◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <西播磨編> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
大フゴ山 おおふごやま | 422.4m | 宍粟市 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 安志 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2016年10月】 No.3 | 2016-98(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
川戸山より 2016 / 1 |
前週に登ったばかりの大フゴ山を再び登ることにした。理由は帰宅後に改めて大フゴ山を地図で眺めたとき、謝って下った北面側の巡視路の近くに作業道を見たことで、北側からも周回で大フゴ山を登れるのではとの考えが浮かんだためだった。そこで次の週末も天気が今一つのようだったので、展望を気にせず登れる山として大フゴ山の再訪をすることにしたものだった。 国道29号線を走って安志峠を越えると、左手に山崎木材市場が現れた。その先で車道側に「天下一品ラーメン」の看板が現れると、その位置より山へ向かっていそうな細い道が分かれていた。その枝道に入ると、予想通りに山裾に近づき作業道となったのだが、途中から一気に荒れ道となったので、少し手前にあった駐車スペースに車を止めた。前週で大フゴ山には山ヒルの多いことが分かっていたので、歩き出す前に山ヒル対策をした。山ヒル忌避剤は使わず、ひたすら進入防止対策をした。ズボンの裾をしっかりバンドでくくり、その上をショートスパッツで覆った。既に土道になっていた作業道を歩き出す。始めは東に向かって行くが、作業道はすっかり草に覆われていた。草は前日の雨ですっかり濡れていた。歩く方向が南になると道の傾斜が増してきて、一気に悪路の様相となった。腰丈を越す草ヤブとなり、そこにイバラが混じっていた。更に道自体も大きく抉られた所が現れて、完全に廃道状態だった。これは普通に尾根を辿れば良かったと思ったが、一度決めたことなのでその廃道を歩き続けた。ときに草ヤブを抜け出るも、すぐ新たな草ヤブに入った。その途中で足下を見ると、やはり靴やスパッツに何匹も山ヒルが貼り付いていた。それを気にせず登って行く。35分ほど歩いて廃道の終点に着くと、そこからは尾根を登った。尾根道は無かったものの、一帯は植林地とあって廃道歩きよりもずっと楽だった。その尾根に取り付いてから10分ほどで山頂到着となった。前週に続いての山頂なので新鮮味は無く、そのヤブの山頂で昼休憩とした。樹林に囲まれた山頂に展望は全く無かったので、昼食を済ませると南へと尾根を辿って、送電塔の建つ位置で少しばかり展望を楽しんだ。更に峠まで下りてから引き返した。山頂に戻ってくると下山開始とした。西尾根を辿るのだが、前週と同じコースを歩くので気楽なものだった。木々の疎らな尾根を送電塔(山崎線8番)の位置まで歩くと、そこからは登山道のままに北の方向に支尾根を下った。急坂だったが、一週前はここを一度下って登り返しただけに道の感じは熟知していた。下るほどにプラ階段が現れ、また送電塔も現れた。二つ目の送電塔が現れると、その先が登山口だった。往路で歩いた作業道に合流すると、駐車地点は目の前だった。ところでこの日の山ヒルの被害は、足周りはガードのおかげで何ともなかったのだが、残念なことに首に一匹貼り付かれて見事血を吸われていた。 (2016/12記)(2020/4改訂) |
<登山日> | 2016年10月1日 | 11:39スタート/11:44作業道が南に向かい出す/12:14作業道終点/12:25〜14:42山頂(その中で7番鉄塔を訪れる)/14:51西尾根を離れる/15:20エンド。 | |
(天気) | 曇り空で、ときおり雲の一部が薄明るくなる程度だった。山頂の気温は25℃、風はほとんど無し。視界は良かった。 | ||
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