◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <北但馬編> ★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
点名・湊 みなと | 334.4m | 豊岡市 京丹後市(京都府) |
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1/2.5万地図 : 城崎 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2020年6月】 | 2020-102(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
県境尾根の300mピークより 2020 / 6 |
「城崎」の地図を開いて日本海に近い兵庫京都の県境尾根を眺めると、ほぼ円錐形をしたピークが目に付いた。標高は334mで山頂の三角点は二等三角点(点名・湊)だった。その334mピークへのアプローチとしては南麓側の三原集落からが易しいと思えたが、北西麓の田結集落からの林道で近づけば、日本海の景色が眺められるのではと思えて、そちらからアプローチすることにした。 向かったのは2020年6月中旬の快晴の日だった。津居山湾に面する田結集落まではナビに誘導されて来たが、その先はガーミンの画面を見ながら林道に近づいた。林道に入ると、林道はすぐに東に向かう舗装路と南に向かう未舗装路との二手に分かれた。334mピークに近づけるのは未舗装路で、その未舗装路へと車を進めても良かったが、分岐点の近くの空き地に車を止めて、分岐点の位置から歩き始めることにした。その判断は正しかったようで、未舗装林道はすぐに荒れ道になってきた。但し四駆車ならまだまだ進めるかと思える荒れ方だった。右手に沢を見ながらで、左手の173mピークを巻くようにして歩くと、開けた所が現れた。どうやらそこは棚田跡のようだった。その棚田跡の縁を回って行くが、林道はその辺りまでだったようで、いつしか周囲は植林地に変わっており、小径を歩いていた。道なりに歩いて行くと竹林へと入ったが、そこまで来ると小径ははっきりしなくなった。そこで県境尾根を目指して東の方向へと適当に斜面を登った。特に荒れている風でもなかったので、無難に登って行けた。県境尾根に出ると、そこからは尾根筋を辿って南へと歩いた。上り坂となって263mピークに着くと、12時を回っていたことでもあり、そこで昼休憩とした。263mピークに着くまでも展望は無かったが、その263mピークも展望は無し。昼食を済ませると、南へと尾根歩きを再開した。次の300mピークに着くと、尾根筋は分岐して、東へと迎える尾根が県境尾根だった。その300mピークは木々が疎らになっている所があり、そこからは東の方向が眺められた。そこにどっしりとした山容の山が近くに見えていた。南東方向の山で、その位置からしてそれが点名・湊がある334mピークではと思えた。東へと歩いて320mピークに着くと、次は南の方向へと歩いた。あくまでも県境尾根歩きだった。ヤブになることもなく歩けたので、尾根筋を外さないように心がけておれば難しくない尾根歩きと言えた。緩やかに下って緩やかに登り返して着いたピークが334mピークだった。それまでほぼ展望は無かったが、344mピークも自然林が茂っており、展望は皆無だった。単に二等三角点を見るだけだった。その二等三角点を見たことで満足して、後は歩いてきた道を引き返した。300mピークまで戻ってきたとき、そこからは北へと向かうところを何気なく真っ直ぐ西の方向の尾根に入ってしまった。それまで見えなかった北西方向が見えたことで道誤りに気付き、すぐに軌道修正した。林道まで戻ってきたとき、山仕事に向かう人と出会った。334mピークの山名について聞いてみると、はっきりとは分からないものの、その辺りに以前は西光寺と呼ばれたお寺があって、その一帯は西光寺(しゃあかじ)と呼んでいたとのこと。それからすると334mピークは西光寺山と呼んでもよさそうだった。また棚田跡がある開けた所は大谷と呼んでおり、林道はそこまで行くための道だったようである。 この日は全くと言ってよいほど展望の無い尾根歩きだったが、それでも334mピークの近くで一度木々の隙間から久見浜湾の辺りを眺めることがあった。他にも木々の隙間からちらちら日本海を見ることがあったが、風景と呼べるほど広く眺めることは出来なかった。 (2020/7記) |
<登山日> | 2020年6月16日 | 11:08田結集落の奥よりスタート/11:31大谷/12:07〜22[263m]ピーク/12:58〜13:04山頂/13:52[263m]ピーク/14:21大谷/14:48エンド。 | |
(天気) | 快晴。薄い青空だった。風が強くあり、涼しい中を登って行けた。山頂の気温は20℃。視界はうっすらとしていた。下山中に急速に曇り空に変わった。 | ||
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