TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨
 
日光寺山    にっこうじさん 408.4m
カラタチ 321.8m
 
 
1/2.5万地図 : 北条 福崎町・市川町
 
【2016年8月】 2016-85(TAJI&HM)
 
    福崎町東田原より  2016 / 8

 日光寺山は深山とセットで南面側から登られることが多いように思われるが、地図を見ると北面側にも幾つか破線の道が描かれていたので、一度北面側からも登ってみようと考えていた。向かったのは2016年8月下旬のこと。連日暑い日が続いていたが、この日は雲の広がる空で、暑さは和らいでいた。往路として選んだコースは西尾根にある322mピークに直登するコースで、地図を見ると保喜集落の一角から破線の道が描かれていた。ナビを登山口辺りにセットして近づくと、保喜集落を抜けて斜面を登るようになり、墓地の前に出た。駐車スペースがそばにあったので、そこに駐車とした。いざ地図に示された破線路を辿ろうとしたところ、なぜか辺りに小径が見えなかった。山裾は害獣除けフェンスで仕切られていたので、そのフェンス沿いを歩いてみると、一カ所通り抜けられるようになっていた。その先に目印テープが見えたので、それを辿って行くことにした。単に歩き易そうな所を登るだけだったが、テープを追ううちに尾根を登るようになった。多少ヤブっぽい程度で登って行けたが、途中でそれは破線のコースでは無いことに気付いた。地図の破線は尾根に付いているのだが、その尾根は現在歩いている尾根の一つ東寄りの尾根のようだった。それも標高230m辺りまで登って送電塔に出会った位置で、破線の道と合流することになった。後は尾根の小径を登ることになったものの、倒木が行く手を塞いでいたり灌木に煩わされたりと、歩き易くなったとも言えなかった。それも登るうちに次第に歩き易くなり、ゲートの位置から40分ほどで主尾根に出た。そこは322mピークだったが、山名標識が立っておりカラタチ山の名が付いていた。また三等三角点(点名・北浦谷)を見た。ピークは樹林に囲まれていたため展望は無かったが、涼しい風があって暫し休憩とした。休憩後は主尾根を東へと歩いて日光寺山を目指した。概ね歩き易いと言えたが、倒木があったりして歩き難い所も現れた。日光寺山との間には小さなピークが幾つかあったので、上りだけでなく下りもあったが尾根の傾斜は緩やかだった。常に樹林に囲まれていたので展望に関しては悪いと言えたが、ときおり木々の隙間から日光寺山の姿が望めた。その尾根に突然難所が現れた。そこは尾根がキレットになっており、ロープを掴んで急斜面を下った。そして登り返した。再び易しい尾根歩きになったとき、ぽつんと言った感じで大きな岩が現れた。その岩には「田原の雨乞い岩(仮称)」の名が付いていた。320mピークに着くと、そこからは北の方向に登山道が分岐していた。そして歩く方向が北東から南東に変わった。相変わらず緩やかな登りだったが、日光寺山が近づくと少し傾斜が増して上り坂が続いた。そしてカラタチ山から70分で山頂到着となった。最高点には電波塔が建っており、その傍らで休憩とした。近くには四等三角点(点名・日光寺)を見るも、周囲は樹林になっており、展望は無かった。それでも山頂ではそれまでよりも強い風を受けることになり、その夏とは思えぬ涼しさで快適に過ごせた。昼食を済ませると、少しは展望を得ようと辺りを探ることにした。電波塔の管理のため山頂まで車道が通じており、その車道を歩いて行くと北側に少し展望が現れて笠形山が覗いていた。その先にも電波塔や無線塔が建っており、そちらも木々に囲まれていたものの、無線塔の傍らからは南の方向が少し望めた。展望を楽しんだ後は再び風の涼しさを楽しみ、そして下山に移った。下山は往路コースを320mピークまで引き返して、そこからは北に向かうコースに入った。始めに少し分かり難い所があったが、下るうちに尾根を辿るようになると後は楽だった。その尾根でも送電塔に出会い、そこからは北西の方向に展望を得た。相変わらず曇り空ながら視界は良かったので、七種山塊がくっきりと見えていた。後は尾根歩きを続けた。緩やかな尾根で終始易しく歩けた。このコースも地図の破線路とは違っており、破線路よりも一つ東の尾根を下っていた。但し道ははっきりしており、こちらが正しいのではと思えた。下り着いた所は日光池のそばだった。池は易しげな佇まいを見せており、その畔に立っているとどこかの避暑地に来ているような錯覚を覚えた。後は池の北を走る車道に出て、そこより駐車地点の方向へと歩いた。そのまま素直に車道歩きを続けておれば良かったのだが、山裾に小径があるように思えて、途中から山裾に向かった。てっきり小径ぐらいあると思ってのことだったが、山裾は用水路が通っており、そのそばを小径とも言えない怪しげな道が続いていた。引き返さずにその道を歩いたのだが、それは失敗だったようで、途中からヤブ道になってしまった。それでもムリヤリ進むと、ぬかるみに入ったり害獣除けフェンスに阻まれたりして、けっこう苦労することになった。それでも何とか駐車地点に戻って来られた。
(2016/9記)(2020/6改訂)
<登山日> 2016年8月27日 11:04墓地そばよりスタート/11:26〜35[106番]鉄塔/11:48〜12:01カラタチ山/12:30田原の雨乞い岩/12:47[320m]ピーク/13:10〜55日光寺山/14:14[320m]ピーク/14:17[109番]鉄塔/14:43日光池/15:36エンド。
(天気) 曇り空。涼しい風あり。気温はカラタチ山で25℃、日光寺山で22.5℃だった。日光寺山では、それまでよりも強い風を受けることになり、快いばかりの涼しさだった。視界は澄んでいた。下山を終えても曇り空だったが、雲の色は黒みを増していた。
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 保喜集落を抜け
 ると墓地に着い
 た 墓地からは
 神前山が間近に
 見えていた

