TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
置塩山  (城山) 370m No.8 姫路市
 おきしおやま
谷山    たにやま 439.7m No.5
 
1/2.5万地図 : 前之庄
 
【2020年5月】 2020-90(TAJI&HM)
 
    夢前町置本より  2020 / 5

 置塩山を登りたくなったが置塩山だけでは物足りなさがあるので、その先で一段高い谷山まで歩くことにした。向かったのは2020年5月の下旬、好天の日だった。置塩城跡の登山口に着くと、その前の広い駐車場に車を止めた。登山口の佇まいは以前のままだったが、変わっていたのは置塩城跡のパンフレットが置かれていたことで、姫路市としては置塩城跡の知名度をアップさせたいようだった。その登山口から置塩山までは何度か登っているので、そこまでのハイキングの様子は、下の写真帳をご覧いただきたい。本丸跡となる置塩山山頂までは43分だった。登山道の一部は以前と比べて手直しされており、山頂も雑草が刈られたようで、北の展望が良くなっている印象を受けた。その山頂で休んでいたのは20分ほど。次に谷山を目指して置塩山の東斜面に入った。山道を見なかったためヤブっぽい斜面を適当に下ると、すぐに目印テープを見るようになった。後は目印テープを追うと、自然と尾根道を歩くようになった。展望の無い尾根歩きで北東へと向かって行くと、途中ではっきりとした尾根に合流して、そこからは東へと真っ直ぐ谷山山頂に向かった。登山道は荒れてはいなかったが、いかにもマイナー感のある山道で、そこはアンテナ線の経路でもあるのか、足下にケーブルを見た。やや急坂を登ってピークに出ると、そこに残骸となった共同アンテナを見た。その小ピークは谷山山頂の一つ手前のピークで、谷山まではごく緩やかな尾根歩きだった。緩やかに下り緩やかに登り返して谷山山頂に着いた。そこもすっかり樹林に囲まれており、展望は皆無だった。東側は植林地が広がっていた。何となくただ三角点を確認するために来ただけの感じだった。小休止を済ませると、歩いて来た道を引き返した。そして再び置塩山の山頂に立ち、その後は城跡の散策も楽しんで登山口へと戻って行った。置塩山だけでは歩き足りないので谷山まで歩いたことは正解と言えたが、やはり登山として楽しいのは置塩山までで、谷山への登山は面白みとしては少なかったように思われた。
(2020/7記)
<登山日> 2020年5月23日 10:08置塩城跡登山口スタート/10:26十丁目/10:45二の丸北曲輪群/10:51〜11:09置塩山(伝本丸跡)/11:15鞍部/11:40〜12:03谷山/12:43〜51置塩山/13:14十丁目/13:29登山口エンド。
(天気) スタート時は快晴だったが、徐々に雲は増えてきた。谷山の山頂に立つ頃には空の半分以上まで雲が広がっていた。谷山山頂の気温は19℃で、風はほとんど無し。置塩山に戻って来ると涼しい風を受けた。展望は置塩山にあり、視界はまずまず良かった。下山中に雲は減って、また快晴の空となった。
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登山口前の広い駐車場に車を止めてスタートした 登山口には以前は無かったパンフレットが置かれていた すぐに害獣避けゲートを抜ける
置塩城登山道に入った 樹林に囲まれての登りだった 登山道には丁石が置かれており、これは四丁だった
山道コースが分岐するも、そのまま登山道を進んだ 木漏れ日を見上げた 六丁目の前を通った
周囲の緑が濃く、展望の無い登りが続いたが 八丁目を過ぎて背後に展望が現れた 氷室山を大きく見る
十丁目を過ぎる 登山道の一部は補修されていた 十二丁目を過ぎる
十二丁目の先で炭焼窯跡を見た 十五丁目を過ぎる 十七丁目を過ぎると、城跡のエリアだった

(←)
南曲輪群の標識が
現れた

  (→)
  その南曲輪群の方向
  を眺めた
十八丁は最後の丁石だった 置塩城跡の案内図が現れた 北へと真っ直ぐ歩くと、石垣のそばを通った
伝三の丸跡のそばを通って行く 左手に見えたのは伝台所跡だった コースを離れて二の丸北曲輪群に立ち寄った
二の丸北曲輪群を離れて登山コースへと戻った 山頂への道は、途中は平坦な道になっていた 山頂となる伝本丸跡へと登って行く
山頂に着いた 茂っていた雑草が刈られており、すっきりしている印象を受けた
本丸跡を示す標柱が木に立てかけられていた 谷山の方向は相変わらず木が茂っていた すっきりしていたのは北の方向だった

おかげで北の方向
が広く眺められた
七種山と薬師峰の並ぶ姿を見る 白岩山を大きく見る 笠形山を大きく見る

(←)
七種山の左手に雪
彦の尾根を見た

 (→)
  更に左手を見ると
  明神山が望めた

南の方向も眺め
られたが、見え
る範囲は以前よ
りも狭まってい

左の写真に写る書
写山を大きく見る
上の写真に写る籾取山の辺りを大きく見る 次は谷山に向かうことにしたが、谷山への小径が分か
らず適当に東斜面に入った
すぐに赤テープを見るようになり、それに従った
尾根筋を歩くようになった 鞍部辺りを歩く 向かうのは北東方向だった 上り坂になると道がはっきりしなくなったので、テー
プを追った
谷山の北西尾根に出た その北西尾根に入ったとき、ちらりと明神山を見た 谷山への尾根は緩やかだった
谷山の手前のピークに着くと、そこに共同アンテナの
残骸を見た
山頂までは150mほどの距離で、ほぼ平坦な道だっ
途中に岩場を見た

(←)
谷山の山頂に着いた
以前と変わらず展望の
無い山頂だった

   (→)
   山頂の二等三角点(点
   名・谷山)を見る

谷山には東側から
も道があり、そち
らを眺めた そち
らは植林地だった

谷山での休憩を終
えると、歩いてき
た道を引き返した

北西尾根を下って
行く
まだモチツツジが咲いていた 北西尾根はアンテナ線の経路でもあった 下っていると、明神山をはっきり見た
雪彦の尾根も見た こちらは往路では見なかった景色
だった
左手に見えたのは置塩山だった 北西尾根を下り過ぎ
ていることに気付いた
見落としていた分岐点に戻ってきた
置塩山へと繋がる尾根を歩いて行く 大きな岩のそばを通って置塩山の山頂に近づいた 置塩山の山頂に戻ってきた
山頂の東に広がる林を見る 置塩山山頂を離れて登山道を下って行く
城跡に入ると、伝三の丸跡を訪れた 案内板の位置まで戻ってきた 伝茶室跡にも立ち寄った
置塩城登山道を下って行く 十丁目まで下りてきた 下る途中に夢前川流域を見る
エゴノキの花を見た 四丁目まで下りてきた ゲートに戻ってきた 登山口が見えていた