TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
置塩山  (城山) 370m 姫路市
 おきしおやま
1/2.5万地図 : 前之庄
 
【2024年11月】 No.11 2024-203(TAJI&HM)
 
    宮置橋の近くより  2024 / 11

 置塩山は山上に置塩城跡が広がっているのだが、直近は城跡エリアの縁を歩く近道コースで山頂に立っていた。そこで久々に城跡を巡ってから山頂に立つことにした。向かったのは2024年11月の第三火曜日のこと。この日の朝は晩秋らしく冷え込んでおり、登山口に着いたときは昼を回っていたのだが、まだ肌寒さを感じた。この日は履き慣らしのために重登山靴を履いたため、ごくゆっくりと登山道を登った。その登山道は、三丁目を過ぎた辺りで通行止めになっていた。倒木があるようで迂回路が作られていた。迂回路に入るも、その迂回部分は僅かな距離だった。後は淡々と登山道を登って行く。十七丁目を過ぎると城跡エリアとなり、城跡の案内板が現れた。その位置で右手を進めば近道コースで、直進すれば城跡の中心部に向かえることになる。そこを直進した。幾つか土塁があり、伝三の丸跡、台所跡、伝二の丸跡とそれぞれの平坦地を散策して城跡の雰囲気を味わった。近道コースと合流すると、その先が山頂となる伝本丸跡だった。伝本丸跡は以前のままの佇まいと思っていたのだが違っていた。山頂の北側部分は雑草地になっていたのだが、その雑草がきれいに刈られていた。そのため見た目は以前よりもずっと広い広場になっていた。おかげで北の視界は良くなっており、七種山系がすっきりと眺められた。南の方向も幾分良くなっているように思われた。そちらは光る瀬戸の海が眺められた。ただこの日は秋に入って一番寒いと思えるほどで、陽射しの消えているときは10℃まで下がっていた。そのためさらっと展望を楽しむと、長居はせず下山に移った。下山は城跡の縁を歩く近道コースで城跡の入口に向かった。登山道に入ると、後は道なりだった。その登山道で通行禁止の位置まで下りると、その通行禁止帯に入った。通行禁止部分の距離は数十メートルほどで、注意書きに書かれていた倒木は既に無くなっていた。おかげで以前のままにスムーズに歩いて通行禁止部分を通り抜けた。登山口に戻ってきたときは15時前だったので、2時間ほどのミニハイキングだった
(2024/12記)
<登山日> 2024年11月19日 12:57登山口スタート/13:34案内板/13:45伝二の丸跡/13:53〜14:15山頂/14:23案内板/14:55登山口エンド。
(天気) 晴れ。雲の多い空だった。山頂の気温は10℃。冷たい風を受けた。視界は良かったが、北の空は雲が広がっていた。視界は澄んでいた。
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駐車地点から登山口を眺めた 登山口に入った 害獣避けゲートを通る 城跡入口まで十八丁だった
いつもの通り登山道を歩くはずだったが 途中で通行止めが現れた 標識に従って迂回コースを歩いた
すぐに正規コースに戻ってきた すぐに現れたのが五丁目だった 八合目辺りで展望が現れると、氷室山が望めた
丸太の階段部分もあった 概ね緩やかな道を歩いて行く 十一丁目を過ぎる 十五丁目を過ぎる

十六丁目を過ぎた

十七丁目まで来る
と、城跡のエリア
に入ったようで、
南曲輪群への道が
右手に分かれた
その右手に見えていたのは茶室跡だった 十八丁目の標石を見る 「本丸までまだまだあります」の案内書きを見た

城跡の案内図の前
で、山道は二手に
分かれた 

直進すると石垣の
前に出た
そのまま歩いて行けば、山頂(伝本丸跡)だった 散策する感じで歩いて行く 周囲は土塁の風景だった

(←)
伝三の丸跡を散策し


   (→)
   散策するうちに陽
   射しを受けるよう
   になった

二の丸北曲輪群を
散策する

伝二の丸跡も散策
した
伝二の丸跡を離れて伝本丸跡に向かった 石垣は修復が終わったのか、三角コーンは無かった 伝本丸跡に近づいた

伝本丸跡(山頂)
に着いた

北側にあった草ヤ
ブは無くなってい


(←)
北側にあった草
ヤブは跡形もな
く刈られていた

 (→)
  おかげで北側はす
  っきりとした展望
  を得られた
右上の写真の左手、北西方向を見る 鉾立山から黒滝にかけてを大きく見る
明神山を大きく見る 南の方向を眺めた 南の方向も少し展望があった

瀬戸の海が眺めら
れた

書写山を眺めた
上の写真に写る男鹿島を大きく見る 上の写真に写る天下台山を少し大きく見る
山頂で20分ほど過ごすと、下山に移った 近道コースで城跡の入口に向かった 案内板の位置に戻ってきた

(←)
登山道に入る前に
伝茶室跡を訪れた

  (→)
   登山道に入った
炭焼窯跡を見る 九丁目まで下りてきた 下山では通行止めの区間を歩いてみることにした
倒木は既に無く、スムーズに歩けた ゲートが見えてきた 登山口に戻ってきた