金仙寺湖の湖岸近くに立つのが丸山と畑山で、金仙寺橋のそばに立つと、二つの山の並ぶ姿が眺められる。この二山に向かったのは2016年12月のクリスマスイブの日で、朝の空は雲は多いものの晴れと呼べる空だった。姫路から山陽道、中国道と走って西宮北ICで降りると、後は国道176号線、県道82号線と走って金仙寺湖に近づいた。その金仙寺湖畔で丸山を眺めた後、丸山へと近づき、南側登山口に近い路肩に駐車とした。この日の予定は先に丸山を南側登山口からピストンで登り、その後は湖岸道路を歩いて畑山に向かい、畑山を西からの尾根で登ることにしていた。丸山の南側からのコースは参道なのか、赤い鳥居を潜って登山道に入った。その後も赤い鳥居が点々とあり丁石も見た。丸山は麓と山頂との標高差は100mでしかなく、しかも登山道はごく緩やかとあって、ごく気楽に登れた。やはり地元の人の散歩コースになっているようで、下山してくるお年寄りと何度かすれ違った。登山道からは展望もあり、少し木立が目障りなものの、金仙寺湖や裏六甲の山並みが望めた。そして11分で山頂到着となった。山頂には丸山稲荷神社が建っており、一段低い所が広場のようになっていた。その広場からは木々を通して畑山が眺められる程度で、展望が良いとは言えなかった。少時の休憩を済ませると、すぐに下山とした。すんなりと歩いてきた登山道を戻ったが、麓が近くなったとき金仙寺湖に近づける小径に入り、金仙寺の観音堂の前を通って金仙寺湖の湖岸道路に出た。その車道を歩いて畑山に向かおうとしたところ、フェンスに阻まれてしまった。そしてそこに見たのは立入禁止の標識だった。どうやら湖岸道路は金仙寺湖の水質保全のためか関係者以外は立ち入り出来ないようだった。そうなると湖岸道路を歩くのは諦めて、駐車地点へと戻って行った。
(2017/1記)(2020/5改訂) |