   墓地から歩き始
   めたが
登山道が見つからなかったため、害獣避けフェ
ンスのゲートを開けて中に入った
ゲートの先に登山道は無かったので、歩き易そ
うな所を選びながら尾根に向かった
尾根に出ると、まずは無難に歩いて行けた
次第に歩き易くなった ときに倒木が行く手を妨げた 送電塔(播磨線106番)が現れた ここで登
山道に合流した
送電塔の向こうに七種山塊が見えていた 七種山と七種槍の並ぶ姿を見る 西には明神山の山頂が覗いていた
ここからは尾根道を歩くことになった 尾根道でも倒木に邪魔をされた それでもまずは無難に登って行けた

 322mピークが
 目前になった

 322mピークに
 着くと、山名標識
 が立っていた

 山名はカラタチ山
 だった

 三等三角点(点名
 ・北浦谷)を見る

 展望は悪かったの
 で手頃な木に登っ
 てみたところ、南
 の方向に展望を得
 た
小休止の後、主尾根歩きを開始した 主尾根は緩やかで、気楽に歩けた 雑木が茂って歩き難くなることもあった
ときおり右手前方に日光寺山が望めた また歩き易くなって、このまま続けばと思って
いたのだが
急にキレットが現れて、ロープを掴んで鞍部へ
下ることになった
鞍部に着いた 登り返しは易しかった 尾根歩きを始めると「田原の雨乞い岩」に出会
った
尾根筋を少し離れて歩くこともあった
ほぼ平坦になった所を歩いた 320mピークに着いた ここより歩く方向が
北東から南東に変わった
低木が増えて少し歩き難くなることがあった
右手に日光寺に通じる小径が分かれた 山頂が近づいて傾斜が増してきた 山頂が間近になると、シダをかき分けて登った

 山頂に建つ無線
 塔が見えてきた

 山頂に着くと、
 無線塔の前に山
 名標識が立って
 いた
四等三角点(点名・日光寺)を見る 山頂そばの電波塔はNHKの福崎放送所だった 山頂には他にも電波塔があり、そちらへと歩いた
歩いていると、北に展望を得て高峰が望めた 高峰は笠形山だったが山頂は雲に隠されていた 山頂まで車道が通じていた その車道を見る

 展望の悪い山頂だっ
 たが、放送所のフェ
 ンスに少し登ると、
 何とか南に展望を得
 た
上の写真に写る淡路島を少し大きく見る 比較
的はっきり見えていた
下山は往路を引き返した 320mピークまで戻って来ると、北に向かう
登山道に入った

 すぐに送電塔(播磨
 線109番)が現れた


   そこからは展望があ
   り七種山が望めた

 右上の写真の左手に
 大倉山を見る


   右上の写真の右手に
   続く山並みを見る
東に大きな電波塔を見る その辺りが深山だった 下山を続ける けっこう易しく歩ける尾根だった
尾根の途中には平坦な所もあった 登山口に下りてきたが送電塔の標識を見るだけ
だった
池のそばに出てきた

 けっこう雰囲気の
 良い池で、日光池
 と名が付いていた


   日光池の畦道を歩
   いて行く
林道に出ると、西へと歩いた 害獣避けゲートを抜ける 広い道を歩くようになった 前方に上田中集落を見る
上田中集落に入って車道歩きを続けたが 早く駐車地点に戻ろうと山裾に近づいた 山裾に期待した小径は無く、用水路に沿って歩いた
ときに草藪を抜けることがあった 何とか保喜集落に戻ってきた 坂道に入ると、駐車地点は近かった