TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
置塩山  (城山) 370m 姫路市
 おきしおやま
1/2.5万地図 : 前之庄
 
【2018年7月】 No.7 2018-99(TAJI)
 
    夢前町宮置より  2018 / 7

 置塩山の背後で一段高いのは谷山で、置塩山とはさほど離れていないので、置塩山の山頂に立った後は久々に谷山まで歩こうと向かったのは2018年の7月に入ったばかりの日だった。梅雨の最中とあって湿度は高く雲は多かったが、この日は雨の心配は無さそうだった。コースはいつもの通り夢前川そばの登山口から登ろうと、登山口前の駐車スペースに車を止めた。この置塩山も害獣被害が増えたのか、登山口の先に害獣避けフェンスが作られており、そのゲートを抜けることになった。このコースには丁目の標石があり、山上の置塩城跡跡入口が十八丁となるが、一丁の間隔として200mは無く、その半分ではと思えた。そのためすぐに二丁、三丁の標石が現れた。そして四丁標石の位置を過ぎたとき、今歩く登山道とは別に直進方向に山道があることを示す標識が現れた。いつも城山登山道ばかり歩いていたので、変化を持たそうと山道を登ることにした。それは小さな谷筋に沿うコースで、けっこう斜面の傾斜はきつく、しっかり踏ん張って登ることになった。そのためたちまち大汗となった。ほぼ真っ直ぐ登ると再び城山登山道に合流することになり、そこに炭焼窯跡を見た。近くの標石は十二丁だった。後はすんなりと登山道を登って置塩城跡の広がる山上に出た。往路では伝二の丸跡、伝三の丸跡に寄り道することは無く、山頂となる伝本丸跡を真っ直ぐ目指した。そして山頂に着いたときは、登山口に入ってから40分が経っていた。いつもより多少時間がかかったのは、途中の山道が歩き難かったことによるものと思われた。山頂は城跡らしく広く平らになっている。そこからは北に向かって展望があるのだが。今は雑草としてタケニグサが繁茂しており、かなり視界を塞いでいた。それでも明神山、七種山の姿は眺められた。南の方向も狭い展望ながらうっすらと瀬戸の海を見た。東の方向は樹木の生長により視界がかなり遮られていたため、谷山の姿はほぼ見えなくなっていた。その谷山へと向かう予定をしていたのだが、蒸し暑さと途中の山道歩きでけっこう足を使っており、その気持ちは消えていた。そうなると置塩山の山頂に立ったことで良しとして、後は城跡散策を少々楽しむと、城山登山道ですんなりと下山した。
(2018/7記)
<登山日> 2018年7月1日 9:16登山口スタート/9:22四丁目で山道に入る/9:38炭焼窯跡/9:41十三丁/9:57〜10:17山頂/10:47十丁/11:01登山口エンド。
(天気) 晴れながら雲の多い空で、薄雲の広がる所も見られた。山頂の気温は27℃、湿度は80%あり蒸し暑かった。風は湿っぽいながらも涼しかった。視界はうっすらとしていた。
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登山口前の駐車スペースより登山口を眺めた いつもの通り、置塩城跡登山口へと入って行った 始めに害獣避けフェンスのゲートを抜けた
登山道には「置塩城登山道」の名が付いていた 一丁ごとに丁石があり、二丁標石の前を通った 四丁標石の先で登山道が分かれた
置塩山登山道を離れて山道コースを登ることにした 山道コースは直進方向だった 急坂登りとなって、しっかり登ることになった
次第にコースがはっきりしなくなったので、歩き易そうな所を選んで登った 真っ直ぐ登ると置城山登山道に合流した そこは炭焼窯跡の前だった 近くに見えていたのは十三丁標石だった

南曲輪群の標識
が現れた 置塩
城跡に入ったよ
うだった


十八丁標石の前に
着いた これが最
後の標石だった
案内図の前に出ると登山道は二手に分かれた 早く山頂に着こうと右手の道を進んだ 山頂が間近になった
山頂(伝本丸跡)に着いて、その佇まいを眺める 折れた城跡の標柱は横たえられていた

南の方向を眺め
た パノラマ写
真が置かれてい
たが、特に山名
は無かった


夢前川を囲む山並
みが眺められた

瀬戸の海も眺め
られたが、ごく
うっすらとして
いた

北はこの一年です
っかり雑草が茂っ
てしまっていた
雑草はほぼタケニグサだった 北側のパノラマ写真はすっかり雑草に囲まれていた パノラマ写真の前に立てば北側の展望が得られた

明神山を大きく
見る 樹木の生
長で年々見え方
は悪くなってい


七種山の方向を少
し大きく見る

北東方向には笠
形山がうっすら
見えていた

青葉の茂る季節と
あって、谷山はほ
ぼ隠れていた
山頂で20分ほど休むと、山頂を離れた 往路のコースには入らず城跡の方向へと歩いた 平らになっている所に立つが、そこに名称は無かった
ここは伝二の丸跡だった アズキナシのそばを通る 案内図の位置に戻ってきた
下山を始めて十七丁標石の前を通った 十丁まで下りてきた 九丁を過ぎた先で南の方向に展望が現れた
山道コースの分岐点まで下りてきた ゲートを抜ければ登山口だった 登山口に立って西向かいの倉掛山を見る