天下台山のサギソウを見ようと2016年も向かった。8月のお盆休暇中の15日のことで、午後より雷雨との予想があった。その予想が当たるのか、前日まで朝から快晴の日が続いていたのだが、この日の朝の空は曇り空だった。その雲がもう雨が降り出しそうな黒みを帯びていた。そこで午前中で済まそうと、西コースの登山口には9時10分と早めに着いた。気温は28℃と前日までよりは幾分低めだったが、蒸し暑さはひとしおだった。そのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。暑さのために一気には登らず、途中にあった弘法大師のお堂で休んだり、展望台コースに入って東屋で休んだりと、休憩をとりながらの登りだった。そしてサギソウの自生地に着くと、花の数は少ないものの、期待通りにきれいに咲いたサギソウを見ることが出来た。これで満足して、後は流す感じで山頂へと向かったのだが、空は暗さを増さずに逆に明るくなってきた。そのため陽射しを受けるようになり、けっこうバテ気味で山頂到着となった。いつもなら山頂からの展望を楽しむのだが、連日の晴れで視界は濁りきっており、遠くの山並みは全く見えなかった。そこで陽射しを避けることもあって、反射板のそばにあって小屋掛けで休憩とした。もう全身汗まみれだった。暫くはベンチに寝ころんで体力回復を図った。一休みを終えると、下山は西コースをすんなりと下った。それでも途中の東屋で立ち止まったり、再び弘法大師のお堂で休んだりと、休憩をとりながらの下りだった。
(2016/8記)(2018/1改訂)(2020/6改訂2) |