2019年8月は猛暑日が続いて、例年になく登山には厳しい夏となった。それでも低山を幾つか楽しんでおり、お盆休暇中の12日も近場の山で昼を過ごそうと出かけた。向かったのは的場山だった。自宅を10時を回って出ると、NTT管理道路の入口そばにある駐車場に着いたときは10時半を過ぎていた。この日の予定は比較的木陰の多いコースを登ろうと、往路はNTT管理道路の途中から始まる天祇神社コース(尾根コース)を登ることにした。下山も木陰の多いコースをと、尾根コースの東隣となる沢コースを予定した。この日は快晴。麓の気温は30℃を越していたが、的場山を山裾の樹林帯から歩き始めるとあって、登山口辺りの気温は30℃を切っていた。それでも十分暑いとは言えた。何度か歩いているコースなのでそのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。始めにNTT管理道路を歩き、その舗装路の途中より天祇神社への小径に入った。高温の中での登山とあって天祇神社に着いたときはもうバテ気味になっており、ベンチで10分近くの休憩をとった。その神社からは尾根コースに入ることになり、暫くは陽射しの中を登った。やや急坂だったこともあって再びバテ気味になってきたので、尾根の途中にあった展望地に出ると、そこでは20分以上の長休憩をとった。その後はだらだらと登って、的場山の山頂に着いたときは12時を過ぎていた。駐車場からだと1時間と20分かかっての到着だった。その的場山の山頂では涼しい風に出会えた。汗まみれの体を山頂のベンチに横たえると、そこでも風の涼しさを楽しむうちに1時間ほど休んでしまった。下山は予定通り沢コースを下った。下る一方の上にずっと木陰でもあったので、休まず下ると山頂から30分ですくね茶屋のそばに下り着いた。そこから駐車場までは6分の距離だった。この下山でもすっかり汗まみれになってしまった。
(2019/8記) |