TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
祇園嶽    ぎおんだけ 340.2m たつの市
 
1/2.5万地図 : 龍野
 
【2024年1月】 No.5 2024-02(TAJI&HM)
 
    新宮町北村より  2024 / 1

 祇園嶽を周回コースで歩こうと向かったのは、2024年は新年二日目のことだった。スタート地点は亀山の馬立コース登山口とした。その登山口となる馬立の墓地に車を止めると、始めに馬立古墳群を抜けて行った。古墳群の先も暫く緩やかな道が小さな沢沿いを続いた。ややきつい上り坂となってシダの茂る中を登るようになったが、ヤブと言えそうな所は無かった。急坂が続いたが、冬場とあってひんやりとした空気はむしろ快く、軽い汗をかきながらの登りは悪くなかった。急坂にはロープが張られている箇所もあった。その登山道の傾斜が緩んで来ると、背後に展望が現れるようになり、主尾根近くにあった展望岩からは東の方向が広く眺められた。最後は丸太の階段道を登って主尾根に出ると、新龍アルプスの縦走コースに合流した。そこから北に向かえば祇園嶽で、南に向かえば亀山だった。この日は亀の池を眺めたい気持ちがあり、南へと向かった。亀の池コースはすぐに分岐し、亀岩の前を通って数分も歩けば亀の池に出た。この日はほぼ無風とあって、穏やかな湖面が眺められた。暫し青い湖面を眺めた後、主尾根へと引き返した。そして北へと祇園嶽を目指した。基本的に下り坂で、途中にある320mピークは巻き道で通り過ぎた。少し道の細くなっている所もあったが、概ね易しい尾根歩きだった。祇園嶽が間近になると、その手前の鞍部は十字路になっており、東は水布祢口コースで西は市野保の上堰堤に通じるコースだった。直進して祇園嶽に向かうと、やや滑り易い斜面を登るようになり、そこを越して山頂に到着した。四等三角点(点名・祇園山)の辺りは展望は無かったが、その先に岩場があり、そこからは東に向かって遮るものの無い展望を楽しめることになった。北も見えており、白くなった後山や三室山が眺められた。南は瀬戸の海が見えていた。その展望を楽しみながら昼休憩とした。下山は十字路に引き返し、そこからは上堰堤コースに入った。道なりに下ると新池に向かえる道に合流した。その先は沢沿いを歩くようになり、その小径には以前は見なかった越部古道の名が付いていた。少し険しいと思える所もあったが、危ない感じは無かった。平坦地に出ると、越部古道の駐車場が作られていた。そこより今少し歩いて市野保集落に入った。集落を抜けるとひたすら農道を歩いて馬立登山口へと戻ったのだが、その途中には「お玉の清水」があったので、そこには立ち寄った
(2024/2記)
<登山日> 2024年1月2日 10:18馬立登山口スタート/11:10供養塔/11:17〜27亀の池/11:33供養塔/12:00〜31祇園嶽/13:12越部古道駐車場/13:50お玉の清水/14:03馬立登山口エンド。
(天気) 快晴。雲は僅かに見るのみ。山頂の気温は9℃で、風はほとんど無し。視界は澄んでいた。快晴は終日続いた。
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馬立登山口に着いて、墓地の駐車スペースに車を止めた 山神社に車道を歩き出した 山神社の鳥居の前より馬立古墳の道に入った
道の両側に古墳を見るようになった 6号墳を見る 7号墳を見る 古墳群を過ぎると、亀山へと通じる大手道コースだった
登山道のそばに「城山城」の標識を見る 小さな沢を越した 落ち葉が積もった登山道を歩いて行く
尾根筋を登るようになった 急坂が現れて、ロープを掴むこともあった 露岩地が現れた
マイナーな感じはあったが、道ははっきりしていた 尾根筋を離れて、巻き道を歩くことがあった 尾根筋に戻ると、展望地が現れた
東に向かっての展望で、揖保川流域が広く眺められた
上の写真の中央部を大きく見る
展望地を離れて尾根筋歩きを続ける 縦走路が近くなると、丸太の階段を登った 縦走路に着いて標識を見る
祇園嶽とは反対方向となる亀の池に立ち寄ることにした 南に向かいだすと、供養塔の前を通った 縦走路から亀の池への道が分かれた
亀岩のそばを通った 亀の池への道は緩やかな下り坂だった 亀の池が見えてきた
亀の池の土手に着いて、亀の池を眺めた 水際にも立ってみた
縦走路へと引き返した 縦走路に戻って北へと祇園嶽を目指した 標識に祇園嶽の名を見る
上り坂になることがあったが、概ね下り坂だった 320mピークに対しては、巻き道を歩いた 前方に祇園嶽を見る
祇園嶽手前の鞍部に着いた 十字路になっていた 標識では東は市野保(水布祢口)への道だった 別の標識では、東の方向は無く西が市野保方面だった
祇園嶽へと落ち葉の多い斜面を登って行く 山頂が近づくと、岩が目立つようになった 南西方向に展望が現れて、そこに大蔵山を見た

祇園嶽の山頂に着
いた

雑木に囲まれた山
頂だった

三等三角点(点名
・祇園山)を見る
山頂に展望は無かったが、今少し東へと歩くと展望の岩場が現れて好展望が楽しめた 北西から北、北東にかけてを眺める

(←)
上の写真に写る高
倉山の辺りを大き
く見る

 (→)
  420mピークの
  背後の尾根を大き
  く見る
高倉山の左手後方に後山の尾根を見る 黒尾山を中心に眺めた
雪彦の尾根を望む うっすらとながら西光寺山が望めた
行者山を大きく見る 暁晴山を大きく見る 明神山syを大きく見る
北東から東、南東にかけてを眺める
京見山の背後にうっすら見えているのは淡路島だった 北の方向には東山も望めた
南には尾根続きとなる亀山を見る 展望地を眺める 下山に移る まずは鞍部へと戻った
落ち葉が多いため、足下に注意が必要だった 鞍部に下りてきた 鞍部からは西に下ることにした 西の方向は搦手の方向でもあった
緩やかな道を下って行く 目印テープも続いて、易しく下って行けた 沢筋に下り着いた
合流点の標識を見る 神堰堤の方向に向かった 沢沿いを下流側に下って行く 一部はヤブっぽくなっていたが
概ね無理なく下って行けた 広い道に合流した 左に向かえば新池だった 右に向かうとすぐに東屋が現れた そこが上堰堤だった
東屋のそばの標識を見る  市野保集落へと広い道を歩く 広い場所が現れた
そこは越部古道の来訪者用駐車場だった はっきりとした車道を歩くようになった 大谷池の前を通った
池のそばに六地蔵を見た 市野保集落が近づいた 市野保集落内を抜けて行く
越部八幡神社の前を通った 集落を離れると、農道を歩いて馬立に向かった 右手に、この日登った祇園嶽を見る
東の尾根が良く見えていた 農道の途中で現れたのは「お玉の清水」だった そばには東屋が建っていた 「お玉の清水」を見る 清水が湧いているようには見えなかった
振り返って見えたのは芝田富士だった 馬立登山口の標識を見上げた 駐車地点となる墓地が間近になった