TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
置塩山  (城山) 370m 姫路市
 おきしおやま
1/2.5万地図 : 前之庄
 
【2017年4月】 No.6 2017-43(TAJI&HM)
 
    夢前町宮置より  2017 / 4

 山頂に城跡を持つ山は桜の花が似合うが、2017年4月はその山頂の桜を見ようと出かけた。志方城山、白旗山と登り、最後に向かったのが置塩山だった。4月16日のことで、里のソメイヨシノは散り始めていた。
 登山口の前は夢前川の河川敷広場だったが、まだ桜の花は多く残っており、花見の準備が始まっていた。その広場に立つと気温は20℃以上ありそうで、これは暑い登山になると思ったのだが、いざ登山道に入ると以外と涼しく、けっこう良い感じで登って行けた。登山道には丁石が置かれており、登る目安になっていた。休まず登って行くと、城跡の入口で十八丁目だった。この日は特に城跡散策はせず、山頂の本丸跡へと休まず向かった。山頂に立つと、そこに目立っていたのは二本の山桜で、少し散り始めてはいたものの、まだまだたわわに花を付けており目を楽しませてくれた。また北の展望を妨げていた木が少し伐られたようで、七種山塊がすっきりと眺められた。但しうっすらとした視界のために遠方の雪彦山はほとんど見えなかった。南の方も瀬戸の島は春霞の中だった。山頂に立ったのはまだ10時とあって、休憩はしたものの昼食をとるには早過ぎるため、ただのんびりと休んで過ごした。そして下山に移ると城跡巡りはせず、往路をすんなりと戻った。一時間半ほどのミニハイキングだった。
 ところで登山口には新しく置塩城跡の案内板が立てられていたが、それを見ると置塩城跡(おじおじょうあと)とルビが付いていた。一帯の地名は置塩(おきしお)と呼ばれているのでその違いにちょっと戸惑ったが、姫路市のホームページで紹介されてる夢前三山ではルビが付いていないので、ここは地名を優先して「おきしお」で呼ぶことにした。
(2017/5記)(2018/7写真改訂)
<登山日> 2017年4月16日 9:28登山口スタート/9:43十丁目/10:06〜24山頂(本丸跡)/10:45九丁目/10:58エンド。
(天気) 快晴。淡い空に雲は少なかった。山頂の気温は17℃。風はほとんど無かったが、空気が爽やかだった。視界はうっすらとしていた。
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登山口そばの河川敷公園では桜が満開だった いつもの通り、置塩城跡登山口から歩き始めた 案内板を見ると「おじおじょう」とルビが付いていた
前回登山では無かった害獣避けフェンスが作られていた 城跡まで十八丁と書かれた標柱が立っていた 以前と変わらぬ佇まいを見せる登山道を登って行く
丁石は一丁ごとにあり、これは二丁目だった 四丁目の標石を見る 六丁目標石のそばを通る
八丁目の標石を見る コバノミツバツツジの花を見るようになった 鮮やかに咲くコバノミツバツツジを見る
十丁目の標石を見る 十ニ丁目の標石を見る 炭焼窯跡の前を通った
十四丁目の標石のそばを通る 十六丁目の標石を見る 十七丁目まで来ると、城跡はすぐ先だった

置塩城跡に入った
ようで左手に向か
えば「南曲輪群」
があるようだった

十八丁標目の標石
が現れた これが
最後の標石だった

茶室跡のそばを通
った

案内板を見て本丸
跡に早く近づける
コースを歩くこと
にした
石垣のそばを通った 本丸跡へと向かって行く 樹林の中を良い感じで歩けた
ここは「二の丸北曲輪群」とあった 前方で一段高く見えているのが山頂となる本丸跡だった 二の丸跡を離れて山頂へと近づく

山頂が間近になっ




山頂の本丸跡に着
いた 山頂の山桜
は満開だった
まだブルーシートが散乱していた 山頂は灌木類が伐られたのか、北の方向はすっきりとしていた
新たにパノラマ案内板が置かれていたが、麓の風景に対する案内だった 左の写真に写る七種山の尾根を大きく見る うっすらとした視界だった

上の写真に写る明
神山を大きく見る

南の方向も展望が
あったが、こちら
もうっすらとして
いた

右上の写真の中心
辺りを大きく見る

瀬戸の海は見えな
かった



上の写真の左手に
は氷室山が少し見
えていた
東を見ると、木々に少し遮られながらも谷山が望めた 山頂の山桜を眺める もう一本の山桜も満開だった
桜の花を少し大きく見る 山頂では新緑が萌え始めていた 折れた標柱が桜の木に立てかけられていた
山頂で20分ほど休むと、往路を引き返した 城跡を離れて登山道に入った 下山中に南の方向を眺められるときがあった
六丁目の位置まで下りてきた 爽やかな空気感の中を下って行けた 害獣避けゲートを過ぎれば登山口だった