◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <中播磨編> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
書写山 (刀出コース・行者堂コース) | 371m | 姫路市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
しょしゃざん | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 姫路北部 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2014年6月】 No.10 | 2014-56(TAJI&HM) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
夢前川(東夢前台四丁目辺り)より 2014 / 6 |
書写山の登山コースの中でまだ登っていなかった鯰尾(ねんび)坂コースを登ろうと考えたとき、刀出坂コースと組み合わせることにしたただ鯰尾坂コースの登山口を知らないため、往路は刀出坂コースを登る考えで向かったのは2014年6月のことだった。4年ぶりの刀出坂だったが、登山口の様子が少し変わっていた。市営住宅跡地はフェンスで囲われており、車で登山口に近づくことは出来なかった。そのフェンス囲いの南側に新たに登山者用駐車場が作られていたので、車はそこに止めた。まずは登山口へと向かうのだが、フェンスに沿って北へと歩くと、鍵がかけられた車道の扉の隣に登山者用の扉が付いており、心配することもなく登山口に向かえることになった。その後のハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたいが、登山口から40分ほどで圓教寺境内の中心部、食堂の前に着いた。境内を暫し散策した後、山頂に立つと、山頂の様子が少し変わっていた。山頂の北側の部分には配水池が建っているが、その前の広場が「十地坊跡地」と名付けられて、黒田官兵衛が置塩城を眺めた所とされていた。そのために東側の木が切られて展望が広がっていた。置塩山だけでなく七種山から明神山にかけての尾根が、うっすらとした視界の中に見えていた。さて下山はいよいよ鯰尾坂コースだったが、この日は鯰尾坂を中途半端に歩いてしまった。鯰尾坂の起点は刀出坂と同じく開山堂のそばからで、標識が立っていたので迷わず入って行けた。緩やかな道として続き、起点から十数分歩いたとき、コースは二手に分かれた。左手が鯰尾坂コースで、真っ直ぐに尾根道を進めば350mピークがあり、その先に地図には三角点記号が描かれていた。書写山の三角点に興味があって、ここで鯰尾坂コースと分かれて尾根コースを進むことにした。350mピークの先は緩やかな下り坂で、三角点は登山道から少し離れた位置に置かれていた。周囲をすっかり木々に囲まれて展望は無かったものの、、そこで昼休憩とした。休憩後も尾根道を辿ると、行者堂の標識が現れた。標識に従い尾根を離れて右手の斜面を下ると、程なく行者堂の前に出た。ここで引き返すつもりだったが、登山道は更に続いていたのでそのまま下って行くと、谷の位置で道は消えてしまった。そこから鯰尾坂へ引き返そうとしたとき、沢沿いに細々と小径らしきものが付いているのを見た。その頃には鯰尾坂まで戻ることを少し面倒に思えていたので、この日はその小径を下って行くことにした。道を歩くと言うよりも単に沢筋を下ると言った方が正しかったが、ロープが張られておりコースの形態はあった。そのロープがずっと続いた。とにかくロープに掴まって下るのみで、足下を滑らさないようにと細心の注意を払った。下り着いた所は旧夢前町の町境で、着いた位置には特に標識は無かった。そこには東西に続く峠道があり、峠の東側に下りていたので、まずは峠を越さなければならなかった。緩やかな峠道を登って行く。峠の地点は地図を見ると、標高は173mだった。更に西へと歩いて行くと堰堤が現れて、その先で林道に合流した。そこにも目印は無かったので、このコースは一般的では無さそうだった。林道の先は夢前町の新在家集落で、集落に入る手前で左手に見えたのは書写アウトドアパークだった。集落の車道を歩いて県道411号線に出ると、後は県道をひたすら歩いて刀出まで戻ることになるのだが、県道に出たとき、近くにスーパー(マックスバリュー菅生店)が見えたので、そこに入って水分を補給した。そして県道を歩き始めたところ、すぐにバス停が現れた。それは神姫バスの新在家バス停で、何気なく時刻表を見ると数分待つだけでバスの来ることが分かった。これは大助かりとバスを待つことにした。バスは時刻通りに来て、二駅先の刀出バス停まで3分の所要時間だった。後は駐車場まで数分を残すのみだった。 この日のコースだけでなく、六角コースにしろ東坂コース、西坂コースもバス路線が近いので、書写山を登るときはバス便を組み合わせれば、車利用でもけっこうバラエティにとんだコース設定が出来そうだとの思いを強く持った。 (2014/6記)(2020/10改訂) |
<登山日> | 2014年6月21日 | 10:20刀出駐車場スタート/10:25刀出登山口/11:01護法堂拝殿のそばに着く/12:00まで圓教寺散策(この間に山頂に立つ)/12:13尾根コース分岐点/12:22〜42三角点ピーク/12:50〜13:14行者堂/13:40峠道に出る/14:05林道に出る/14:15県道411号線に出る/14:32新在家バス停でバスに乗車する/14:42エンド。 | |
(天気) | ガス雲がすっかり空を覆っていた。刀出坂の気温は22℃ほど。湿気をたっぷり含んだ空気だった。圓教寺境内の気温は21℃で、着いたときは蒸し暑いと感じたが、ほのかな風を受けて、次第に涼しく感じるようになった。視界はうっすらとしていた。 | ||
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