真夏の登山はコースに木陰が多く短時間で登れる山を登りたくなるが、その考えで2021年7月の第四土曜日に向かったのは、たつの市新宮町の高倉山だった。駐車地点は南東尾根端に近い栗栖神社の駐車場とした。そこから尾根端へは作業道で近づき、そして尾根コースに入った。登山口に標識は無かったが、尾根ははっきりしており目印テープも点々と付いており、迷わず登って行けた。予想通りほぼ木陰の中を登って行けた。但し尾根の傾斜はきつめで、しっかり登ることになった。途中で尾根は緩やかになったものの、山頂手前ではまた急傾斜となり、山頂には大汗をかいての到着となった。2年ぶりの山頂だったが、その佇まいは前回とほぼ変わっていなかった。山頂は南から南東にかけての展望があるのだが、少し木が伐られたのか幾分良くなっているように思われた。ただ視界は少しうっすらとしていたため、展望を楽しむのはそこそこにして、山頂の木陰で憩うことに専念した。体を横にしてほのかな風を受けての休憩で、しっかり汗をかいた後とあって快かった。山頂で1時間ほど休むと、下山はすんなりと往路を戻った。下山は早く、40分ほどで作業道に下り着いた。
(2021/8記) |