TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨
 
虚田    おそだやま 378.4m
浅瀬山 (大の山) 321m
 あさせやま
1/2.5万地図 : 上月 佐用町
 
【2015年5月】 2015-49(TAJI&HM)
 
   佐用町見土呂より  2015 / 5

 JR姫路駅で電車待ちをする間に駅ビルの本屋に立ち寄ったところ、「佐用ハイキング」を目にした。2015年5月22日のことだった。出版されたばかりのようで、そのページを開いたところ、まだ登っていなかった佐用の山が幾つか紹介されていた。その中で興味を持ったのが虚田山で、珍しい山名であることと、浅瀬山との組み合わせで手頃なハイキングが楽しめそうに思えて、一気に登りたい気持ちが起きてきた。そこで二日後の24日に早速向かった次第だった。
 この日は晴れの予想だったが、佐用の空は雲が広がっていた。但し雲の色は薄く、そのうちに薄れそうな雲だった。国道373号線を北上すると、左手に笹ヶ丘公園が見えてきた。その笹ヶ丘公園への道に入り、笹ヶ丘ドームの前の駐車場に駐車とした。10時前になっていたが、車は他に一台となっているだけで、その車で来たと思われる親子が近くで遊んでいた。まずは浅瀬山を目指す。その浅瀬山までの道は園内の案内図に描かれており、浅瀬山の名では無く、展望台の名で山頂の位置を示していた。その案内図に従ってコテージに通じる階段を登ると、遊歩道に合流した。後は案内標識に従って遊歩道を歩いて行くだけだった。遊歩道は一カ所階段になっていたが、後はつづら折れの緩い傾斜道で続いていた。緑の美しい季節とあって、遊歩道の周囲の木々が淡い緑色で染まっており、絶好の森林浴で歩いて行けた。30分も歩けば浅瀬山の山稜に出た。山頂は東西に長くなっており、ごく緩やかな道で山頂に近づいた。山頂は浅瀬山城跡とのことで広く平らに開けており、展望台も建っていた。その城跡は南から西にかけてこそ木々が視界を遮っていたが、その他の方向はすっきりと開けていた。そのため展望台に上がらずとも展望が楽しめた。北になだらかな姿を見せているのは大撫山で、北東向かいは高倉山だった。それら佐用の山だけでなく、遠くは那岐山に後山、三室山、黒尾山と、千メートル峰も望めた。城跡としての風情もあり、けっこう落ち着ける所だった。一息入れた後、次に向かう虚田山はどの山かと地図を見ながら探すと、南西の方向にあって手前の尾根に隠れ気味ながら、山頂をちらりと覗かせていた。その虚田山へ続く尾根に入ろうとしたところ、はっきりとした道が見えなかった。そこで尾根の方向へと適当にタケニグサに分け入ると、堀切のような地形が現れて、その先にはっきりとした尾根が見えた。尾根には小径があり、無難に歩けることになった。ただ道の雰囲気としては浅瀬山までの遊歩道と比べると、一気にマイナーなものだった。足下に小枝が多くあったり、灌木を避けたりと、小径を歩くと言うよりも、単に尾根を歩いているだけのような所もあった。ごく緩やかな尾根で、尾根なりに歩いていると北西に向かい出した。地図を見ると南西へと向かうべきが正解だったので、そちらに方向を修正した。後は尾根なりに歩いて行くと南に向かうようになり、尾根の傾斜が増して一つのピークに着いた。そこは広く伐採されており、南への展望も開けていた。地図で位置を確認すると、虚田山の東隣となる360mピークだった。切り株に座って一息入れた。その頃には空の雲は薄れており、陽射しが伐採地にあふれていた。そこからは虚田山へと緩く下り、そして緩く上り返した。360mピークからの距離は僅かとあって、10分も歩けば虚田山のピークに着いた。そこも360mピークと同様に広く伐採されて開けていた。但し、周囲を樹林がすっかり囲んでおり、展望は全く無かった。伐採地は陽射しが当たって暑かったため、樹林のそばの木陰で昼休憩とした。浅瀬山はハイキングとして楽しめる山だったが、虚田山は単にピークハントで立つ山だと思えた。「佐用ハイキング」では虚田山からは南へと下って作業道に下り、後は林道歩きから山裾の車道を歩きへと移って笹ヶ丘公園に戻るコース設定になっていたが、陽射しの中を車道を歩いて戻りたくなかった。そこで単調な行動となるが、往路を引き返して浅瀬山経由で笹ヶ丘公園に戻ることにした。その帰路の間にも天気は良くなり、浅瀬山に戻ってきたときは、きれいな青空が見られる空になっていた。おかげで同じ風景を眺めても、新たな気持ちで眺められた。笹ヶ丘公園に戻ってくると、朝とは違って賑わっていた。休日を公園で過ごそうと何組ものファミリーが来ており、子供の歓声が響いていた。
(2015/5記)(2020/10改訂) 
<登山日> 2015年5月24日 9:55笹ヶ丘公園駐車場スタート/10:26〜54浅瀬山/11:19〜28[360m]ピーク/11:38〜55虚田山/12:33〜42浅瀬山/13:09エンド。
(天気) 始めは雲の広がる空だったが、次第に薄曇り、薄晴れとなり、陽射しも現れてきた。山上の気温は22℃、風はほとんど無し。視界はまずまず良かった。再度、浅瀬山の山頂に立った頃は、良く晴れた空に変わっていた。
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笹ヶ丘公園に着くと、、笹ヶ丘ドームの前の駐
車場に駐車した
案内図があり、山頂までの道が示されていた
但し山頂は浅瀬山では無く、展望台とされていた
トイレの右手に階段があり、そこが登山口と言
えそうだった
階段を登って行く 林道に出て、コテージの前を歩いた 遊歩道を進む 周囲の新緑が美しかった
遊歩道はつづら道で続いた 植林地を右手に見る 遊歩道は一部で丸太の階段になっていた
緑が美しい中をずっと登っていけると思ってい
たが
タケニグサが生えた荒れた所もあった また植林地も通った
頂上の一端に近づいた 頂上部の東端に出て、山頂を目指す 浅瀬山の山頂が近づいた

