TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
的場    まとばさん 394.1m たつの市
 
1/2.5万地図 : 龍野
 
【2022年10月】 No.12 2022-144(TAJI&HM)
 
    龍野新大橋東詰の近くより  2022 / 10

 近場でしっかり登れる山を考えたとき、的場山は候補の一つになる山である。2022年10月に入って、豊岡市と養父市の境にある須留岐山を登ったが、急坂が続いてなかなか登り堪えのある山だった。その翌日も近場で急坂の続く尾根を登りたくなった。そこで的場山に向かった次第だった。駐車地点は龍野公園の動物園前にある駐車場として、そこから紅葉谷の入口に向かった。この日の往路コースは、紅葉谷の遊歩道を歩いて両見坂に至り、そこからの急坂を登って山頂を目指すコースだった。紅葉谷は紅葉シーズン前とあって、ほとんど人影は無かった。両見坂から山頂までは1kmの距離だった。期待通りに急坂登りが続いて、しっかり汗をかくことになった。その急坂も標高300mの小さなピークを過ぎると、一気に緩んで易しい道となった。そして両見坂の登山口から37分で山頂に到着となった。その山頂で気付いたのは少し木が伐られていたことで、以前は無かった東の方向への展望が現れていた。山頂では涼しさを味わいながら20分ほど過ごすと下山に移った。下山は動物園前駐車場への近道となる谷コースを下ることにした。こちらは始めこそ樹林帯の易しい下りだったが、沢そばに出ると、そこからは石がゴロゴロとする道となり、それが長々と続いた。おかげでけっこう足が疲れることになった。登山道が終わるとすくね茶屋の前を通ることになり、すぐに駐車地点が見えてきた。午前で登山は終了となったが、期待通りに急坂を楽しめたのは確かだった。
(2022/11記)
<登山日> 2022年10月15日 9:43動物園前駐車場スタート/9:55紅葉谷入口/10:09両見坂/10:46〜11:03山頂/谷コースを下る/11:18沢そばに出る/11:40駐車場エンド。
(天気) 晴れ。淡い青空だった。山頂の気温は21℃。風は弱く吹いており、快い涼しさだった。視界はまずまず良かった。
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龍野公園の動物園前駐車場に車を止めた 駐車場の前の車道を歩いて紅葉谷に向かった 途中は優しげな樹林に囲まれた道だった
前方に見えてきたのは鶏籠山だった 左手に現れた石段の先は龍野神社だった 紅葉谷の遊歩道に入った
周囲の木々はまだまだ青々していた 遊歩道はごく緩やかな上り坂だった 緩やかなまま両見坂に近づいた
遊歩道は山陽自然歩道でもあった 両見坂に着くと、そこに石灯籠を見た 両見坂から山頂までは1kmだった
登山道に入ると、急坂登りが始まった シダの茂る所を通った 急坂は300mピークまで続いた
300mピークは休憩ポイントになっていたが、休まず山頂を目指した 緩やかに下って緩やかに登り返す もう急坂は無かった 大きな岩のそばを通った
的場山無線中継所が左手に見えれば、山頂は近かった 最後の階段を登る 山頂が目前になった

的場山の山頂に着
いた

陽射しに明るい山
頂だった

ベンチに座って休
むうちに、陽射し
は消えてしまった

三等三角点(点名
・的場山)を見る
山頂に建つNTTの電波塔を見上げた 電波塔のそばからは北の方向に展望があった 見えていたのは亀山だった

(←)
山頂に着いて気付
いたことは、東に
展望が現れていた
ことだった

 (→)
  木が伐られており
  書写山が望めた
書写山の右手は弥高山だった 弥高山の右手も眺められて、遠くは高御位山も望めた

南の展望は2年前
よりも更に少なく
なっていた

的場山無線中継所
の左手に京見山を
見たが、やはり見
え方は以前よりも
悪くなっていた
下山は車道を歩いて的場山無線中継所に向かった 無線中継所に通じる車道に入ると途中で登山道に下りた 登山道歩きに移った
登山道が沢コースと尾根コースとに分かれた 沢コースに入ると、始めは緩やかな道だった 大きな岩にケルンが積まれていた
沢が見えてきた 沢の水は僅かだった 沢そばを下って行くが、なかなか歩き難かった
沢そばを歩くうちに、歩き易くなってきた 側溝の上を歩くことがあった 登山道の起点まで下りてきた
登山口の前に広がる芝地は龍野配水池だった すくね茶屋のそばを通った 車道に出ると、駐車場は目と鼻の先だった