TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
氷室山    ひむろやま 371.7m 宍粟市
点名・大谷 295.3m
 
 
1/2.5万地図 : 姫路北部
 
【2003年7月】 No.2 2003-56(TAJI&HM)
 
    書写山の山上駅展望台より  2003 / 4

 3年後の2003年7月後半に再訪した。もう梅雨が明けても良さそうなのにまだ明けず、なぜか週末になると一段とどんよりとした空になることが続いていた。その日もどんよりとした空で、蒸し暑さもひとしおであった。今回はコースを変えて夢前町須加院からの旧広嶺道で訪れた。鍵ノ谷川沿いの小径を進むと溜め池に出たが、歩き易さのままに池の左岸を進んでしまった。小径はどんどん細って獣道になってしまい、その時になって漸く地図を確かめた。方向は西に向かっており、はっきり間違えたと知ったが、そのまま小径が続くので有れば、そちらの方が山頂に近いとそのまま登ることにした。灌木の小枝をかき分けながら漸く尾根に出た。そこは暮坂峠から氷室山へと続く尾根だったが、まだ山頂とは100m以上の標高差があった。蒸し暑さの募る中、雑草や小枝をかき分けながらの登りを続けたが、それでも尾根道はあったので気分的には楽だった。そして二度目の山頂に達する。印象は思っていたほど展望は良くないと言うこと。雑木や雑草が育ったこともあったが、遠方がガスに隠されていたことにもよると思えた。ただ山頂は適度な広さがあって、梅雨時の登山でほてった体を、暫し休ませることが出来た。ところで、この氷室山を以前は「アドガ岳」と呼んでいたが、今回山頂に立つと「氷室山」と山名標識が付けられていた。この名の方がこの山に相応しいと思えたため、氷室山で呼ばせていただいた。
(2003/7記)(2006/2改訂)(2020/9写真改訂)
<登山日> 2003年7月20日 7:58スタート/8:24尾根着/8:54〜9:17氷室山/11:11〜35点名・大谷/12:30エンド。
(天気) 梅雨空。視界は悪かった。
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山頂に着いて三等
三角点(点名・狼
谷)を見る

山頂から北の方向
を眺める 前回よ
り雑木が育ったの
か、目線の下は雑
木に隠されてしま
った

(←)
山頂から東の方向
を眺めると、遠方
の山々は梅雨雲の
中に消えていた

 (→)
  畑山を大きく見る
上の写真の右手となる南の方向を見る そちらの眺めも育ってしまった雑木によって、以前ほどの展望は無くなっ
ていた
須加院側の麓にある溜め池を見る 旧広峰道は東側か
ら始まっていた