TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編
 
谷山  (城段) 439.7m 姫路市
たにやま     しろんだん
1/2.5万地図 : 前之庄
 
【2016年11月】 No.4 2016-120(TAJI)
 
    書写山より  2016 / 11

 谷山には東麓側からも西麓側からも登っていたが、暮坂峠からは登っていなかった。そこで一度暮坂峠から尾根伝いで登ってみることにした。向かったのは2016年11月の第三日曜日のこと。パートナーは用事があったため、単独行だった。暮坂峠には小さな祠があり、そのそばに数台分の駐車スペースがあったので、そこに駐車とした。空は薄黒い雲が広がっていた物の、雨の心配は無さそうだった。祠への石段を登ると、祠の左手から登山道が始まっていた。すぐに尾根に出ると、後は北へと歩いて行くだけだった。始めはクリーンセンターに通じる車道が左手に見えており、やや急坂を登って西からの尾根に合流する形となった。終始樹林に囲まれており、展望はほとんど無かった。また尾根の紅葉は進んでいたものの尾根筋は常緑樹が多いようで、少し離れて見ることになった。その尾根で展望が現れたのは中間点となる353mピークに着いたときで、北向かいに丸みを帯びて全山紅葉している山が現れた。一瞬谷山かと思ったが、地図で確認すると谷山より二つ手前の390mピークだった。その左手には置塩山が見えていた。390mピークまで来たとき、ようやく谷山が眺められたが、その間には410mピークがあって、それを越して近づいた。谷山の山頂は縦走コースから少し西よりに離れており、コースと分かれて近づくことになった。山頂に着くとそこは植林地になっており、そのため展望は無かった。この日の視界はうっすらとしていたこともあって特に展望を探したいとも思えず、山頂では休憩するに止めた。そして10分ばかりの休憩を済ませると、下山に移った。下山は往路を引き返した。登ってくるときはすんなり来られたのだが、下るとなると尾根なりに歩いてしまい、二度ばかり尾根筋を離れてしまった。一度は390mピークの先で南東へと歩いてしまい、二度目は暮坂峠への道が分岐する所で西へと歩いてしまった。どちらもすぐに気付いて数分のロスで済んだのは良かった。この帰路では天気は回復の兆しを見せ、ときおり陽射しを受けるまでになったが、それも暮坂峠に戻ってきたときは、また全くの曇天に戻っていた。
(2016/12記)(2020/6改訂)
<登山日> 2016年11月20日 11:04暮坂峠スタート/11:55〜12:00[353m]ピーク/12:44〜55山頂/13:43〜51[353m]ピーク/14:26エンド。
(天気) すっかり曇り空で、ガス状の雲が空を覆っていた。山頂の気温は17℃ほどで、風はほとんど無し。視界はうっすらとしていた。下山中に、一時的だったが陽射しが現れた。
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 暮坂峠に着いて
 香寺町側から峠
 を眺めた

 始めに丸太の階
 段を登った
すぐに峠の地蔵の前に出た 中を覗いてみた そばでカエデがきれいに色付いていた
峠の地蔵のそばから尾根への道が始まっていた すぐに尾根を歩くようになった 地表は落ち葉に覆われていた
近くに建っていたのはクリーンセンターだった 尾根の紅葉は進んでいた シダが蔓延ることがあったが、ヤブでも無かった
西からの尾根に合流した ときおり境界を示す石標を見た 岩の多い所を通った
赤テープを見る 紅葉の木が増えてきた 概ね、易しい尾根歩きだった
地表は、赤、黄、茶の落ち葉に覆われていた きれいに色付いた黄葉を見る 353mピークが近づいた

 353mピークに
 着いて展望が得ら
 れた

   前方に次に向かう
   390mピークを
   見る
夢前川の流れを見る 周囲の木々の紅葉が美しかった 353mピークを離れて先へと進む

 少し下ると南東に
 展望が現れた

 但しうっすらとし
 た視界だった

 上の写真の左に
 続く風景を見る


   上の写真に写る
   氷室山を大きく
   見る
上の写真に写る畑山を大きく見る 桑原山の先に高御位山がうっすらと見えていた 尾根歩きを続ける
また岩の多い所を歩いた 390mピークに着いた 390mピークを越して山頂を望めるようになった
すっかり紅葉している一角があった 前方に山頂を見ながら歩いた 山頂はすっかり植林地になっているのが分かった
周囲が植林地に変わってきた 植林地を歩くうちに傾斜が増してきた 山頂へと縦走コースを離れて西へ向かった

 山頂が間近になっ
 た


   山頂に着くと展望
   は悪くなっていた
山頂の二等三角点(点名・谷山)を見る 山名標識は南条山になっていた 山頂では10分ほどの休憩で下山に移った
下山は往路を戻る 縦走コースに入って南に向
かった
尾根の紅葉を見ながら下った 岩場を越えて行く

 東の方向に展望が
 現れた 空は少し
 明るくなっていた
 が、視界は往路の
 時よりも更にうっ
 すらとしていた

 西にも展望が現れ
 ると、こちらの視
 界は少し良くなっ
 ていた
353mピークまで戻ってきた この帰路でも390mピークをしっかり眺めた 下山を続ける
少し周囲が明るくなってきた 陽射しを受けるまでになった シダ地を通る
二度ほど尾根なりに歩き過ぎて、軌道修正する
ことがあった ここは西へと歩き過ぎた
右にクリーンセンターを見る また曇り空に戻
ってしまった
県道が見えてきた 登山口は間近だった