TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
書写山 (刀出コース) 371m 姫路市
 しょしゃざん
1/2.5万地図 : 姫路北部
 
【2023年11月】 No.24 2023-204(TAJI&HM)
 
    蒲田橋より  2023 / 11

 2023年11月も前年に続いて紅葉の書写山を楽しむことにした。向かったのは第三日曜日のことで、午後に入って出かけた。この日は「もみじまつり」となっており駐車場に空きスペースが有るかが心配だったが、予想通りに刀出の登山者駐車場は満車で、入りきれなかった車が道路にも多く止められていた。それでも13時を回っていたため下山を終えた人も出始めており、入れ替わるようにして車を止めることが出来た。早く山上に出たく、近道となる旧刀出道を始めに登った。メインコースに合流すると、多くの下山者とすれ違うようになった。少し早足気味に歩いたため、何度か先を歩く人を追い抜くこともあった。食堂の前に着いたのは登山口ゲートの位置から27分だったので、いつもより5分ほど早く着いていた。三之堂の広場にはほぼ敷地いっぱいにベンチが置かれており、大勢の観光客で賑わっていた。インバウンドの人が多いようで、日本人ぽく見えても、話す言葉は外国語だった。肝心の紅葉はと言うと、どうも良くなかった。いつもは鮮やかな紅葉で目を楽しませてくれる金剛堂の辺りは赤の鮮やかさが少なく、茶枯れたようになっていたり、青葉のものも見かけた。珍しく金剛堂が内部公開されており、それを眺めてから摩尼殿へと向かった。摩尼殿はいっそうの賑わいだった。はづき茶屋も賑わっており、こちらもはづき茶屋で甘酒を楽しんだ。その摩尼殿での一休みを終えると、おもむろに山頂へと向かった。登山道に入ったため一気にひっそりとなり、出会う人は無くなった。山頂での唯一の展望は十地坊跡地からだが、木々の生長で更に見える範囲は狭まっていた。少時展望を楽しむと、後は三之堂へと戻り奥之院に立ち寄った。奥之院を後にして圓教寺散策を終えると、帰路の刀出坂はゆっくりとした足取りで歩いた。
(2023/12記)
<登山日> 2023年11月19日 13:10刀出登山者用駐車場スタート/13:46三之堂に着く/圓教寺境内散策(14:24山頂)/14:44奥之院を離れる/15:19駐車場エンド。
(天気) 晴れ。山頂の気温は12℃で、風はほとんど無し。視界は白っぽい感じになっていたが、悪くは無かった。
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この日の駐車場は満杯で、車道にまで車が止められていた 暖かい秋だったことによるものか、ムクノキはまだまだ葉を残していた この日は「もみじまつり」があり、案内の看板が登山口ゲートに置かれていた
   登山口に入るとその先からはいつもの刀出坂
  コースを歩くことになるので、カメラをザック
  に納めて歩くことに専念した。
志納所の前に着いて、カメラを取り出した 食堂へと近づいた
三之堂の広場は、敷地いっぱいにベンチが置かれており、大勢の観光客で賑わっていた 紅葉を楽しもうと金剛堂の方向へと歩いた 紅葉が見られるようになったが、幾分くすんでいた 概ねこのような感じで、まだ青い葉や赤茶けた葉が多く見られた
探せば鮮やかさのある紅葉も見られた その少ないきれいな紅葉を楽しんだ 金剛堂は内部が特別公開されていた
内部を覗くと古びた天井絵が眺められた 次に魔尼殿に向かった 道中の紅葉を見る
魔尼殿の前も大賑わいだった 魔尼殿を見上げた 黄葉したイチョウを見上げた
魔尼殿のそばに出て、辺りの紅葉を眺めた 魔尼殿を離れて、山頂に通じる山道に入った 白山権現が見えてきた
白山権現のそばが書写山の山頂だった 山頂で唯一の展望地である十字坊跡地に立った また展望は狭まっていた
七種山塊を少し大きく見る 七種山の左手後方に雪彦の尾根を見た

(←)
七種山塊をすっき
りと眺めた

 (→)
  立つ位置を変えて
  雪彦山を眺めると
  その手前に明神山
  を見た
三之堂へと向かった 下り坂の途中にある古い建物を見ると、そこの紅葉は赤く無かった 三之堂の広場に近づいた 坂の入口の紅葉は赤かった その紅葉を間近で眺めた
大講堂を正面に見る位置で一休みとした 最後に奥之院に立ち寄った 奥之院の石段を下って刀出坂に近づいた
   刀出坂に入ると往路と同様に、カメラをザック
  に納めて歩くことに専念した。
登山口ゲートに戻ってきた 駐車場の車はかなり減っていた