TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編
 
黒鉄山    くろがねやま 430.6m 赤穂市
 
1/2.5万地図 : 備前三石
 
【2013年6月】 No.4 2013-55(TAJI)
 
    山陽自動車道の赤穂ICに近い位置より  2013 / 6

 黒鉄山を易しく登ろうとすれば南麓側からの大津コースとなり、片道一時間とかからず登ることが出来る。半日もかけずにハイキングを楽しみたいと考えたときは、適度なコースと言えそうだった。その考えで向かったのは2013年6月22日の土曜日だった。11時までには自宅に戻らなければならず、そこで早朝の黒鉄山ハイキングを思い付いたものである。5年ぶりの黒鉄山だった。大津コースをピストンするだけなので、特にコース紹介をすることもないが、始めに歩く林道ではクチナシの花を多く目にした。登山道に入ると、前夜までの雨で緩んだ所が多くあり、滑らないように注意して登った。一部で登山道が水の流れ道になっていた。山頂に着くと、その佇まいは少し樹木が育ったぐらいで、5年前とあまり変わっていないように思えた。二等三角点(点名・西有年)があり、そのそばには登頂ノートを納めたボックスが立っている。また南の方向に展望があって、赤穂の港風景が眺められた。少し残念だったのは雨上がりでまだガスが残っていたことで、西から北の方向は多くの山がガスに隠されていた。展望はあまり楽しめなかったが、涼しさのある山頂でのんびりと過ごせたのは良かった。
(2013/7記)
<登山日> 2013年6月22日 7:27登山口スタート/8:17〜44山頂/9:16エンド。
(天気) 曇り空。少し青空が現れたかと思うと、また曇り空に戻った。山頂の気温は19℃。南から涼しい風が吹いていた。視界は少しうっすらとしていた。前日の雨の影響か、遠くの山はガスで隠されていた。下山を終えると、気温は22℃まで上がっていた。
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登山口でもある林道の入口に立った 害獣避け
のゲートが見えている
林道の横は側溝となっていたが、前日までの雨
で速い流れになっていた
林道は場所によっては少し荒れていた
上空に青空が見られたので晴れることを期待し
たが
林道のそばでは白い花がよく咲いていた
白い花はクチナシのようだった
林道の終点に着くと鍋森神社の鳥居がそばにあ
った
登山道の始めは林道の続きと言った感じだった 黒鉄山の標識を見る
丸太の階段道を登るようになった 登山道はつづら折れになっていた 登山道は崩れかけている所もあった
ポツンとベンチが置かれていた 山上に出たようで、登山道は緩くなった 笹谷からのコースが合流した
緩やかな登山道を歩いて山頂に近づいた 山頂手前には関西電力の反射板が建っていた モチツツジの花を見かけたが、ほぼ萎もうとし
ていた
林を抜けると、山頂は目前となった 山頂に着いて二等三角点の前に立つ 山頂の南寄りには踏み台のようなものが置かれ
ている

 踏み台の上に立って
 山頂の佇まいを眺め
 た西から北にかけて
 の風景だった
南東から西にかけてを眺める 南東には反射板が、また南には赤穂港の風景が眺められた

 赤穂御崎の方向を
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   鹿久居島の方向を
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 踏み台を離れて山頂
 の北西の一角に立つ
 と百間岳が望めた


   六道山を大きく見る
上の写真に写る百間岳をすっきりと眺める 山頂ではサカキが小さな花を咲かせていた この花はネズミモチのようだった
下山は往路を引き返した 反射板の横を通る 林道を下っているとき、南向かいの尾根を見る 林道の入口ゲートまで戻ってきた