TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編
 
天下台山    てんかだいやま 321.3m 相生市
 
1/2.5万地図 : 相生
 
【2012年7月】 No.6 2012-61(TAJI&HM)
 
    御坊尾根より  2011 / 2

 梅雨どきの湿った空気の中でも汗を流したいものだが、軽い汗で済まそうと考えたとき、遊歩道歩きのまま山頂に立てる山が適していると思えた。そして山頂で展望が楽しめることも考えると、自然と天下台山が思い浮かんだ。その考えで昼どきを山頂で過ごそうと向かったのは、2012年7月の最初の土曜日だった。車は岩屋谷公園の駐車場に止めてスタートとした。曇り空ながら、少しは青空も見られる空だった。この天下台山は良く知られている山でいまさらの紹介でもないので、この日のハイキングの様子は下の写真帳で見ていただくとするが、もくろみ通りに遊歩道歩きでごく気楽に山頂に立てた。この日は他のハイカーで山頂部を占められていたので、山頂の北寄りにある立見岩で展望を楽しんだ。相生市街が眺められるだけでなく、瀬戸内から北の三濃山まで一望で、なかなか良い展望場所だった。昼休憩を終える頃には青空が広がってきており、確実に晴れに向かっていた。そこで下山は北尾根コースを下ることにした。こちらは遊歩道とは呼べず、ごく普通の里山道を歩いて行く。困ったのは季節がらか蜘蛛の巣が多いことで、ずっと蜘蛛の巣を払いながら下った。この尾根には所々で展望があり、烏帽子岩でもトンビ岩でも、また送電塔の建つ位置でも足を止めて展望を楽しんだ。車を止めている岩屋谷公園の駐車場からさほど離れていない墓地の一角に下り着いたときは、すっかり快晴の空に替わっていた。
(2007/7記)(2020/6改訂)
<登山日> 2012年7月7日 11:51岩屋谷公園駐車場スタート/12:06車道終点/12:40〜13:10山頂/13:35〜40烏帽子岩/13:55〜14:00トンビ岩/14:16エンド。
(天気) 始めは曇り空で、ときおり雲間から陽射しが現れた。その陽射しも見られる空から細かな雨の降ってくることがあった。山頂に着いた頃より天気は回復に向かい、陽射しを受けることが多くなった。下山中にほぼ晴れとなる。気温は曇り空のときは24℃ほどだったが、下山中は27℃まで上がってきた。蒸し暑さはあったが、風がわずかにあり、その風に涼しさを感じた。視界はまずまず良かった。
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岩屋谷公園の駐車場からスタートした 岩屋谷公園の中を歩いて行く 天下台山に通じる遊歩道に入る
緑に包まれた遊歩道を歩いて行く 岩屋池の岸辺には色とりどりの花が咲いていた 舗装路からダート道に入る
オオバギボウシの花が咲いていた 梅雨の季節とあって所々で斜面を水が流れていた ベンチを見る
クチナシの花を見かけた 左手から東尾根コースが合流した 山頂まで300mとなって、反射板が見えてきた

 最後の階段を登る


   山頂に着く 最高
   点は岩場になって
   いる
山頂では反射板の方へ歩いて行った 立見岩にて展望を楽しむことにした 立見岩を間近に見る

 立見岩に立って南西
 から西の方向を見る

 上の写真の続きとし
 て西から北にかけて
 を見る
西島を大きく見る 黒鉄山を大きく見る 宝台山を大きく見る
祇園山を大きく見る 三濃山を大きく見る 亀山を大きく見る
下山は北尾根コースを歩こうと、西コースを下る 西コースから北尾根コースに入る 北尾根コースはごく普通の登山道だった
小さなピークを越すとき、振り返ると山頂が望
めた
送電塔(ダイセル播磨線4番)のそばを通った 北尾根コースは少しヤブっぽい所があった
途中、コースから少し離れた烏帽子岩に立ち寄
った
岩の上に立つと、相生市街が足下に広がって
いた
北尾根コースに戻って尾根歩きを続ける
下るうちに展望が良くなった 北の空はまだ雲が多かった 左の写真の明神山辺りを大きく見る
  
次のピークの手前にトンビ岩が見えている 群生するキノコを見た ヒメカバイロタケに似
ていた
トンビ岩に着いた 空はほぼ晴れに変わってい
トンビ岩の上面に立つ 立見岩と同質の岩だった 雨が降った後とあって岩屋池の水は濁っていた トンビ岩からは新龍アルプスが良く眺められた
また送電塔(関電相生支線15番)に出会った
 ここも展望が良かった
後は展望の無いまま麓へと下った
  
最後は墓地の一角に下り着いた 駐車地点とは
さほど離れていなかった