TAJIHM の 兵庫の山めぐり <北播磨編 
 
三草山    みくさやま 423.9m 加東市
1/2.5万地図 : 比延
 
【2024年12月】 No.5 2024-222(TAJI&HM)
 
    小野市高岡より  2024 / 12

 五度目の三草山は急な思い付きだった。この日は西脇市内の山に向かっていたのだが、地図もGPSも忘れていることに気付いた。そこでどちらも必要としない易しい山を登ることにした。国道372号線を走って加古川を越えたときだった。前方に見えていたのは三草山で、すぐに三草山を登ることに決めた。当然ルートは昭和池のそばから始まる三草コースとした。この日は平日だったが、駐車場に着くと何台もの車が止まっていた。何度か歩いているコースだったが、始めだけは注意が必要だった。駐車場にこそ標識が立っているのだが、その先は枝道が多くあるにもかかわらず、標識が無かった。幅広の道を歩いて行くと、尾根道に近づいたときに漸く標識が現れた。その標識に従ってスムーズに尾根道コースに入ると、後は山頂まで道なりだった。良く整備されているコースで、露岩部はあったが、そこはしっかり登る感があって悪くなかった。8年前にも三草コースを登っていたが、7月だったためバテバテの登山をしていたことを思い出した。この日は冷気が快く、きつさを感じることもなく、気楽に登って行けた。途中277mピークを越すと、その位置が中間地点で前方に山頂が見えていた。登るほどに後方に展望が広がってくるのも良かった。山頂が近づくと、道そばに雪を見るようになった。前日にでも降ったものか、量は僅かだった。その雪が少し増えたと思えた頃、山頂に到着した。十数人のハイカーで賑わっていたが、同一グループだったようで、程なくそのグループが山頂を離れると、パートナーと二人きりとなった。山頂は陽当たりが良いため、雪はほぼ消えていた。上空を見ると薄晴れになっており、ごく淡い陽射しを受けた。視界はフラットな見え方だったが遠くまではっきりしており、うっすら白くなっている千ヶ峰を見た。南は淡路島が明るかった。休むうちにぽつぽつとハイカーが現れた。山頂で休んでいたのは50分ほど。4年ぶりの三草山に満足すると、下山は歩いてきた三草コースをゆっくりと戻って行った。前方に広がる展望を楽しみながらだった。
(2025/1記)
<登山日> 2024年12月20日 10:39登山者用駐車場スタート/11:09中間地点11:41〜12:30山頂/13:05中間地点13:38駐車場エンド。
(天気) 薄晴れ。太陽は雲を通して淡く見えていた。山頂の気温は9℃。風はごく僅かだった。視界はフラットながら遠方まで見えていた。
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平日だったが、駐車場には多くの車が止まっていた 駐車場には東屋も建っていた 三草コースは山頂まで2.4kmだった
暫くは標識を見なかった 広い道を歩いて行く 前方にこれから登る尾根が見えてきた 漸く標識が現れた

南東方向へとシダ
の茂る道を歩いて
行く

道が二手に分かれ
た 直進は昭和池
に近づく三草古道
コースで、左手は
尾根を進む三草コ
ースだった
三草コースに入ると、すぐに上り坂になった 露岩部にはクサリの手摺りが付いていた 急坂を登るうちに背後に風景が広がってきた

尾根が緩んできた

山頂方向も見えて
きた

(←)
開けた所が現れた
そこのベンチでハ
イカーが休んでい


 (→)
  数曽寺谷の西の山
  並みを見る
277mピークに着くと、そこは中間地点だった 前方に山頂へと続く尾根が眺められた 鞍部へと緩やかに下って行く
上り坂に入ると、またクサリの手摺りが現れた 振り返ると、先ほど通過した277mピークが望めた 露岩地が終わって緩やかな上り坂が続いた

山頂が近づいてき


登山道に雪を見る
ようになった
(←)
山頂に着くと十数
人がいて賑わって
いた

 (→)
  山頂には方位盤が
  置かれていた そ
  の脇に三角点を見
  る
(←)
二等三角点(点名
・三草山)だった

 (→)
  山頂にいた人はグ
  ループだったよう
  で、グループが下
  山すると二人きり
  になった
山頂では好展望を楽しんだ まずは東の方向を眺めた
上の写真の右に続く風景を見る 六甲山の尾根がすっきりと眺められた
上の写真の右に続く風景を見る 方向としては南だった
南西方向を眺めた 加古川、姫路西部の低山群が眺められた
六甲連山の最高峰を見る 南に雄岡山と雌岡山の並ぶ姿を見た

高御位山の方向を
少し大きく見る
北西に雪彦の尾根を眺めた
上の写真の左手に七種山塊を見た 左上の写真の右手に笠形山を見た

数曽寺山塊の背後
に千ヶ峰の尾根を
見た

(←)
上の写真に写る千
ヶ峰を大きく見る

 (→)
  千ヶ峰の左手に飯
  森山を見た

(←)
西の方向を見る

 (→)
  昭和池は木々の生
  長で見え難くなっ
  ていた
山頂で50分ほど休むと、往路を戻った 下り始めたとき、西の方向が広く眺められた
右上の写真の右手、北の方向を広く眺められる所が現れて、暫し足を止めた
西光寺山の方向を少し大きく見る 前方は370mピークだった
277mピークが大きくなってきた 中間地点の277mピークに戻ってきた ベンチが置かれている位置を通り過ぎる
前方に昭和池を見た 露岩の坂を下って行く 三草古道コースとの合流点
麓に下りて落ち葉道を戻って行く 広い道を歩いて193mピークを巻いた 駐車場が見えてきた