TAJIHM の 兵庫の山めぐり <北但馬
 
大山    おやま 325.1m 新温泉町
岩美町(鳥取県)
 
1/2.5万地図 : 浜坂
 
【2014年11月】 2014-111(TAJI&HM)
 
   岩美町陸上より  2014 / 11

 兵庫県と鳥取県との県境尾根は、最後は当然日本海に至るのだが、その最後の三角点ピークを、居組集落では大山(おやま)と呼んでいるようだった。その大山を地理的な興味もあって登ってみたくなった。コースとしては一番簡単と思える、北から県境尾根を辿るコースを歩くことにした。
 向かったのは2014年11月の最後の日、日曜日のことだった。西から国道178号線を走って諸寄を過ぎると、居組からは自動車専用道路となって一気に鳥取側へと入った。七坂トンエルを抜けると陸上(くがみ)集落へと下り、旧国道178号線を走って兵庫側との県境に向かった。県境の位置は陸上岬の付け根に当たり、そこからは岬に建つ展望台への遊歩道が始まっていた。そこには駐車場もあったので、駐車場に車を止めて大山のハイキングを開始することにした。ただ県境の位置は急斜面になっており、取り付くには難しかった。そこで少し鳥取側に入った位置より取り付くことにした。尾根までは急斜面になっており、またヤブをこぐことになったが、長くもかからず県境尾根に立つことが出来た。その後はいたって楽だった。尾根は概ね緩やかで、木立も空いているとあって、ゆったりとした気分で登って行けた。紅葉は終わろうとしており、色付いた落ち葉が尾根を隠している所もあった。ときおり急斜面が現れたが、きついと感じるほどでも無かった。尾根から日本海が眺められるのではと期待していたのだが、木立の隙間からときおり見る程度だった。展望はこの程度かと思っていたところ、小さなピークに着いたとき、一気に展望が開けて東浜の風景が遮るものも無く眺められた。その展望地を過ぎると共同アンテナに出会い、そこより少し下った先で山頂への登りが始まった。山頂は幾つか小さなピークからなっており、北から三つ目のピークに三等三角点(点名・大鷺)が置かれていた。さこは最高点でもあったが、展望は悪くなく、鐘尾山の尾根や遠くは扇ノ山も眺められた。少し移動すれば三成山もすっきりと見えていた。山頂からは更に東へと緩やかに尾根が延びており、居組集落へと下って行けるのだが、この日は県境尾根のピストンで考えていたので、先に進む考えは無かった。暫く山頂で憩っていたが、昼休憩は海が見える所でしたくなり、東浜が見える展望地に引き返すことにした。そして展望地に着いてみたものの、往路で見たときとは少し違って眺められた。それは上空に薄雲が広がってきたためで、海の色が青からくすんだ灰色に変わってしまっていた。昼食後は県境尾根を辿って駐車地点へと下りて行った。そして県道が近くなったとき、小さな鞍部で赤テープの付いた小径が兵庫側にも鳥取側にも分岐しているのを見た。その小径で車道に出られるのではと思い、鳥取側の小径へと入った。尾根筋から少し離れて巻き道の感じで下っていたところ、車道が見えてきた辺りで、道は不確かになってしまった。そこで無理やりヤブをこいで車道へと下りたが、どうもすんなりと陸上岬の位置まで歩いた方が良かったかも知れない。車道に出ると、駐車地点とはあまり離れていなかった。駐車地点に戻って来ると、その後はついでにと言った感じで、陸上岬への遊歩道に入った。小さな丘を登って行くと、丘の上はほぼ平坦になっており、海の方向へと向かった。そして海が間近になったとき、展望台が現れた。二階建ての展望台で、その上階に上がると、日本海が一望だった。左手には羽尾岬が見えており、前方はただ海が広がるのみだった。この先も海際まで下りられそうだったが、この展望で満足して引き上げることにした。こうして大山ハイキングを終えたのだが、尾根コースを今少し整備すれば、かっこうの日本海を見るハイキングが出来るのにと思えたものだった。
(2014/12記)(2020/12改訂)
<登山日> 2014年11月30日 10:10陸上岬展望台駐車場スタート/10:48〜56海の見える展望地/11:18〜51山頂/12:11〜22海の見える展望地/12:52駐車場/13:01〜05陸上岬展望台/13:14駐車場エンド。
(天気) 朝は快晴だった。気温は始め15℃で、山頂では18℃まで上がっていた。風はほとんど無し。視界は良く澄んでいた。昼が近づくと西の空から薄雲が広がってきて、薄晴れの空に変わってきた。
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県境に着いて、県境の標識を見る 車道には但
馬漁火ラインの名が付いていた
陸上岬遊歩道の入口にあった駐車場に車を止め
た そのそばからは東浜海岸が眺められた
取り付き点を迷ったが、県境より少し鳥取側に
戻って、側壁の切れ目から取り付いた
急斜面に取り付いて尾根を目指した 尾根に出るとスムーズに歩いて行けた 尾根は陽射しを受けて明るくなるときもあった
一度、木立の切れ目から日本海が眺められた 緩やかな尾根は落ち葉に覆われていた 尾根には赤テープが付いていた
木立を通して尾根の先を見る 居組より少し北東方向となる辺りが眺められた ときおり樹林が切れて陽射しを受けた
今度は居組港を囲む島が眺められた 居組の島の一つに灯台を見る 落ち葉に覆われた尾根道を歩いて行く
西には陸上の東浜海岸が眺められた 陸上岬をバックに急坂を登る 小ピークに着くと、一気に展望が開けた

