◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <北播磨編> ★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
鈴堀山 すずほりやま | 342m | 西脇市 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
和布山 わぶやま | 313.5m | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 西脇 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2020年12月】No.2 | 20-195(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
鳴尾山より 2020 / 12 |
西脇市観光協会が西脇十山を選定しており、それをホームページで公開していた。それを見て気になったのが10番目の鈴堀山、和布山だった。これまで聞かなかった名の山なのでどの山かと「西脇」の地形図で確認すると、新西脇駅に近い山だった。ただ以前に歩いた記憶があったので調べてみると、両山共に1998年12月に金城山を登ったとき、下山ルートで歩いていた。それは偶然のことで、頼政池を起点として金城山を登ったとき、下山は思い付きでテレビ塔山の方向に向かった。そしてそのテレビ塔山から続く東尾根に出たとき、頼政池に戻るべく何も知らぬまま鈴堀山、和布山を通っていた。その両山をホームページで紹介されていたコースで登ることにした。 向かったのは2020年12月の第一土曜日で、この日は兵庫全域で快晴の天気予報だった。西脇市に入るとその空に雲は無く、澄んだ青空が広がっていた。ホームページでは駐車地点として和布町公民館の駐車場が示されていたので、和布町公民館に着いてみると、その広い駐車場には一台の車も見なかった。そこに車を止めるとそばの広い車道に出て山裾方向に向かった。国道175号線の高架下を通るのだが、横断歩道とは別に地下道もあり、その地下道を通って山裾に近づいた。てっきり登山口標識があると思っていたのだが、辺りに標識を見なかった。そこで近くにいた住人に登山道について聞いてみると、その人は山に関してはあまり知っていないようだったが、テレビ塔への道は近くにあると言ってそれを教えていただいた。その道へは少し南へと坂道を歩くことになり、階段を登って古いアパートの前に出た。そこより林道状の道を歩いて行くことになった。その道を歩き出したときにGPSで現在地を確かめると、そこは予定していた鈴堀山の西尾根ではなく、テレビ塔への管理道路だった。そこで予定を変更してホームページの登山コースは下山時に歩くことにして、そのまま管理道路で登って行くことにした。車道を歩くとあって道の傾斜はごく緩やかで、易しく登って行けた。そして管理道路に入ってから30分でテレビ塔の位置に到着となった。その辺りはテレビ塔山と呼ばれている所で、管理道路はそこまでだった。そこはちょっとした展望地で、北の方向が広く眺められた。またそこから東を見ると、鈴堀山山頂とそのそばに建つ電波塔が見えていた。そこを目標に尾根筋に入ると、手頃な山道を登ることになった。漸く予定していた登山コースに入ったようだった。その尾根道は始めは緩やかだったが、途中からは急坂となり、階段道を登って鈴堀山山頂に近づいた。そして電波塔が目前となる位置まで来たとき、電波塔は山頂でないことが分かった。その手前が一段高くなっており、そちらが山頂だった。簡単に山頂に立てたが、そこは雑木に囲まれている上にヤブっぽさがあり、あまり山頂らしさは感じなかった。その山頂のそばにアンテナが建っており、その辺りは展望があった。また登山コース上でも展望があり、東に金城山が大きく眺められた。次に三角点がある和布山に向かった。大きな電波塔はNTTドコモのもので、そのフェンス沿いを歩いて尾根筋に入ると、それまでの道とは違って一気尾根道ははっきりしなくなった。細々と小径は続いていたものの灌木の小枝が煩わしく、ヤブ尾根歩きと言えそうだった。ただ尾根筋ははっきりしていた。小径を辿って緩やかに下り、少し登り返して和布山山頂に立った。そこに四等三角点(点名・和布)を見るも周囲は雑木が囲んでおり、鈴堀山と同様にマイナー感のある山頂だった。尾根を南に歩くのはそこまでとして、すぐに引き返した。またヤブ尾根を歩いて鈴堀山の電波塔まで戻ると、改めて金城山方向の展望を楽しんだ。更にテレビ塔山まで戻って来ると、そこは休憩するには良い場所でもあったので、幾つかあるベンチの一つに座って昼休憩とした。昼を済ませると、朝に歩く予定だった西尾根コースに入った。入った直後に展望地が現れて、北の方向が一望となった。その展望はこの日一番の展望ではと思えた。その先の尾根歩きはシダの茂る所が一部にあったものの、概ね易しい道だった。どこが登山口なのかと興味を持って下って行くと、最後はコンクリートの階段を下って国道175号線のそばに下り着いた。何とそこは朝に歩いた地下道の出口の位置で、登山道のことを住人に聞いた位置でもあった。ただそこには登山口標識は無かった。登山口に関しては呆気ない結果となったが、快晴の下で鈴堀山を楽しめたと思いながら駐車場へと戻って行った。 (2021/1記) |
<登山日> | 2020年12月5日 | 9:56和布町公民館スタート/10:05管理道路に入る/10:35〜41テレビ塔山/10:54鈴掘山/11:12和布山/11:39〜56テレビ塔山/12:17登山口/12:21エンド。 | |
(天気) | 快晴。管理道路の気温は9℃だったが、鈴堀山の山頂は16℃だった。風は少しあったが、冷たさは少なかった。視界は澄んでいた。 | ||
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