TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨
 
置塩山   (城山) 370m 姫路市
 おきしおやま
1/2.5万地図 : 前之庄
 
【2013年10月】 No.5 2013-79(TAJI&HM)
 
    夢前町山冨より  2013 / 10

 置塩城跡のある城山、別称として置塩山とも呼ばれるが、登山口から城跡のある山頂までけっこうしっかりと歩くことになり、近場で短時間で汗をかきたいときは、候補の一つとなる山である。2013年10月最初の日曜日も、その考えで訪れた。前日は雨、この日も午前は所用があって出かけられなかった。ようやく午後に入って体が空いたので、短時間で汗をかきたいと思った。そこで置塩山を登ろうとの考えが浮かんだものである。夢前川のそばにある登山口に着いたのは13時半のこと。空は快晴で絶好の登山日和と言いたいところだが、10月にしては気温の高い、しかも蒸し暑さのある日だった。登山道を登り始めると、最初は薄暗い樹林の中を登るのだが、そこでけっこうヤブ蚊に刺されてしまった。それを振り払うようにして歩いた。登山道はつづら道になっており、特に傾斜はきつくないのだが、緩くもないため、すぐに汗をかきながら登ることになった。土がもろくて滑り易い所があり、また石のゴロゴロとした所もあって、足下に注意しながら登った。登山道には丁石が置かれており、すぐに十丁となるもその先も丁石は続いて、十七丁まで来てようやく城跡のある山頂の一角に出た。その城跡はこの数年で特に整備された様子は無く、以前と変わらぬ佇まいだった。山頂の本丸跡も同様で、ブルーシートの残骸や土嚢が見られて、少し雑然とした様は以前と変わっていなかった。その山頂に着いたときは大汗になっていたのだが、山頂には涼しい風が吹いていた。その涼しさはやはり秋と言えるもので、快いばかりだった。展望は南こそ少しあったが、北の方向は灌木や雑草が相変わらず視界を妨げていた。以前から思っていることだが、少し手入れをするだけでぐんと安らげる雰囲気となり、展望も楽しめるのにと少し残念に思った。それでも展望については木に登ればまずまず得られたので、不満ということは無かった。山頂で過ごしたのは30分ほど。十分に汗も鎮まったので下山とした。この下山でも薄暗い谷筋で蚊に刺されてしまった。10月に入ってもヤブ蚊が襲ってくるとは、どうも確実に年々温暖化が進んでいるのは間違いないようだった。
(2013/11記)(2020/7改訂)
<登山日> 2013年10月6日 13:33登山口スタート/13:52十丁目/14:15〜42山頂/15:06九丁目/15:20エンド。
(天気) 晴れ。青空に白い雲が点々と浮かんでいた。蒸し暑さがあり、けっこう汗をかきながらの登りだった。山頂の気温は26℃で、涼しい風があって過ごし易かった。視界は澄んでいた。
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置塩城跡登山口に入る 登山道に入ると季節柄ヒガンバナが咲いていた 「置塩城登山道」の標識を見る
登山道には丁石が置かれていた 五丁目を過ぎる 登山道にはシバグリがよく落ちていた
登山道はしっかりと登る感があって良かった 後方に氷室山を見ることがあった 氷室山を大きく見る
十丁目を過ぎる 十二丁目を過ぎて、炭焼窯跡を見る 十四丁目を過ぎる
十七丁目を過ぎて城跡の領域に入った 丁石は十八丁まであった 茶室跡を見る

 「置塩城跡案内図」が立
 っていた

    城跡を散策しながら山
    頂に向かった 二の丸
    跡を見る
城跡散策を続ける 山頂へは登山道に下りて、登山道を歩いた 山頂が間近になった
先にパートナーが山頂に立った 山頂(本丸跡)は相変わらずブルーシートが目について、あまり変わっていない印象だった

 山頂からの展望は
 南の方向が良かっ
 た

   瀬戸に浮かぶ島を
   眺める
 

 山頂に立って北西か
 ら北にかけてを見る

   明神山を大きく見
   る
 

 北東方向には七種
 山が望まれた

   七種山と薬師峰を
   大きく見る

 上の写真の右手を
 見る

   笠形山を大きく見
   る

 上の写真の白岩山
 の方向を大きく見
 る

 東は谷山が見えるは
 ずだったが、木立が
 視界を妨げていた
パートナーが山頂の木の下で休んでいる 下山は往路を引き返した 城跡に立ち寄りながらの下山だった
木漏れ日を受ける登山道を下って行った 登山口が見えてきた 登山口に戻ってきた