TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編
 
天下台山    てんかだいやま 321.3m 相生市
 
1/2.5万地図 : 相生
 
【2017年10月】 No.10 2017-134(TAJI)
 
    宮山より  2017 / 12

 寒い季節になると瀬戸内側の低山が軽い汗をかく程度で登れるようになり、自然と足が向くようになる。2017年12月の第二日曜日は、朝を快晴で迎えた。午後は曇りとの予想だったので、午前を近くの低山で過ごすことにした。そこで相生市の天下台山へと向かった。単に山頂に立って展望を楽しみたいだけだったので、オーソドックスの岩屋池コースを登ることにした。岩屋谷公園の駐車場に着いたのは10時過ぎ。すでに10台以上の車が止まっており、好天に誘われた人は多いようだった。そこからのミニハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。公園内の遊歩道はすっかり落ち葉に覆われており、地表は見えなくなっていた。また見頃に紅葉した木もまだ見られた。それも岩屋池のそばまで来ると、ごく普通の佇まいとなってきた。登山道の気温は13℃程度とあって、長い階段登りも軽く汗をかく程度で登って行けた。そして駐車場から42分で山頂到着となった。登っている間に10人以上の人とすれ違っていたので山頂は賑わっていると思ったのだが、他に一人しか見かけず静かな山頂だった。この日の視界はまずまず良く、小豆島がはっきり見えていた。また山頂の北側にある立見岩に立つと、北の山並みが眺められて、半月前に登った三濃山が良く見えていた。その三濃山の右手で電波塔が建っているのは490mピークで、その山肌は現在進められているメガソーラーパークの工事により広く削られていた。山頂で休むうちに上空は薄曇りの空に変わってきたため、そそくさと下山に移った。
(2018/1記)(2020/4改訂)
<登山日> 2017年12月10日 10:08岩屋谷公園駐車場スタート/10:34山頂まで850m地点/10:50〜11:08山頂/11:46エンド。
(天気) 始めは薄雲が見られたものの、青空も広がっていた。それが次第に薄晴れに変わってきた。山頂の気温は14℃で、風はほとんど無し。視界は遠方がややうっすらしている程度だった。下山頃には薄曇りの空となっていた。
<< Photo Album 2017/12/10 >>
駐車場に着くと、既に10台ほどの車が止まっていた 岩屋谷公園の入口を見る 手書きの簡単な標識を見た
まずは岩屋谷公園の遊歩道を歩き始めた まだきれいな紅葉が見られた 地表は落ち葉に覆われていた
紅葉を見ながらの散策だった 岩屋池の土手が近づくと、そこに相生市の市章を見た 岩屋池のそばに出た
岩屋池の土手から北を見ると、先日登った尾根が眺められた 岩屋池を横目に先へと進んだ 舗装路を落ち葉が隠していた
舗装路が土道に変わったが、まだ車が通れる道幅だった 20分ほど歩いて藤棚が現れると、その先から山道だった 登山道は階段道で始まった
「頂上まで850m」の標識が現れた 次に東屋が現れた 足下に岩屋池が見えてきた
山頂の反射板が見えていた 道そばにときおりベンチを見た コースは階段道が主体だった
左手から野瀬奥山からのコースが合流した 一度登山道は緩やかになった また階段道が現れて、ここを登りきれば山頂だった
着いた位置に二等三角点を見た 最高点はそこより少し南にあり、そこは岩場になっていた 最高点に立って南の方向を眺めた
最高点の近くより南東方向を眺めた 最高点は三角点の位置より2メートルは高いようだった

北の展望を求めて
山頂の北側へと向
かった

北の視界は悪いよ
うで、遠くはうっ
すらとしていた
立見岩の立って北に広がる尾根を眺めた

上の写真に写る宝
台山を大きく見る

同じく三濃山を大
きく見る

立見岩からは南の
方向も眺められた

左の写真に写る小
豆島を大きく見る
登ってきた登山道を引き返した 下っていると、急速に薄曇りの空に変わってきた 東屋の位置まで戻ってきた
階段道の下りを続ける ナンテンの実を見た 落ち葉道を歩くようになった
岩屋池のそばまで戻ってきた 公園への丸太の階段道が新しくなっていた 駐車場が近づいてきた