TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
置塩山  (城山) 370m 姫路市
 おきしおやま
1/2.5万地図 : 前之庄
 
【2022年7月】 No.9 2022-86(TAJI&HM)
 
    夢前町宮置より  2022 / 7

 2022年7月17日は朝から良く晴れた空だったが、午前は用事があって山には出かけられず、午後に入って向かったのが置塩山だった。着いたのは13時40分のこと。最初に害獣避けゲートを通過するが、そのゲートに「石垣調査中」の注意書きを見た。山上の置塩城跡では石垣が調査されているようだった。午後の登山とあってゆっくり登ることを心がけて進んだが、晴れている上に蒸し暑さはひとしおで、心がけなくてもゆっくりとしか登れなかった。丁目の標石を追うようにして登って行く。気になったのは登山道の歩き難さで、以前よりも荒れてきているように思われた。十八丁まで来ると、コースは城跡内を通るコースと城跡の縁を通る迂回コースとに分かれるが、調査が行われていることでもあり迂回コースで山頂を目指した。山頂に着くと夏の季節とあってか雑草が茂っていた。そのため北の展望は少なくなっていた。南の方向も木々の生長で同様だった。その展望のことよりも、山頂には涼しい風が絶えず吹いていたことがうれしかった。晴れれていた空も曇り空に変わっており、おかげで過ごし易い山頂だった。平らな所にビニールシートを敷いて横になると、暫し風の涼しさを楽しんだ。山頂で30分ほど休むと、忠実に往路を辿っての下山とした。この下山では往路で感じた登山道の歩き難さを、いっそう感じた。そのこともあってか、易しい山と思っていた置塩山も夏に登ると意外と厳しい山のようだった。ところで下山を終えてのことだが、足下を見ると靴に山ヒルが一匹付いていた。あわててズボンをめくると、きっちり一匹が血を吸っていた。パートナーも同様だった。考えるに沢沿いで被害に遭ったようだが、どうやら置塩山は山ヒルが棲息する山になったようだった。
(2022/7記)
<登山日> 2022年7月17日 13:42登山口スタート/14:06炭焼窯跡/14:16十八丁/14:27〜15:03山頂/15:13十八丁/15:43登山口エンド。
(天気) スタート時は晴れていたが、山頂に着いた頃より急速に曇り空となった。山頂の気温は26℃。かなりの蒸し暑さだったが、涼しい風があって過ごし易かった。視界は少しうっすらしている程度だった。
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置塩城跡の登山口
を眺めた

登山口の左手は以
前は畑だったが、
今は雑草で覆われ
ていた
登山口に入った すぐに害獣避けフェンスのゲートを抜けることになった 石垣は現在調査中のようだった
ゲートの先で、城跡まで十八丁の標柱を見た 登山道は始めは沢筋に沿っていた 二丁の標石を見る
沢杉を離れてはっきりと上り坂となった 蒸し暑さの中、陽射しを受けることもあってゆっくりとしか登って行けなかった 以前は見なかった木目調の標識を所々で見た これは近くに休憩ポイントがあることを示していた

(←)
標識で示されてい
た休憩ポイントを
見る

 (→)
  休憩ポイントの近
  くからは、南の方
  向に展望があった
十丁まで登ってきた 炭焼窯跡の前を通った 十五丁まで登ってきた
置塩城跡の入口となる十八丁まで登ってきた 「18丁から本丸までまだまだあります」の標識を見る 十八丁の標石の先に「置塩城跡案内図」を見た
石垣調査中を考慮して、城跡の縁を歩いて本丸跡に向かった 石垣調査中を示すカラーコーンが置かれている所があった 山頂となる本丸跡が間近になった
山頂を眺めた 山頂に着いた頃より急速に曇り空に変わってきた

以前は展望の良か
った南の方向は、
木々の生長で見え
る範囲が狭まって
いた

その南の方向を眺
めた
北の方向も雑草が茂って、展望は悪くなっていた パノラマ写真のそばに立って北の方向を眺めた
パノラマ写真のそばから山頂の中央方向を眺めた その中央に戻って「本丸跡」の標柱を見る 上空はすっかり曇り空だった
下山は忠実に往路を辿ることにした 案内図の立つ位置まで戻ってきた 淡々と登山道を下ったが
この下山では、登山道の歩き難さが少々気になった 五丁まで戻ってきた 登山口に戻ってきた