TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨
 
南谷山    みなみたにやま 356.9m 佐用町
 
1/2.5万地図 : 土万
 
【2015年9月】 2015-90(TAJI&HM)
 
   佐用町萩原より  2015 / 9

 「佐用ハイキング」に紹介されている南谷山を登ろうと向かったのは、2015年9月の最終土曜日だった。天気予報の通りに雲の広がる空で、青空は少なかった。国道179号線を走って旧三日月町に入ると右手に三方里山を見ることになり、その先で卯ノ山峠を越えると千種川だった。その千種川に架かる太田井橋を渡ると右岸の県道53号線に入った。県道を北上し横畑集落を過ぎた先で再び千種川を渡った。そこは殿崎集落で、車道を真っ直ぐ東に進むと、殿崎倶楽部が現れた。ガイドブックでは殿崎公民館と書かれていたが、同じ建物ではと思われた。車は殿崎倶楽部のそばに止めて、その裏手の細い道を北へと歩いた。数件の民家を抜けて行くと、広い道に合流した。その道なりに東に向かうと害獣避けゲートが現れて、その先は林道だった。ゲートを抜けたまでは良かったが、その先で大間違いをしてしまった。ガイドブックの略図は尾根筋をはっきり描いていなかったため、ゲートを過ぎた先で赤テープの見えた右手の方向に入ってしまった。沢を渡った先も赤テープが続いており、何の疑問も持たずに斜面の小径を登った。その小径がすぐに不確かになってしまったが、尾根に出ればと適当に登った。ところが尾根に出ても小径は見えなかったため、ここで少し疑問に思えてきた。それでも尾根を登り続けたところ、程なく小さな鳥居が現れた。ここで一休みして、漸く地形図を眺めてみると、神社マークの付いた尾根が殿村集落のそばに見えて、現在地が確認出来た。ところがこの尾根の先に南谷山は無く、一つ北の尾根が南谷山の尾根だった。全くの勘違いで隣の尾根を登ってしまったようだった。ただ地形図を見ると、この尾根でもぐるりと回れば南谷山へ向かえるので、そのまま歩いて行くことにした。むしろ周回で南谷山を歩けるので、この方が登山として楽しめるのではと思った。ところで鳥居に着いて、南の方向からはっきりとした小径が来ているのを見た。その小径がどこから始まっているのか興味が湧いたので、一度その小径を下って麓に下りることにした。少し下ると水道設備があり、その先はヤブっぽい所もあったが道ははっきりしていた。麓が近づいて害獣避けゲートが現れ、その先でもう一度ゲートが現れた。そこまで来ると殿崎集落は目前で、殿崎倶楽部も見えていた。駐車地点から東に歩いておれば、鳥居まですんなりと来られたようだった。鳥居まで戻って来ると、その先は参道と呼べようなはっきりとした道で、すぐに小ぶりな神社が現れた。神社の名は天一神社で、そこへも南側から参道が来ていた。尾根歩きを続けようと神社の裏手に回ってみると、神社から先には尾根道は無かった。そこで適当に歩き易い所を選びながら進むことにした。尾根自体は緩やかなものの、倒木や雑木ヤブがあって歩き易いとは言えなかった。尾根は自然林だったり人工林だったりと変わるも展望は全く無く、けっこうマイナー感の強い尾根だった。その尾根の向きが少し南東方向となった先で、送電塔(播磨西線46番)が現れた。そこも展望は無かったが、既に12時半になっていたので、その位置で昼休憩とした。手短に休憩を終えて、改めて南谷山を目指した。送電塔の位置からは北へと向かうことになった。そちらは巡視路があって、漸く気楽に歩けるようになった。小さなピークを越しながら進んでいると、左手前方に送電塔の立つピークが望めた。それが南谷山のようだった。その南谷山へは左手に分かれた小径を登ることになった。そこに来て「佐用ハイキング」で紹介されている登山コースに入れたようだった。周囲は雑木林で、少し登ると平らな山頂の一角に出た。そして送電塔(播磨西線47番)が現れた。三角点はそこからごく僅かな距離だった。山頂は三角点を中心に開けているものの周囲は自然林が囲んでおり、ここも展望の無いピークだった。それでも北の方向に木々のばらけた所があり、そこに北の風景が少し覗いていた。見えていたのは後山で、手前には日名倉山が重なって見えていた。それを見た後は三角点のそばで休憩とした。そこは程良い木陰になっており、涼しげな風が渡っていた。その涼しさに誘われるようにして暫し昼寝を楽しんだ。山頂で40分ばかり過ごすと、後は尾根道を西へと下って行く。前方にこんもりとしたピークが見えて来ると、それが徳久城址だった。手前まで来ると段々の地形が現れた。堀切も見られて、十分に城跡であることを示していた。そのピークも休憩に適した所に思えたが、展望は無かった。その展望に関しては、更に下ってもう麓が近くなったときに現れた。その辺りは伐採が行われたのか樹木は疎らで、西から北西にかけてが広く眺められた。但し低い位置とあって、向かいの尾根をただ眺める感じだったので、周囲の山並みを見渡せる訳では無かった。その先は少し急な下り坂となり、植林地に入ると程なく林道に下り着いた。その位置からはゲートがごく近い位置に見えていた。これで南山を周回で歩けた訳だが、感想としては天一神社の尾根が整備されて今少し北の展望があれば、手頃なハイキングコースとしてお薦め出来るのにと思ったものだった。
(2015/10記)(2020/9改訂)
<登山日> 2015年9月26日 10:38殿崎倶楽部前スタート/10:42害獣避けゲート/11:11天一神社の鳥居/11:22殿崎倶楽部に近いゲートまで下りて来る/11:41〜45天一神社/12:32〜55播磨西線46番鉄塔で昼食/13:21播磨西線47番鉄塔/13:24〜14:04南谷山/14:28徳久城跡/14:41展望地/14:53林道に下り着く/15:00エンド。
(天気) 朝の空は雲が広がっていたものの、青空も少しは見えていた。尾根の気温は24℃で、湿っぽい空気感だった。山頂に着いた頃は、ほぼ曇り空になっていた。気温は変わらず24℃だった。朝の湿っぽさは薄れており、弱いながらも涼しい風があって、過ごし易かった。視界は澄んでいた。
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殿崎倶楽部のそばから歩き始めた 殿崎倶楽部の裏手の道を北へと向かった 集落を抜けて別の道に合流すると、林道に向かった
林道に入ると害獣避けゲートが現れた ゲートを抜けたまでは良かったが 勘違いして右手の尾根に向かってしまった
赤テープを頼りに斜面に取り付いたが、すぐに
小径は不確かになってしまった
適当に登って尾根筋に出たが、そこにも小径は無
かった そのため尾根も適当に登ることになった
鳥居が現れた ここで漸く地図を開いたのだが、尾根
を間違えて一つ南の尾根を登っていることに気付いた
はっきりとした山道が鳥居まで来ていた ここ
で予定を変更して、この山道を起点から歩くこ
とにした
鳥居にパートナーを残して山道を麓へと下って
みた 10分ほど下ると、殿崎集落が見えてき
二つ目のゲートまで下りて来ると、その先に殿
崎倶楽部を見た ここから改めてハイキング開
始とした
逆戻りの形で山道を歩いた 尾根に出た後は大
回りで南谷山に向かう考えだった
もう一つのゲートを通った くの字に折れて、尾根の方向へと向かった
笹がはびこる所を通った コンクリート舗装の道に合流した その先に建っていたのは簡易水道設備だった
パートナーが待つ鳥居に戻ってきた 鳥居から先もはっきりとした道が続いた 現れたのは天一神社だった
天一神社にも参道と呼べそうな道が来ていた 天一神社を参道側から眺めた 尾根歩きを続けるも、神社から先に道は無かった
始めは歩き易い所を選んで適当に歩けたが 次第に尾根は雑木ヤブの様相になってきた 木立を通して北向かいの尾根を眺める
易しく歩ける所が現れた 穏やかに歩けていたが また雑木ヤブとなった 更に倒木が行く手を塞いだ
向かう方向が東から南東に変わった 少し前方が明るくなってきた 送電塔(播磨西線47番)が現れた ここで昼
食とする
休むうちに、上空に雲が増えてきた 昼食後は町境尾根を北へと向かった 巡視路を
歩くことになった
緩やかな尾根歩きだった 始めに植林地が現れ
るも長くは無かった 
巡視路を歩くとあって、一気に歩き易くなった 小さなピークを幾つか越えた 歩いているとシメジの仲間を見かけた
一度、東の樹林が切れて、東向かいの尾根が現れた 町境尾根を離れて南谷山へと無かった これはコテングタケかも知れない
ハイキングコースに入ったようで、標識が現れ
山頂の一端に出ると送電塔(播磨西線47番)
が現れた
 山頂はもう目と鼻の先だった

