TAJIHM の 兵庫の山めぐり <北播磨 
 
角尾山    つのおさん 343.7m 西脇市
 
1/2.5万地図 : 西脇
 
【2021年1月】 No.3 2021-06(TAJI&HM)
 
    西脇市水尾町より  2021 / 1

 西脇十山のWEBページに入って角尾山を見ると、岡崎町からのコースが示されていた。それに興味を持って向かったのは2021年1月の第二土曜日だった。この日の播州は快晴で、澄んだ青空に雲はほとんど見られなかった。県道34号線を走って角尾山に近づくと、その端正な姿を正面に見るようになった。駐車地点はWEBページでは芳田の里ふれあい館の駐車場が示されていたので、岡崎町に入って高台に建つ芳田の里ふれあい館の前に出たところ、そばの芳田ふれあい広場の駐車場の方が広かったので、そちらに駐車とした。高台から下りる形で集落に入り、その岡崎町の集落を抜けて山裾に近づくと、道は三方に分かれた。そこに標識は無かったが、真ん中の林道を進むと程なくゲートが現れて、そのゲートに「角尾山登山道入口」の標識が付いていた。林道は幅広い道として緩やかな上り坂で続いていた。この日の冷え込みは厳しく、林道の途中で温度計を見ると0℃を指していた。所々で霜が降りていた。林道歩きを13分ほど続けて終点にに着くと、その先は自然と山道を歩くようになった。その山道には「角尾山登山道」の名が付いており、安心して歩いて行った。コースには所々に距離を示す標識が立っており、始めに見た標識では山頂まで1kmだった。その山道は巡視路でもあるのかプラ階段の部分もあった。その通りで登山道に入って10分ほど経ったとき、送電塔(播磨線147番)の前に出た。そこより今少し進んで山頂まで500mとなったとき道は二手に分かれた。左が角尾山コースで、右は引尾山、五峰山に向かえるコースだった。このとき引尾山に立ち寄ってもよいかとの考えが浮かんで、右手のコースに入った。緩やかな上り坂で320mピークのそばを通ると下り坂となった。前方には引尾山が見えていた。そして引尾山コースと五峰山コースとの分岐点まで来たとき、どんどん角尾山の山頂に立つ時間が遅くなることが気になった。快晴のうちに角尾山山頂に立ちたく、やはり角尾山を先に登ることにした。そこで引き返すことになったのだが、320mピークのそばを通っているときその320mピークから角尾山を見たいと思い、登山道を離れて320mピークに立ち寄ってみた。そこは意外と展望があり、期待通りに角尾山を遮るものもなく眺めることが出来た。この日の視界は澄みきっており、角尾山だけでなく背後に千ヶ峰もくっきりと眺められた。あと500m地点に戻って来ると、改めて角尾山に向かった。後は一本道だった。緩やかに下り緩やかに登り返していると、山頂が近づいて急坂となった。ロープの張られている所もあった。そこを登りきって山頂到着となった。角尾山の山頂は岩場になっており視界を妨げる木々はほとんど無いため素晴らしい展望地だった。先ほどの320mピークよりも更に広々とした展望を楽しめた。その大展望に満足してしまったこともあり、山頂で休むうちに引尾山に向かいたい気持ちは消えてしまった。そこで下山はすんなりと岡崎町へと戻った。寄り道することは無かったので、林道終点まで20分で戻ってきた。後は午前と変わらず冷え冷えとした林道歩きを続けて、芳田の里ふれあい館へと戻って行った。
(2021/2記)
<登山日> 2021年1月9日 9:48芳田ふれあい広場駐車場スタート/9:57林道入口ゲート/10:20林道終点/10:31播磨線147番鉄塔/10:37山頂まで500m地点/10:47引尾山コース五峰山コース分岐点/10:56[320m]ピーク/11:12〜44角尾山山頂/11:54山頂まで500m地点/12:05林道終点/12:26林道入口ゲート/12:35エンド
(天気) 快晴。上空に雲を見なかった。気温は林道で0℃、山頂は2℃だった。山頂は陽射しが十分に当たっており、風も弱いとあってさほど寒いとは感じなかった。視界は澄み切っていた。岐路の林道は3℃だった。
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(←)
駐車地点として芳
田の里ふれあい館
に着いたが
 (→)

