2024年の桜は開花が遅く、4月に入って漸く花が開き始めたかと思うと、数日でほぼ満開までになった。天下台山の山頂で昼休憩をとろうと向かったのは、5日の金曜日のこと。岩屋谷公園に着くと、公園の桜はちょうど見頃を迎えていた。登山コースに入ってもヤマザクラが満開だった。ソメイヨシノとヤマザクラがほぼ同じ時期に満開になったようだった。コバノミツバツツジも咲いていた。山頂に着くと新しく標識が二つ立っており、一つは写真でそちらは目を惹くような内容では無かったが、もう一つはコース案内図だった。それを見ると岩屋谷公園からのコースは「岩屋谷コース」と以前と変わらぬ呼び名だったが、東部墓園の近くから始まるコースには「東部墓園コース」の名が付けられていた。これまでは西コースと呼んでいたコースだった。また天下台山の呼び名は「てんかだいやま」ではなく、「てんがだいやま」とされていた。この日の山頂には誰もおらず、ウグイスの声を聞きながらの昼休憩だった。視界はうっすらとしており展望は楽しめなかったが、気温は適温で良い感じで休むことが出来た。下山は往路を戻るのみ。岩屋谷公園に戻って来ると、昼の時間帯とあって花見を楽しむ人でけっこうな賑わいになっていた。
(2024/4記) |