 西に向かっての展
 望で、岩美町の山
 並みと東浜海岸が
 一望だった
東浜海岸と陸上集落を少し大きく見る 駟馳山の辺りを少し大きく見る 日本海に浮かぶ岩礁を見る
展望地の先に共同アンテナを見た 鞍部へと下った 登り返して小ピークに出た
居組港が少し見えていた 尾根は平坦になった 痩せ尾根を歩く
緩やかに登って山頂の一角に着いた 最高点まで今少し歩くことになった 最高点(三角点ピーク)が目前になった

 大山の山頂に着
 いた まずまず
 開けていた
 

 山頂の三等三角
 点(点名・大鷺)
 を見る
 山頂からは北東
 から北にかけて
 展望があった
 左の写真は木に
 登ってすっきり
 と眺めてのもの

    扇ノ山を大きく
   見る

 鐘尾山の尾根を
 少し大きく見る

 三成山の右後方
 にちらりと見え
 ていたのは三川
 山のようだった
尾根を今少し東へと歩いた 易しい尾根だった 居組港の入口辺りが見えた所で引き返すことに
した
東から山頂に近づく
山頂付近を探ると、山頂よりもすっきりと北の方向を眺められる所が現れた タカトリ尾がすっきりと眺められた
山頂では30分ほど休憩した後、山頂を離れた 下山は往路を引き返した 展望ピークが見えてきた
 再び展望ピークに
 立ってそこで昼食
 としたが、空には
 薄雲が広がってき
 たため、海の色は
 朝とは違っていた

   山陰線を走るディ
   ーゼルカーを見る
下山を続けると、前方に陸上岬が望めた 尾根を横断する小径を見る ここで尾根を離れ
ることにした
鳥取側の小径に入った 意外と歩き易い道が尾
根からさほど離れない位置で北へと続いた
東浜が見えてきた辺りで道が不確かになったの
で、足下に見える車道へと急斜面を下ることに
した
急斜面を滑り落ちるようにして車道に下りてき
た 尾根を離れず、往路を辿れば良かったよう
である
県境位置から少し離れていた 後は車道を歩い
て駐車地点へと戻った

 駐車場に戻って来
 ると、そのまま陸
 上岬遊歩道に入っ
 た

   易しい道を歩いて
   丘の上へと向かっ
   た
丘の上に出ると、ほぼ平坦な地形となった 岬の先端へと近づく 木立の切れ目から居組港が望めた
陸上岬展望台が現れた 展望台の上からは日本海が間近に眺められた
展望台から北を見る 大山へと続く県境尾根だ
った
長居はせず、遊歩道を引き返した 丘の上からは西の方向が少し望めた
前方に県境尾根を見る 駐車場に戻ってきた 駐車場から陸上岬を眺めた