 南谷山の山頂に着い
 た 開けているもの
 の、展望はほとんど
 無かった

     山頂の四等三角点
     (点名・間村)を
     見る

 樹林に囲まれた
 山頂だったが北
 の方向に僅かだ
 が展望があった

    そこに覗いてい
    たのは後山の尾
    根だった
南谷山での休憩を終えて、尾根歩きを開始する 前方に見えたのは徳久城山のようだった その城山との鞍部へと下って行く
枝をいっぱい広げたヒノキを見る 徳久城山へは緩やかな登りだった 城山が間近になると堀切が現れた
城山に着いた 徳久城跡の標識が付いていた 雰囲気は良かったが、展望は無かった すぐに尾根歩きを続けた 南西へと下って行く
城跡らしく西斜面は段々の地形になっていた 木立は疎らで、易しい下りだった 前方が明るくなってきた

 伐採地なのか展望
 地が現れた 足下
 に千種川を見る

    南の方向に赤十
    字山が眺められ
    た
上の写真の右に続く風景を見る その山上には佐用ゴルフ場が広がっているはずだった 左の写真の右部を今少し良く見る
展望地を離れる 麓との標高差は100mも無
かった
すぐに足下に林道が見えてきた 林道に下り着くと、ゲートまでは僅かな距離だ
った
朝に通った害獣避けゲートに戻ってきた 殿崎集落に向かった 殿崎集落に入ると、駐車地点は近かった