TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
高倉山    たかくらやま 426.9m たつの市
 
1/2.5万地図 : 安志
 
【2019年1月】 No.4 2019-10(TAJI&HM)
 
    新宮町能地より  2019 / 1

 新宮町の高倉山を急に登りたくなったのは2019年に入って二度目の土曜日のことだった。朝からどんよりとした曇り空を見て、近くの山で昼を過ごしたくなった。そこで新宮町辺りでも行くかと考えて思い付いたのが高倉山だった。前回は南東尾根を登っており、その易しい尾根歩きをこの日もすることにした。
 国道179号線を離れて能地集落に入ると北東方向に向かった。そのとき小ぶりの神社を山裾に見たので近寄ってみると、神社は妹背神社でその手前に手頃な駐車スペースを見た。また作業道が南東尾根に近づく方向へと始まっていたので、その駐車スペースに車を置いて歩き出すことにした。そこからのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。作業道を歩いて行くと、期待通りに南東尾根の端に着いた。その手前で別の作業道が合流したが、そちらは前回歩いた作業道だった。尾根に取り付くとはっきりとした尾根道があり、目印テープが途切れることもなく付いていた。尾根は途中からややきつめの傾斜となってきたため、しっかり登ることになった。ただ足下は落ち葉が多くあり、それに滑らないように注意して登る必要があった。周囲はほぼ雑木林とあっで、木々の隙間から右手に主尾根を見る程度だった。その尾根で鋭い姿を見せていたのは420mピークのようだった。登るうちには南東の方向が開けて、大蔵山や荒神山が眺められた。ごく自然な尾根を登って尾根端に取り付いてから40分ほどで山頂到着となった。山頂は広く開けており、前回と同様に老朽化した祠は見たが、ほぼ壊れてしまっていた。その山頂で目立っていたのは地元の東栗栖小学校の登頂記念プレートで、7枚以上は立っていた。まずはそのプレート前で昼休憩とした。上空はすっかり曇天とあって山頂は薄暗さがあったが、山頂展望は悪くなく、南東から南にかけてが尾根の途中で見たときよりも広く眺められた。南向かいの大蔵山だけでなく遠くは瀬戸の島々も望めた。その山頂で休むうちに雨粒が落ちてきた。天気は良くならずに悪くなるようだった。そこで休憩を切り上げて下山に向かった。下山はすんなりと往路を戻る。小雨の中の下山かと思っていたが、雨粒は一時だけだったようで、後はただ曇天として続いた。その薄暗さの中を足下に注しながら戻って行った。
(2019/1記)
<登山日> 2019年1月12日 11:17妹背神社前スタート/11:29登山口/12:12〜32山頂/13:02登山口/13:09エンド。
(天気) どんよりとした曇り空だった。山頂の気温は6℃で風は無し。山頂で休んでいると小雨がぱらついてきたが、長くは降らなかった。視界はモノトーンの感じながら比較的遠くまで見えていた。
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能地集落を北東
端まで進むと、
妹背神社の前に
出た

妹背神社を見上げ

境内のクスノキを見上げた 神社の右手より作業道が始まっていた 作業道を北東へと歩いて行く
10分ほど歩くと、右手から別の道が合流した 合流点のそばが東南尾根の尾根端となる登山口だった 尾根に入ると目印があり、易しく歩けた
途中、緩やかな道が続く 尾根は落ち葉が積もっており、滑り易くなっていた 傾斜が増してくると、岩を見るときがあった
右手に見えたのは420mピークのようだった シダの茂る所を通った 尾根の途中で展望が現れて、南東方向が望めた
荒神山を大きく見る 前方に山頂が見えてきた 尾根の途中で一休みとする
山頂が近くなって尾根が緩んだ 急坂が続くようになった 山頂が見えてきた
山頂に着くと、登頂記念のプレートが増えていることに気がついた 登頂記念は東栗栖小学校のものだった

山頂の祠は前回
見たときよりも
更に崩壊が進ん
でいた

山頂は南から南東
にかけて展望があ
った
右上の写真に写る大蔵山を大きくみる 立つ位置を変えて上の写真の左手を見た
京見山の方向を少し大きく見る 上の写真に写る新田山を大きく見る 下山は登ってきたコースを引き返した
展望が現れたとき、フタゴ山を見る 急坂部は落ち葉で滑らないように慎重に下った 傾斜が緩くなっても落ち葉で滑り易かった
作業道に戻ってきた 後は作業道を歩いて駐車地点に戻るだけだった 妹背神社が見えてきた