を目指した。途中に展望台が建っていたが、そこから見えるのは近くの尾根ぐらいで、展望が良いとは言えなかった。その展望台から10分少々で尾根に出た。尾根道があり「ラクダの背道」の名が付いていた。その良く整備された尾根道を北へと歩いて最初に着いたピークは三角点ピークで、四等三角点(点名・糸田)が置かれていた。そこを通宝寺山と呼んでいるが、単なる通過点の雰囲気だった。そこから少し下がって登り返すと、340mピークに着いた。夢前の森公園の最高地点で、ベンチも置かれており山頂の雰囲気を持っていた。展望もあって瀬戸内海や新龍アルプスが眺められた。遠くは黒尾山も望まれた。そこを越して鞍部へと下ると、その先の尾根道は「岩の山道」だった。始めはごく普通と言った感じだったが、339mピークが近づくと名の通りに岩尾根となってきた。しっかりと柵があり安全に歩けるようになっていた。岩場だけに展望が良く、340mピークよりも広く周囲の風景が眺められた。その339mピークを越すと、その先の鞍部から通宝寺池に通じる下山ルートがあるのだが、今少し尾根歩きを楽しもうと尾根の続きに入った。その先の道は「見晴らしの道」で、次のピークは310mピークだった。そこにあった案内板を見ると通宝寺池が望めるとあった。もう辺りの樹木が育って展望が悪くなっていたが、それでも木々の隙間からちらりと通宝寺池が望めた。そして鞍部へと下った。その鞍部から先にも尾根に小径はあったが、そちらは遊歩道では無かった。遊歩道を歩いて下山へと向かった。谷筋に下り着くと、広い道に合流した。合流点のそばには大きめの東屋が建っていた。後は谷筋の道(かぜの谷道)を南へと歩くと、通宝寺池のそばに出てきた。その通宝寺池の先に芝生の広場が現れると駐車場は間近となった。のんびり歩いたため3時間ほどのハイキングになっており、手頃な森林浴を楽しめたと言えそうだった。
(2017/10記)(2020/4改訂)
<登山日> 2017年10月8日 9:15夢前の森公園駐車場スタート/9:36〜48展望台/10:10〜22通宝寺山/10:34〜41[340m]ピーク/11:26[310m]ピーク/11:45東屋の前に下り着く/12:04エンド。
(天気) 晴れ。上空に雲は少なかった。山頂の気温は23℃。尾根歩きを続けるうちに25℃まで上がってきた。風はほとんど無かったが、木陰は涼しかった。視界は澄んでいた。
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駐車場には、数台の車だけだった まずは管理棟(活動拠点施設)の方へと歩いた 「ゆめさきの森公園」の案内図を見る
遊歩道が現れたので、その道で尾根に向かうことにした 緩やかな道を進むと、植林地に入った 木漏れ日を見る
谷筋を離れて斜面を登って行く 遊歩道の名は「ホオノキの道」だった 自然林の中を優しげな道が続いた

展望台が現れた

何が見えるのかと
上がってみたが

展望台から見えた
のは間近の尾根ぐ
らいで、遠くは見
えなかった
展望台を離れると、はっきりとした尾根を歩くように
なった
途中で通宝寺池への遊歩道が分かれた いかにも遊歩道を歩いている雰囲気だった
主尾根に出た その尾根道は「ラクダの背道」だった ラクダの背道を北へと歩いた 前方に見えてきたのは通宝寺山だった
通宝寺山の左手後方にちらりと見えたのは明神山だった 通宝寺山へと階段道を登った 通宝寺山の山頂が間近になった

通宝寺山の山頂に
着くも、展望が無
いとあって通過点
の雰囲気だった

山頂の四等三角点
(点名・糸田)を
見る

通宝寺山の山頂を
離れて少し北に下
ると、北に黒尾山
が望まれた

   黒尾山を少し大き
   く見る
緩やかに北へと下って行く 平坦になった所を歩く 緩い上り坂となった

南東に谷山を望め
るときがあった

尾根道の名前が変
わって「岩の山道」
となった また通
宝寺池に向かえる
「ツバキの道」が
分かれた

岩の尾根道の名の
通り岩を見るよう
になった

340mピークに着
いた そこがゆめさ
きの森公園の最高点
だった

このピークは最高点
らしい雰囲気があっ


最高標高地点とし
て案内板があった


   展望もあって西の
   方向が眺められた
右上の写真の左手となる南西方向を見る 新龍アルプスの方向を少し大きく見る

上の写真に写る御
津山脈を大きく見



  340mピークを過
  ぎるとロープを掴ん
  で下った
   
上り坂となって岩場が現れたが そこは柵が作られて
けた
展望が現れて南の方向も望めた 柵に沿って339mピークに向かった
どんどん展望が良くなって、先ほど立っていた340mピークも望めた
木の階段が現れた 北東に見えたのは笠形山だった 前方に見えるピークが339mピークだった
北西に見えたのは457mピークだった 339mピークに着いた ピークを過ぎても緩やかな道だった
北に展望が現れて、明神山と雪彦の山並みが眺められた 明神山を大きく見る
鉾立山の辺りを大きく見る 丸太の階段を下る 310mピークへと登り返した

310mピークを
越した先で、北東
への展望が現れた

左の写真に写る薬
師峰を大きく見る
310mピークを越して鞍部に着くと麓への道が分か
れていた
尾根歩きを続けようと、「見晴らしの道」に入った すぐに緩やかな道となった

南に展望が現れて
瀬戸の海も望まれ


西島の方向を眺め
ると、その手前に
見えた白い建物は
白鳥城だった
緑の美しい尾根歩きを楽しんだ 331mピークのそばを通った 310mピークに着くと「池見展望台」の名が付いていた
展望台とは名ばかりで通宝寺池はちらりと見えるだ
けだった
310mピークを離れて尾根なりに南へと下った 下る途中で左手に谷への道が分かれた
尾根歩きを切り上げて、谷へ向かう道に入った 小石が多く、少し歩き難さがあった 谷筋が近づいた 谷筋に下り着くと、東屋が建っていた
谷筋の道は「かぜの谷道」で東屋の前は石畳になって
いた
かぜの谷道はほぼ平坦路だった 池の方向へと歩いた 通宝寺池が近づいた
通宝寺池のそばを通るようになった 水辺に建っていたのは観察デッキだった 土手の上から通宝寺池を眺めた
通宝寺池を離れると、すぐに拠点エリアが近づいた 拠点エリアの芝生広場を左手に見る 拠点施設に近づいた 駐車場はさほど離れていなかった