TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編
 
大倉山    おおくらやま 384.9m 姫路市・福崎町
 
1/2.5万地図 : 前之庄
 
【2016年9月】 No.4 2016-91(TAJI)
 
    春日山より(背後は明神山)  2016 / 9

 旧香寺町と福崎町の境に位置する大倉山は、これまで北側からのコースで登っていたが、点の記を見ると西麓側となる香寺町久畑からの尾根を登っていた。そのコースは大倉山への最短コースに思え、しかも「山道を30分」と書かれていたので登山道もありそうだった。何となく気軽に登れそうに思えて、久々に登ろうと向かったのは2016年9月のことだった。天気予報では曇りときどき晴れとなっていたのだが、上空は薄黒い雲が広がっており青空は見られなかった。車は久畑集落内の大歳神社の境内に駐車とした。そこより集落内を抜けて山裾に近づくと、何となく山に向かえそうな道が現れたので、それを歩いた。すぐに尾根に向かっての階段道が現れて、それを辿って行くと程なく尾根筋に出た。尾根を害獣除けフェンスが横切っていたが、ゲートがありそれを抜けて尾根を進んだ。期待した尾根道は無く、適当に尾根を歩くことになった。尾根は緩やかでシダが現れるも軽いヤブコギ程度で歩けた。それは良かったのだが、けっこう蜘蛛の巣があり、それを払い除けながら歩くのは少々難儀だった。また山は手入れされていないようで、倒木が多くあってそれも面倒だった。蒸し暑さで休み休み登ったこともあり、歩度は全く上がらなかった。シダは現れたり消えたりで、登ることに関しては特に難しくもなく山頂に近づいた。そしてゲートの位置から50分足らずで山頂到着となった。山頂は少し開けているものの展望は少なく、南東方向に志方城山を見る程度だった。山頂では蒸し暑さでまいった体を回復すべく、暫く寝ころんで過ごした。その大倉山からの下山は往路を戻る気は無く、北へと尾根道を歩いた。800mほど歩いて小さなピークに着くと、そこからは適当に西斜面を下った。歩き易い所を探しながら下るのだが、けっこう急斜面の所もあって慎重に下った。そして下り着いた所は奥池のそばだった。奥池には農道が通じており、後は農道を歩いて久畑集落へと近づいた。
(2016/9記)
<登山日> 2016年9月15日 12:03大歳神社スタート/12:10害獣除けゲート/12:56〜13:53山頂/14:25尾根を離れる/14:39奥池/15:00エンド。
(天気) 薄黒い雲が空を覆っていた。山頂の気温は24℃で、風はほとんど無かった。視界は澄んでいた。
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久畑集落に入ると、大歳神社の境内に駐車した 集落を抜けて東に向かうと、大倉山が見えてきた 小橋を渡ると、用水路沿いの道を北へと歩いた
少し進むと、山の方向に向かう道が分かれた その山道を辿ると、途中から階段の道となった 尾根に着くと、ゲートを開けて中に入った
尾根道は無く、適当に歩くことになった シダが現れたが、歩く妨げにはならなかった 尾根としては易しかったが、蜘蛛の巣が多かった
ずっと蜘蛛の巣を払いながら歩いた 倒木も多かった 岩場が現れて、少し巻くようにして歩いた
季節柄キノコが多く、ベニイグチをよく見た シダが増えてきた 山頂が間近になった
山頂に着いた 前回よりも木が茂っており、展望は悪くなっていた 南東方向が少し望めた
山頂の三等三角点(点名・大倉山)を見る 右上の写真に写る山並みを少し大きく見る
善防山の方向を大きく見る 志方城山の方向を大きく見る

 畑山の方向を大きく
 見る


   志方城山を大きく
   見る

 山頂を北側から
 眺めた

 下山は北尾根を
 下ることにした

 まずは方向を定
 めて下った
少し下ると尾根を辿れるようになった 前方が明るくなった 展望が現れて、北に見えていたのは薬師峰だった

 木々の隙間から
 だったが、西に
 明神山も望まれ
 た

 少し下ると、薬師
 峰が先ほどよりも
 良く見えた
タケニグサの茂る所を通った 倒木を越えて行く 概ね歩き易い尾根だった
300mピークに着いて、西の斜面に入った 植林地の急斜面を下るようになった 沢筋に下りてきた

 目の前に現れたのは
 奥池だった


   奥池のそばを歩いて
   行く
   
車道に出て南へと向かった 次に現れたには口池だった ゲートを抜ける
前方に久畑集落が見えてきた 大歳神社への近道に入った 東に見えていたのは大倉山だった