TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
置塩山  (城山) 370m 姫路市
 おきしおやま
1/2.5万地図 : 前之庄
 
【2022年7月】 No.10 2023-97(TAJI&HM)
 
    「古知之庄」バス停より  2023 / 5

 山上に置塩城跡が広がる置塩山は片道おおよそ40分のコースとあって短時間で山頂に立てる山の一つだが、急坂は無いものの易しく登ると言う感じではなく、いわゆるマイペースでしっかり登る山として認識している。その置塩山を認識通りにしっかり登ろうと向かったのは2023年5月の下旬こと。登山口前の駐車場に着くと何台もの車が止まっていたので登山者のものかと始めは思ったのだが、結果としては登山道で会う人は無く山頂も無人だった。どうやら登山口の近くで行われている工事の関係者のものと思えた。何度も訪れている置塩山であり、登ることに集中したいこともあって、往路も復路もカメラはほぼザックに納めて歩いた。この日は涼しかったこともあって、往路39分、復路39分とほぼ同じタイムだった。山頂は以前のままの佇まいを見せていたが、木々の生長で山頂展望は更に狭まっていた。やはり人の手が入らないと展望は得られないようだった。その山頂は以前から北側部分は雑草地になっているのだが、その雑草がタケニグサからイタチハギにほぼ入れ替わっていた。どちらも鹿の嫌う植物と思えたが、植物同士でも強弱があるようだった。この日は山頂で10分少々過ごすと、他の城跡には立ち寄らずに下山とした。
(2023/6記)
<登山日> 2023年5月26日 13:28登山口スタート/13:58十八丁/14:07〜21山頂/14:31十八丁/15:00登山口エンド。
(天気) 晴れとも曇りとも言えそうな空で、雲が空の八割方まで広がっていた。山頂の気温は22℃。風がやや強く吹いており、涼しさは十分だった。視界はまずまず良かった。
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登山口前の駐車場に車を止めて、登山口に入った 以前は無かったトイレの標識を見た 近くの櫃蔵神社を指していた 一時は無くなっていた置塩城跡のパンフレットが追加されていた
害獣避けフェンスのゲートを抜ける 登山道に入ると、カメラをザックに入れて登ることに集中した 途中、十二丁を過ぎた位置で炭焼窯跡が現れると、そこだけはカメラに収めた
城跡に入って十八丁が現れると、カメラを取り出した 二の丸跡が近づいたとき、その手前に案内図を見た 二の丸跡には入らず、巻き道を歩いて山頂に向かった
修復工事に入ったのか、コンクリートブロックを見た 巻き道歩きを続ける 山頂が目前になった

山頂に着いた

やや強い風があり
涼しい山頂だった
山頂に「置塩山城 本丸跡」の標石を見る 別の標識も立っていた 南の方向は、更に展望が悪くなっていた

北の方向は相変わ
らず雑草が茂って
いた その雑草を
かき分けて展望の
ある位置まで進ん


北の方向も展望は
狭まっていた

そうびろ山も木々
の隙間から見るこ
とになった

同じく明神山も
木々の隙間からだ
った
雑草地は以前はタケニグサだったが、今はほぼイタチハギに替わっていた 雑草地の中から山頂中央部を眺めた 山頂での休憩を終えると、歩いて来た道を引き返した
また巻き道を歩いた 上方を見上げると、鬱蒼としていた 案内板まで戻ると、またカメラをザックに収めた
九丁の先で展望が現れたので、カメラを取り出した 南に見えていたのは氷室山だった 三丁まで下りてきた
入口ゲートが見えてきた 登山口に戻ってきた 駐車場の一角に「全国山城サミット」の石碑を見る