TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
的場    まとばさん 394.1m たつの市
 
1/2.5万地図 : 龍野
 
【2018年1月】 No.7 2018-04(TAJI)
 
    たつの市揖保町中臣より  2018 / 1

 たつの市の市街地にごく近い的場山への登山道としては、両見坂からのコース、龍野公園からのコース、そして山頂まで続く管理道路を歩くコースの三つぐらいかと思っていたところ、南側からも南東側からも登山道があるとの情報を得た。そのまだ歩いていないコースで登ろうと、2018年の正月休暇最終日となる1月4日に向かった。一つの道は管理道路の途中からとなっていたので、駐車地点はNTT管理道路の入口前にある駐車場とした。そして管理道路歩きからスタートした。前回も管理道路を歩いており、そのとき途中で天祇神社に寄り道していたが、その天祇神社から山頂への小径があるようだった。この日は前回と違って晴れの天気で、管理道路からはときおり麓の風景が眺められた。その道路沿いで今回気付いたのはミツマタの木が所々にあることだった。そのミツマタが蕾を膨らませていた。神社への小径が分かれる地点までは20分ほど。管理道路を離れて小径を登って行くと、数分で小さな社に着いた。それが天祇神社で、神社の前には鳥居があり、その手前より別の小径が分かれていた。それを歩けば山頂に出られるようだった。小径は尾根上に付いており、ごく緩やかな道だった。始めに展望が広がったが、途中からはずっと樹林の中を歩いたので、他のコースと比べると少し展望は悪いように思えた。それでも急坂が現れることもなく、気楽な気持ちで登って行けた。その気楽なままに山頂に近づいた。どのような形で山頂に着くのかと思っていると、山頂まで通じている管理道路から山頂手前で分かれる舗装路に合流した。その合流部では小径は道路より一段低くなっていたため、少し分かり難くなっていた。合流部から数十メートル歩いて山頂到着となった。麓では快晴だった空も、その頃には雲が増えて陽射しが遮られることが多くなっていた。それでもまだまだ晴れと呼べる空だったので、十分に山頂からの展望を楽しんだ。そしてもう一つの登山道で下山することにした。そちらの小径は登ってきた天祇神社コースの道が舗装路に合流する位置の少し手前から分かれていた道で、始めは緩やかな雑木林の斜面を南南東へと歩いた。下るうちに小さな沢に沿うようになったが、沢は枯れていた。それでも次第に水を見るようになった。麓が近づくと堰堤のそばを通り、最後はどこに下り着くのかと思っていると、すくね茶屋のそばを通って白鷺山公園の近くに出てきた。後は龍野公園へと通じている車道を反対方向の南へと歩くと、5分ほどで駐車地点に戻って来た。
(2018/1記)(2018/8写真改定)
<登山日> 2018年1月4日 11:47NTT管理道路の入口駐車場よりスタート/12:08管理道路を離れる/12:14天祇神社/12:40〜56山頂/13:27すくね茶屋/13:33エンド。
(天気) 晴れと言えるも雲の多い空だった。山頂の気温は9℃で、冷たさのある風を受けた。視界は澄んでいた。
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駐車場を後にしてNTTの管理道路に向かった 案内板のそばを通るが、その先に民家が一軒あった このゲートの先からがNTTの管理道路だった
落ち葉が道の脇に積もっていた 竹林のそばを通った 前回とは違って、快晴の下で管理道路を歩いた
道路のそばでベンチが落ち葉に埋もれていた 前方に見えたのは山頂から南西に延びる尾根だった 山頂に建つ電波塔が見えることがあった
何度かミツマタの木を見た 蕾を膨らませていた 20分ほど歩いたとき、天祇神社への小径が現れた 石碑を見ると、参道の長さは100mだった
神社への道は、いかにも里山の道と言った風情だった 緩やかな道のまま神社に近づいた 天祇神社の鳥居が現れた
鳥居の先に建っていた天祇神社はごく小さな社だった 鳥居のそばから尾根に向かう小径が始まっていた すぐに尾根を歩くようになった

 後方に展望が広がっ
 て瀬戸内海まで一望
 だった

(←)
 上の写真に写る
 男鹿島を大きく
 見る

  (→)
  御津山脈を大き
  く見る
樹林帯に入ると、展望は無くなった 緩やかな道のままずっと続いた 道そばで大きな石が重なっていた 古墳の跡だろうか
相生市街の方向が望まれるときがあった 山頂に近づいて、道路が見えてきた その道路にはブロックの階段を登って上がった
真上に山頂に建つ電波塔が見えていた 合流した道路は、管理道路から派生した道だった 管理道路に出ると、山頂まで僅かな距離だった

(←)
電波塔の隣が山
頂だった

 (→)
  山頂の三等三角
  点(点名・的場
  山)を見る
山頂から北の方向を眺めた 亀山を大きく見る 亀山の背後に見えるのは水剣山だった

(←)
山頂から改めて御
津山脈を眺めた


 (→)
  御津山脈の背後に
  西島を見た
山頂から南東方向を眺めた 左の写真に写る高御位山の辺りを大きく見る

(←)
左上の写真に写る
白毛山の辺りを大
きく見る


 (→)
  白毛山を大きく見
  る
上空に雲が広がってきた 下山は登ってきた山道に入ったが すぐに分かれた左手の小径に入った
南南東方向に向かった 赤テープが付くも、道ははっきりしていた 下るうちに沢筋を歩くようになった
ずっと沢筋を歩くが、沢の水はごく僅かだった このコースは谷間とあって、ずっと展望は無かった 用水路に出てきた
堰堤のそばを通った ごく緩やかな地形となった 麓は近かった 前方に見えてきた広い芝地は、龍野配水池だった
配水池の向こうに見えていたのは金輪山だった すくね茶屋のそばを通った 広い通りに出ると、そこは白鷺山公園の一角だった
近くに赤とんぼ荘の第二駐車場があり、観光案内図が
立っていた
広い通りは龍野公園に通じる道だったが、逆方向の南
へと歩いた
途中からは広い遊歩道を歩いて駐車場に近づいた