TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
峠山    とうげやま 322.0m 姫路市・福崎町
 
1/2.5万地図 : 前之庄
 
【2024年7月】 No.2 2024-119(TAJI&HM)
 
    板坂集落の墓地より  2024 / 7

 二度目の峠山は福崎町側からアプローチすることにした。向かったのは2024年7月の第二土曜日のこと。この日は終日曇りの予想となっていたので、展望を求めず短時間で登れる山として峠山に向かった。峠山の北麓には二つの溜め池があり、その一つの板坂奥池のそばに駐車とした。先に一台の車が止まっており、それは農作業に来ていた人のものだったが、新雪にも駐車位置をずらしてこちらの駐車スペースを作っていただいた。始めは夢前町との境となる板坂峠へと幅広の道を歩いた。無理をすれば車の通れる道だった。板坂峠に着くと、そこに峠の地蔵さんと言うか石仏が幾つか並んでいた。その一つには天保の字が刻まれていた。そのお地蔵さんの向かいから峠山への登山道が始まっていた。始めは無理なく歩ける山道だったが、途中からシダヤブになってしまった。どうも余り歩かれていない結果と思えた。それも送電塔(播磨線89番)が近くなると、またシダヤブは無くなって易しく歩けるようになった。送電塔の位置は少し展望があって、西の方向が眺められた。その送電塔から10分ほどで峠山の山頂に着いた。山頂には四等三角点(点名・峠山)が置かれていたが、すっかり樹林に囲まれており、展望は無かった。蒸し暑さの中での登山とあって、暫し寝っ転がって息を整えた。昼食をとるなど十分に山頂で休んだ後は、東へと尾根道を歩いた。尾根道は巡視路のようで荒れた感は全くなく、ごくスムーズに歩けた。次の320mピークに立つと、前回はそこから北へと支尾根を下っていた。その支尾根に送電塔が建っており、そこに少し展望があったことを思い出した。そこで今回もその送電塔に立ち寄ることにした。支尾根を少し下ると、送電塔(播磨線90番)が近づくと北に少し展望を得たが、木々の生長があってか前回ほどの展望は得られなかった。送電塔のそばに立つと、主尾根に戻って東へと尾根歩きを続けた。次のピークも峠山とほぼ同じ高さがあり、そこでコースは二手に分かれていた。そのまま進めば大倉山に至るのだが、北への支尾根に入って下山することにした。その北尾根に入ると、北西に見えたのが明神山だった。更に進むと送電塔(播磨線91番)が現れた。そこを過ぎて道なりに歩いていると東に向かいだしたので、送電塔のそばに戻って北に向かえる支尾根に入った。適当に斜面を下るうちに尾根道に出会った。それも巡視路のようだった。またスムーズに歩いて送電塔(鶴居支線13番)に出会った。巡視路はそこまでだったが、地図には破線路が描かれていたので、灌木ヤブの斜面に分け入った。そして期待通りに小径に出会った。後は小径を歩いて無難に麓に下り着いた。そこは福祉施設「もちの木園」のそばだった。その位置から板坂奥池までは少し回り道となったが、20分ほどの距離だった。板坂奥池に戻ってきたときは、またまた大汗になっていた。
(2024/7記)
<登山日> 2024年7月13日 10:18板坂奥池スタート/10:30板坂峠/10:44〜52[89番]鉄塔/11:04〜12:01山頂/12:13〜19[90番]鉄塔/12:43〜54[91番]鉄塔/13:09〜15[13番]/13:31害獣避けゲート/13:49板坂奥池エンド。
(天気) 曇り。ときおり陽射しあり。山頂の気温は26℃。ごく僅かな風あり。視界はまずまず良かった。
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板坂奥池のそばに駐車地点を求めた 山頂は前方に見える送電塔の先だった 板坂峠を目指して歩き始めた
峠への道は車が通れる道幅があった 大きくカーブして峠に近づいた 板坂峠に着くと、石仏が並んでいた
石仏には天保年代のものもあった 板坂峠からは峠山への道に入った 始めはスムーズに歩けたが
登山道がすっかりシダに覆われている所があった シダヤブが少しずつ歩き易くなった 送電塔(播磨線89番)の前に出た

(←)
送電塔のそばから
は西の方向が眺め
られた

 (→)
  左の写真の中央部
  を大きく見る
はっきりとした尾根道を歩くようになった 緩やかな尾根を歩いて行く 峠山の山頂が間近になった

峠山の山頂に着い


樹林に囲まれて展
望は皆無だった

四等三角点(点名
・峠山)を見る
峠山で十分休憩をとると、東へと尾根歩きを開始した
はっきりとした尾根道だった
尾根道は巡視路でもあるようで、易しく歩けた 次のピークに着いた 前回はこのピークから北へと下山していた 今回も送電塔まで歩くことにした

支尾根に入ると、
すぐに送電塔
(播磨線90番)
が見えてきた

送電塔の左手に薬
師のピークをちら
りと見た

北東には笠形山が
望まれた

主尾根に戻って西
へと歩いて行く

(←)
コースが二手に分
かれると、北東に
進んだ

 (→)
  尾根から明神山を
  見ることがあった
明神山を大きく見る 送電塔(播磨線91番)に出会った 送電塔を過ぎて、更に西へと歩いた
急坂を下りだしたので、送電塔に引き返すことにした 91番鉄塔に戻って、北への支尾根に入った すぐに尾根道を辿れるようになった

尾根が平坦になる
と、前方に送電塔
が現れた

送電塔(鶴居支線
13番)の位置は
展望があった
この送電塔も展望は良かった 北西から北にかけてを眺めた 北東に神社の甍を見た
送電塔を離れて尾根なりに歩くと、すぐにはっきりとした道を歩くようになった 麓が近づいて見えてきたのは福祉施設「もちの木園」だった 最後に害獣避けゲートを通った
車道に出ると、まずは東へと歩いた 墓地まで来て、板坂奥池に通じる道に入った 今度は西へと歩いて行く
害獣避けゲートは開いていた 溜め池が現れた こちらは板坂口池だった 板坂奥池に戻ってきた