 浅瀬山山頂は広
 く開けており、
 展望台が建って
 いた

  展望台に立たず
  とも、展望が楽
  しめた
北から東にかけてを眺める うっすらとした視界ながら比較的遠くまで見えていた 左の写真に写る赤十字山を大きく見る
上の写真に写る高倉山を大きく見る 上の写真に写る大撫山を大きく見る 大撫山の山頂に建つ天文台を見る
北西から北にかけてを眺める 左の写真に写る佐用町の後山を大きく見る
展望台に上がって南西から西にかけてを眺める 虚田山は木立に隠れていた 北の方向には上月三差路の辺りが眺められた
一休みを終えて虚田山に向かう 道が見えなかっ
たため、方向を定めてタケニグサに分け入った
少し下ると、城跡らしく堀切と思える地形が現
れた その先にはっきりとした尾根を見る
堀切の近くで咲いていたのはガマズミのようだ
った
尾根ははっきりしており、無難に歩いて行けた モチツツジの花はまだ残っていた 緩やかな尾根が続く
倒木を避けたりと、けっこう歩き難い所が現れた 展望が現れて、足下に上月工業団地を見る ときおり陽射しが現れるようになった
また歩き易くなった 次第に尾根の傾斜が増してきた 360mピークが間近になった
360mピークに着いた 一帯の木は伐採されて開けていた 南に展望があって、船岩との中間にある尾根が眺められた
伐採された枝が放置されていた 近くで咲いていたのはウツギだった ウツギの花を大きく見る
次に西に向かった そちらが虚田山だった 新緑の中を歩いて行く 虚田山が近づいてきた

 虚田山の山頂も
 広く伐採されて
 開けていた

 山頂の三等三角
 点(点名・高畑)
 を見る
周囲は樹林が取り囲んでおり、展望は無かった 陽射しを避けて樹林のそばで昼休憩とした 下山は往路を引き返すことにした
360mピークへと登る 360mピークはさ
っと通過した
360mピークを過ぎて左手に虚田山の山頂
見る
また緩やかな尾根歩きだった
堀切を登って浅瀬山に近づく タケニグサを分けて、浅瀬山の山頂に出た この日、二度目の浅瀬山だった
先ほど立っていた虚田山を見る 午前より遠方の視界が良くなっていた 那岐連山を眺める

 兵庫側の尾根も幾分
 はっきり見えるよう
 になっていた
東向かいの山並みが午前と違って明るく眺められた 浅瀬山での一休みを終えて、笹ヶ丘公園へと下山を開始する
紫の小さな花を咲かせていたのはセンダンと思
えた
始めに尾根を東へと歩く 下山の遊歩道は陽射しを受けて明るかった
遊歩道からは大撫山が眺められた 植林地に来ると、飯野山が同じ高さで眺められた すっかり明るい林道だった

 陽射しを受けていっ
 そうの美しさとなっ
 た新緑を愛でた

    笹ヶ丘公園に戻っ
    てきたときは、す
    っかり快晴だった