TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
祇園嶽    ぎおんだけ 340.2m たつの市
 
1/2.5万地図 : 龍野
 
【2021年2月】 No.4 2021-31(TAJI&HM)
 
    新宮町段之上より  2021 / 2

 新龍アルプスの中にあって祇園嶽はその山頂展望の良さで気に入っているのだが、近いにもかかわらず2017年に登って以来足が遠のいていた。そのことに気付いて急に登ってみたい気持ちが起きたのは2021年の2月も下旬に入ったときだった。早速向かったのは24日の水曜日のことで、朝から快晴の日だった。但し朝のうちに少しばかり用事があり、家を離れたときは10時を過ぎていた。そのため馬立の登山口に着いたときは既に11時を回っていた。そこからのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。このコースは始めに姥塚古墳群の中を通り、その先からは登山道の傾斜が増してしっかり登ることになった。けっこう汗をかきながらとなり。冬場向きのコースと思えた。登るうちに展望が現れて、揖保川流域が広く眺められた。尾根に着くとそこから祇園嶽までは1kmだった。その位置で標高は370mあったので、そこよりも低い祇園嶽へは概ね下り坂だった。尾根道ははっきりしており、標識もあって地図を見る必要もなく歩けた。途中に320mほどのピークがあるのだが、そこは巻き道になっていたので、祇園嶽直前までほぼ上り坂は無かった。山頂直前の鞍部は十字路になっており、東に下る道は水布祢コースで市野保集落に繋がっていた。西に下る道は沢筋に下り着くが、その先は林道歩きでこちらも市野保集落に繋がっていた。その鞍部から山頂までは僅か50メートルの距離だった。ほんの一登りで山頂に着くと、そこに三等三角点(点名・祇園山)を見た。馬立コースの分岐点から山頂までの間に展望は無かったのだが、山頂に着いて一気に展望が広がった。三角点の位置より数メートル東に歩くとそこは岩場になっており、その先に視界を遮るものは無かった。東の方向だけでなく北も南も一望で、新龍アルプス一番の展望地ではと思えた。その風景を眺めながら昼休憩とした。30分ほどの休憩を終えると、下山は鞍部に戻り水布祢コースに入った。こちらは道が細くて歩き難かったりシダの茂る所が現れたりと少々マイナー感は否めなかったが、道ははっきりしていたのでコースを外すことは無かった。最後は林道へと下り着くと、そこが登山口だった。以前の記憶を辿って南には向かわず林道を北へと歩いた。そして途中で林道を離れて市野保集落に近づいたが、集落に入る前に「てんかさん」に寄り道をした。集落を抜けると農道を適当に歩いて馬立登山口へと戻って行った。
(2021/3記)
<登山日> 2021年2月24日 11:24馬立登山口スタート/12:02尾根に出る/12:29〜55祇園嶽/13:19水布祢コース登山口/13:22てんかさん/13:47エンド。
(天気) 快晴。山頂の気温は12℃。風が冷たかった。視界は悪くなかったが、少しフラットな見え方だった。
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馬立登山口に着くと、六地蔵を見た 登山口には墓地があり、その駐車場に車を止めて歩き出した 墓地を抜けて山里公園に入った 歩く先に山神社の鳥居が見えていた
鳥居の前まで来ると、鳥居の手前から左手に登山道が分かれた 登山道の周囲は姥塚古墳だった ドーム型の古墳を幾つも見た 古墳群の先は、荒れ気味の登山道を登って行く
小さな沢に沿って登って行く 登山道の傾斜が増してきたときシダの茂る所を通った 更に傾斜が増すと、ロープが張られていた
露岩地が現れると、そこは展望地でもあった 東に向かっての展望だった 尾根から離れて巻き道を歩くことがあった
尾根に戻ってきたとき、この尾根で一番の展望地に出た 揖保川流域が広く眺められた
また巻き道を歩いた 主尾根が近づいて丸太の階段を登った 登山口から40分で賞尾根に到着した
祇園嶽まで1kmだった ちなみに亀山は1.2km 祇園嶽への尾根道もはっきりとした道だった ごく緩やかな道の上に、概ね下り坂だった
標識も所々に立っていた 途中の320mピークに対しては巻き道になっていた 前方に祇園嶽の山頂を見ることがあった
山頂手前の鞍部に着いた そこは十字路で、右手も左手も市野保に出る道だった 鞍部から山頂までは僅か50メートルだった

(←)
祇園嶽の山頂が目
前になった

 (→)
  祇園嶽の山頂に着
  いた そこは樹林
  が視界を遮ってい
  た
山頂の三等三角点(点名・祇園山)を見る 山頂より少し東に歩くと、岩場の展望地が現れた 新龍アルプスで一番ではと思える展望を楽しんだ
東に向かって遮るもののない展望だった 北東から南東までを眺める
明神山の頂がチラリと見えていた 北山を大きく見る 谷山の手前に伊勢山が見えていた
大源寺山の方向を見る 金輪山の方向を見る
北の方向にも展望があり、白い山も見えていた

高倉山の方向を望
むと、植松山も望
まれた

植松山の左手後方
で白い姿を見せる
のは三室山と思え


船木山と後山の並
ぶ姿を見る

水剣山と黒尾山の
並ぶ姿を見る
行者山の山頂が見えていた 暁晴山を見る 姫路市の最高地点の辺りを見る
南には尾根続きとなる亀山を見る 山頂には三角点の他にも水布祢神社跡地の石碑を見た 山頂のそばから南西に大蔵山を見る
下山は鞍部へと戻った すぐに鞍部に下りてきた 鞍部からは東の方向、水布祢口に向かうことにした
始めは巻き道を歩く感じで緩やかな下り坂だった シダの茂る所を通るが以前ほどのヤブコギでは無かった シダは増えたり減ったりを繰り返した
シダ帯が終わって灌木林を歩くようになった 麓が近づくと、ごくスムーズに歩けた 林道に下り着いた
登山口標識は祇園嶽では無く「亀の山」だった 林道を北へと歩くも、すぐに離れて適当に市野保集落に近づいた 農道に出たとき近くに「てんかさん」の標識を見たので立ち寄った 「てんかさん」は禅尼の墓だった
改めて市野保集落に近づいた 東に見えていたのは北山だった 満開の白い梅を見る
市野保集落に入ったとき「てんかさん」の標識を見た 集落内を南へと向かった 祇園嶽を見ることがあった
古い道標には「ていかさま」とあった 市野保集落を離れると、山裾道を南へと歩いた 更に農道に出て南へと歩いた

東に大源寺山の尾
根が眺められた

馬立登山口に戻っ
てきた コース名
は大手道だった