TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
天下台山    てんかだいやま 321.3m 相生市
 
1/2.5万地図 : 相生
 
【2018年12月】 No.12 2018-173(TAJI&HM)
 
    253mピークより  2018 / 12

 天下台山への主なコースは岩屋谷公園からの岩屋谷コースと東部墓園からの西コースと思われるが、どちらも遊歩道と呼べそうな易しい道なので、山歩きとして楽しむには少々物足りないと言えそうだった。そこで里山歩きとして天下台山を楽しもうと、少しマイナー感のある北尾根コースを歩くことにした。向かったのは2018年の大晦日のこと。天気予報では晴れとなっていたが、当日の空は雲が広がっていた。それでも曇天と言えるほどでもなく、一部に青空も覗いていた。車を止めたのは岩屋公園の駐車場。そこから山裾道を北へと墓地に沿って歩くと、墓地の端で山道が始まっていた。そこが北尾根コースの登山口だった。その登山道は里山道と呼ぶのが適切な小径で、ヤブになることも無く続いていた。最初のポイントは15番鉄塔で、朝の光で明るい相生市街が眺められた。その先で現れたのがとんび岩だった。見る角度によってはトンビの頭にも見てとれる岩で、岩の上に立つと足下に岩屋池をすっきりと見た。他にも北の山並みも眺められたが、遠方は雪雲が広がっているようではっきりしなかった。その先で一度下ったがすぐに上り坂となり253mピークを越すことになった。前方に天下台山を見るようになり下り坂に入った。また樹林帯に入り4番鉄塔のそばを過ぎると、程なく西コースに合流した。その合流点から10分ほど登って天下台山の山頂に到着となった。その山頂に着いてベンチで休憩とした。曇り空とあって寒々としていたが、いっとき雲が割れて陽射しの現れることがあり、そのときはほのかな暖かさに包まれた。その山頂で瀬戸の風景など暫し展望を楽しんで過ごしたが、陽射しが再び現れる気配が見えないため下山に移った。下山は天下台山で一番易しいと言えそうな岩屋谷コースを下ることにした。往路の北尾根コースでは誰とも会わなかったが、こちらは終始遊歩道と呼べる道が続くので登ってくる人とときおりすれ違った。急ぐこともなくゆったりと下ると、山頂から45分で公園駐車場に戻ってきた。
(2019/1記)
<登山日> 2018年12月31日 11:02岩屋公園駐車場スタート/11:05北尾根コース登山口/11:22〜25とんび岩/11:39[253m]ピーク/12:02西コースに合流/12:13〜36山頂/13:10岩屋池堰堤/13:20エンド。
(天気) ほぼ曇り空だった。山頂ではごく短い時間だけ陽射しを受けた。山頂の気温は6℃で、冷たい風があった。視界は澄んでいた。
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東尾根コースを登るに当たって岩屋池公園の駐車場からスタートした 山裾に近づくと、北尾根コースの登山口を示す標識を見た 墓地に沿って山裾道を北へと歩いた
墓地の外れで北尾根コースが始まった 登山口標識を見る やや急坂の山道を登って行く
北尾根コースははっきりとした道だった 季節柄、落ち葉の積もっている所があった 曇り空だったが、雲が割れて陽射しが現れた

(←)
送電塔(相生支
線15番)に出
会った

  (→)
  鉄塔のそばから
  は相生市街が眺
  められた
送電塔の先が160mピークだった 前方に見えたのは253mピークだった すぐに現れたのが「とんび岩」だった

岩の上に立って足
下に見たのは岩屋
池だった

北の方向も望めた
南西方向を眺めた とんび岩を側面から眺めた 一度、緩やかに下る
253mピークに登り返すとき、とんび岩を振り返った 緩やかな上り坂で気軽に登って行けた 振り返ると、とんび岩が少し離れて見えていた
シダが増えてきたが、道ははっきりしていた 253mピークが近づいてきた とんび岩が低く見えるようになっていた

(←)
253mピーク
に着いて、山頂
が見えてきた

  (→)
  緩やかに下って
  行く

天下台山の右手
も見えてきた

巡視路の分岐点を
通る
緩やかに登り返す ダイセル播磨線4番鉄塔のそばを通った また小さなピークを越すことになった
山頂が近くに見えるようになっていた 露岩地を下って再び樹林帯へと入る 広い道に合流した それは西コースだった
合流点に北尾根コースの標識を見る もう山頂まで遊歩道歩きだった 木々の隙間から先ほど越してきた小ピークを見る

的場山の背後には
雪を纏った山並み
が見えていた

山頂の北端に着い
て最初に見えてき
たのは反射板だっ

反射板を過ぎると、山頂は目前となった 二等三角点(点名・相生)を見る 三角点のそばから山頂を眺めた
山頂に立つと、南の風景が見えてきた 家島諸島を眺める

(←)
山頂から南西の方
向を見る

  (→)
   小豆島がはっきり
   と見えていた
東の方向を眺めた そちらは晴れの地域が多いようだった
上の写真に写るY山の上空を見る 一時的だったが山頂に陽射しが当たった 上の写真に写る笠形山を大きく見る
下山は岩屋谷コースに入った 七種山の背後に白い山が見えていた 高畑山のようだった
暁晴山がはっきり見えるようになっていた 岩屋谷コースは遊歩道だった 階段の道を下る ベンチが置かれたそばを通る
階段の道が長々と続く 階段が終わって、林道上の幅広の道を歩く 舗装路を歩くようになった
岩屋池を見ながら歩く 岩屋池の土手まで来たとき、とんび岩が見上げられた 公園に入って駐車場へと近づいた