TAJIHM の 兵庫の山めぐり <丹波 
 
八百里山    やおりやま 442m 丹波篠山市
 
1/2.5万地図 : 宮田/細工所
 
【2024年3月】 2024-53(TAJI&HM)
 
   丹波篠山市瀬利より  2024 / 3

 丹波篠山の低山を楽しもうと、地図を眺めて目に止まったのが八百里山だった。ネットで情報を探ると、瀬利地区側から登山道があるようだった。向かったのは2024年3月の最終金曜日のこと。久々に暖かい日で、車の中では少し暑さも感じた。八百里山のそばまで来ると、「八百里城跡」の標識があって登山口はすぐに分かっただが、その近くに駐車出来そうな所が見つからなかった。そこで近くをうろついた結果、畑川の近くに建っていた小ぶりの神社の前に駐車した。そこなら迷惑にならないと判断した結果だった。まずは車道を北へと歩いた。八百里山が左手にすっきりと眺められた。畑川に架かる高橋を渡ると、その先で左手に折れて八百里山の登山口に向かった。八百里城跡の標識が現れると、そこより山裾に通じる道に入った。その先で現れたのはお堂で、その右手に赤い鳥居を見た。鳥居は八百里稲荷神社のもので、鳥居を潜った先より登山道が始まっていた。害獣避けネットに沿って歩くとゲートが現れて通過した。登山道は落ち葉が多いため、少々滑り易くなっていた。尾根が近づくとやや急斜面を登ることになり、更に滑り易かった。斜面を登りきって南尾根に合流すると、そこからは適度な歩き易さとなった。程なく現れたのが壊れた祠で、それが八百里稲荷神社のようだった。この日は漸く寒さが緩んでおり、爽やかな空気感の中を登って行けた。登るうちに登山道の傾斜はきつくなってきたが、急坂とまでは言えず、まずはマイペースで登れた。尾根が緩んで北西方向に向かうと、平らに開けた所に出た。木が伐られており展望もあった。八百里城跡の二の丸跡に立っているようだった。そこより一段高い所が八百里山の山頂だった。そこは主郭跡のはずだったが、城跡らしさはあまり感じなかった。また常緑樹林に囲まれており展望は悪く、木々の空いた所からは三嶽と西ヶ嶽の並ぶ姿が眺められる程度だった。それでも落ち着きの感じられる所だったので、山頂で昼休憩とした。。休憩を終えると二の丸跡に移動して、暫し展望を楽しんだ。南に向かっての展望で、南東の大野山から南西の白髪岳までが一望出来た。後はすんなりと往路の尾根道を戻った。麓に着くと、駐車地点へは別の車道を歩いた。なお下山後に知ったことだが、登山口から見て北東方向の位置に八百里山の駐車場があったようだった。
(2024/4記)
<登山日> 2024年3月29日 11:23畑川に近い神社のそばよりスタート/11:35八百里稲荷神社の鳥居/11:44尾根に出る/12:05〜52山頂/12:55〜13:09展望地(二の丸跡)/13:21尾根を離れる/13:28百里稲荷神社の鳥居/13:37駐車地点エンド。
(天気) 晴れ。山頂の気温は20℃。少しひんやりとした風を受けた。視界は良かった。
<< Photo Album 2024/03/29 >>

(←)
駐車地点は畑川に
近い神社のそばと
した

 (→)
  まずは北へと歩い
  て高橋を渡った
  西に八百里山を見
  る
西に向かえる道に入った 南に見えていたのは高城山だった 登山口に通じる道に入った
八百里城跡の案内板が現れた 標識も立っていた 八百里城跡に通じる小径に入った
お堂と赤い鳥居が現れた 八百里稲荷神社の鳥居が登山口と言えそうで、鳥居を潜ると、その先から登山道が始まっていた 害獣避けネットに沿って歩いた 足下は落ち葉が積もっていた
 
害獣避けゲートを通過した 自然林の斜面を登るようになった 尾根へと近づいて行く けっこう急坂だった
南尾根に合流した 八百里城跡の標識を見る 尾根歩きに移った 易しい尾根歩きだった 壊れた社が現れた それが八百里八幡神社と思われた
上の部分は前に倒れていた 易しい尾根歩きを続ける 木々の空いた所が現れると、そこに弥十郎ヶ嶽を見た
次第に尾根の傾斜が増してきた 向かう方向が北西になると尾根は再び緩やかになった 木々の隙間から北に三嶽を見る
同じく小金ヶ岳を見る 八百里城跡に入ると、いかにも城跡を思わせる地形が現れた 平らに開けている上に木々が切られている所があった
そこは二の丸後で、結構展望が良かった

足を止めずに山頂
を目指した

八百里山の山頂に
着いた そこも城
跡だったが展望は
悪かった

但し、落ち着きが
感じられる所だっ


木々の隙間からな
がら、北には少し
展望があって、西
ヶ嶽を見た

左の写真に写る西
ヶ嶽を大きく見る
上の写真に写る三嶽を大きく見る 展望を楽しもうと展望が広がる城跡に移動した 展望地になっている二の丸跡に立った
南の方向に展望が広がっていた
三国ヶ嶽から三国ヶ岳にかけてを眺める 愛宕山の方向を眺める

大野山を大きく見


南西方向には白髪
岳も見えていた

南東方向に弥十郎
ヶ嶽を見た 木々
の切れ目からだっ


弥十郎ヶ嶽の左手
には深山を見た
展望地ではアセビの花が満開だった 下山は往路を戻るのみ 南尾根に入ると、始めはやや急坂だった
急坂が終わると、後は緩やかな尾根道だった 残骸となった社のそばを通った 南尾根を離れる位置まで戻ってきた
ゲートの位置まで戻ってきた 登山口となる鳥居まで戻ってきた 駐車地点へは別の道で戻ろうと、始めに南へと歩いた
途中から東へと向かった サクラが咲き始めようとしていた 駐車地点とした神社が見えてきた