  そばにあった芳田
  ふれあい広場の駐
  車場に車を止めた

ふれあい館の前か
らは角尾山がすっ
きりと眺められた

集落を抜けた先で
道が三方に分かれ
ると、真ん中の道
を選んだ
振り返ると、高台に建つ「芳田の里ふれあい館」が眺められた 林道を進んで行く 程なくゲートが現れると「角尾山登山道入口」の標識を見た
始めは陽射しを受けて歩いていたが 日陰を歩くようになると気温は0℃まで下がってきた 前方に尾根が見えてきた
林道終点に着いた その先に登山道が始まっていた 「角尾山登山道」の標識を見た 尾根筋を歩くようになった
頂上まで1kmの標識を見た 巻き道に入るとロープが張られていた 鉄階段が現れた
登山道は巡視路でもあるようで、プラ階段を見た 送電塔(播磨線147番)の前に出た そこは山頂まで600m地点だった

(←)
送電塔の位置から
は西の方向に展望
があった

 (→)
  左の写真に移る七
  種山を大きく見る
登山道歩きに戻った あと500m地点に来たとき、引尾山に向かいたくなった 東に向かうと上り坂となって320mピークのそばを通った

(←)
前方が開けて、引
尾山が望めた

 (→)
  引尾山へと緩やか
  に下って行く
引尾山コースと五峰山コースとの分岐点まで来たときまた気が変わって早く角尾山の山頂に立ちたくなった 引き返しているとき、前方に320mピークを見る 320mピークのそばを通っているとき、320mピークから角尾山を見たいと思い、立ち寄ることにした

期待通りに角尾山
をすっきりと眺め
られた
あと500m地点に戻ってきた 前方に角尾山を見る 緩やかな尾根歩きだった
あと200mの標識を見る 急坂が現れると、ロープが張られていた 振り返ると320mピークが望まれた

最後は回り込むよ
うにして山頂に近
づいた

快晴の角尾山山頂
に着いた

山頂を別の角度か
ら眺めた

左の写真に写る三
等三角点(点名・
熊ノ尾)を見る
山頂は素晴らしい展望地だった この日の澄んだ視界と相まって十分に山頂展望を楽しんだ 西から北、北東にかけてを眺める

上の写真に写る笠
形山から千ヶ峰へ
と続く稜線を大き
く見る
上の写真に写る笠形山を大きく見る 上の写真に写る飯森山を大きく見る 上の写真に写る千ヶ峰を大きく見る
原山から鎌倉山へと続く尾根を見る 篠ヶ峰の方向を見る
続けて北から東、南にかけてを眺めた

上の写真に写る西
光寺山から三草山
へと続く山並みを
大きく見る

(←)
黒田庄町の妙見山
の方向を大きく見


 (→)
  天狗山と妙見山の
  並ぶ姿を見る
矢筈山を大きく見る 西光寺山を大きく見る 門柳山を大きく見る
三嶽を大きく見る 三草山を大きく見る 雄岡山と雌岡山の並ぶ姿を見る
続けて南から西、北西にかけてを眺めた
六甲最高峰の方向を見る うっすらと小豆島を見た
足下に野間川の流れを見る 芳田の里ふれあい館も見えていた 北の空は目の覚めるような青い空だった
30分ほどの休憩で下山開始とした ロープの張られた急坂を下る 急坂の先は緩やかな尾根歩きだった
あと500m地点で岡崎町に通じる小径に入った 送電塔の位置まで戻ってきた 鉄階段の位置まで戻ってきた
尾根筋を歩いて行く また「芳田へ下山道」の標識が現れて、それに従った 林道終点位置に戻ってきた
後は林道歩きだった 昼となって林道は陽射しを受けることが多かった ゲートの位置に戻ってきた
岡崎町の集落へと近づいた 芳田の里ふれあい館に向かって歩いた 芳田の里ふれあい館のそばから改めて角尾山を眺めた