このところシリオ製の靴ばかり履いており、履きつぶしては新しい靴を購入するを繰り返していた。2020年2月も軽登山用の新靴を購入したので、その履き初めとして登山道のはっきりした山を登ることにした。向かったのは白旗山で、赤松コースを登ろうと北麓側の赤松地区に入った。案内標識があり、それに従うと第2白旗橋の左手に「P」の標識が立っていた。登山者用とあり、どうやら新たに駐車スペースが作られたようだった。そこを起点に第2白幡橋へと歩き出した。この日は快晴。上空に雲は見なかった。第2白旗橋を渡るとすぐにゲートが現れた。頑丈なゲートで、それも7年前の登山時には見なかったものだった。その入口を通ってからのハイキングの様子は、下の写真帳をご覧いただきたい。始めは林道歩きで、その終点に着くと2台の車が止まっていた。そこにはトイレが建っており、そのトイレの改修工事が行われていた。その先から登山道に入ると、始めは易しい道だったが、途中から大きな石が増えてきて、それを伝って登るようになった。それが暫く続き、再び土道に戻った先で南西尾根に出た。そこは南麓側からの野桑コースとの合流点でもあり、山頂に向かって尾根歩きに移った。堀切を過ぎて城跡エリアに入ると、櫛橋丸跡への道と山頂となる本丸跡への道とに分かれるが、この日は先に山頂を目指した。山頂に着いたのはゲートの位置から1時間後だった。スタート時は澄んだ青空が広がっていたが、登山道に入る頃にははや薄雲が広がり出し、山頂に着いたときは薄晴れとも薄曇りとも言えそうな空に変わっており、青空は無くなっていた。ただ風がほとんど無いため、寒々とした感じでは無かった。他に人影は無く、静けさの漂う城跡で暫し休憩とした。40分ばかり休むと下山に移ったが、その下山時に櫛橋丸跡に立ち寄った。そしてメインコースに合流すると、往路を戻って行った。登山道を下りてきて林道に入ると、ほぼ入口が近づいたとき林道を離れて五輪塔群がある所に寄り道した。この日の登山で新靴は足に馴染んだようだった。
(2020/2記) |