TAJIHM の 兵庫の山めぐり <摂津 
 
奥山    おくやま 446.8m 三田市
 
堂山 330m
1/2.5万地図 : 木津
 
【2021年6月】 2021-105(TAJI&HM)
 
   《奥山》 三田市十倉より  2021 / 6

 三田市には奥山が二つあり、この日に向かったのは布木の奥山だった。県道37号線を走って南側から奥山に近づくと、奥山の手前の小さな山に東屋が建っているのが見えた。その小さな山は堂山だった。その堂山の西麓まで来ると、高平ふるさと交流センターが建っていた。そこに案内図があり、堂山を含めて一帯は「高平観福の森」になっていることを知った。そこで奥山だけを登る計画を変更して、先に堂山を登ることにした。車は交流センター前の駐車場に止めてもよかったが、少し離れた県道そばの第2駐車場に止めた。案内図に従って交流センターの裏手に回ると、交流センターの敷地外に出た。標識があり、堂山山頂の「とりで広場」まで20分とあった。その標識に従って堂山の山裾に近づくと、害獣避けゲートを通った。後は遊歩道のままに登って行くだけだった。丸太の階段道となっている所が多くあり、ゲートを通ってから14分で堂山の山頂に着いた。そこが「とりで広場」で、そこには遠くからでも目に付いていた東屋が建っていた。その東屋の前が好展望地だった。南東から南西へと遮るものの無い展望が広がっており、何と言っても南向かいの大船山が目立っていた。その堂山からは北へと尾根道が始まっていた。奥山に向かうべくその尾根道に入って鞍部へと向かった。一部道幅の狭くなっている箇所もあったが、概ね遊歩道の雰囲気はあった。それも鞍部までだった。鞍部から先はごく素朴な山道を伝うことになった。道のはっきりしない所もありヤブ山派の世界となってきた。ただヤブをかき分けるようなことは無く、無難に登って行けた。359mピークを越し、そこより20分ほど歩いて奥山の山頂に着いた。そこはすっかり樹林に囲まれており、展望は無かった。その山頂の中央に三等三角点(点名・非相山)を見た。ちょうど昼になっていたので、山頂で昼休憩とした。意外と涼しい風があり過ごし易かった。一息つけたところで、少し展望を探ってみた。西の方向へと小さな尾根を数十メートルほど辿ったとき、少しだが西の方向が見えた。手頃な木に登ると前方が開けて、そこに千丈ヶ岳を見た。山頂に戻ると下山に移った。更に北へと歩いて行くが、もう道としてはヤブ道だった。この奥山の山頂部は南北に長く北の方にも小さなピークがあって、そちらの方が三角点ピークよりも僅かに高かった。その450mピークを越えると北尾根に入ったのだが、すぐには北尾根ははっきりせず、GPSを頼って北尾根を辿った。尾根筋を辿れるようになると、目印テープを目にするようになった。但しその北尾根もヤブっぽい尾根だった。下りきると沢筋に出た。そこからは沢沿いを西へと歩いた。道の無い所もあったが、沢筋を辿るだけだった。その沢筋歩きを20分ほど続けたとき、左手に溜め池が現れた。その溜め池との間には害獣避けフェンスがあり、扉のある位置まで歩いてフェンスを越した。そこは溜め池の西岸の位置だった。近くには民家が見えており、そちらへと向かった。そして県道37号線へと出てきた。そこから高平ふるさと交流センターまでは20分少々の距離だった。車道に沿ってずっと歩道が付いていたので、車を気にせず歩けたのは良かった。
(2021/7記)
<登山日> 2021年6月23日 10:42高平ふるさと交流センター第2駐車場スタート/10:52害獣避けゲート/11:06〜14堂山/11:23鞍部/12:01〜46奥山/12:58奥山北ピーク/13:23沢筋に下り着く/13:41溜め池のそばに出る/13:58県道に出る/14:21駐車場エンド。
(天気) 晴れ。山頂の気温は25℃で、涼しさのある風を受けた。視界は良かった。午後に入ると雲が増えてきて、薄曇りに変わってきた。
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県道37号線を南
から走って来ると
堂山の山頂に東屋
が建っているのが
認められた

堂山の山頂を大き
く見る
高平ふるさと交流センターの標識が現れた その交流センターの前に着くと、標識を見た 一帯は高平観福の森として里山公園になっていた 
交流センターの第2駐車場に車を止めた 交流センターへの道に入った 交流センターの裏手へと向かった
ゲートを開けて、交流センターの敷地外に出た 標識を見ると「とりで広場」まで700m(20分)だった 「とりで広場」に向かった 堂山の山頂が「とりで広場」だった
登山道の入口に害獣避けゲートを見た 標識は「観福の森入口」とあった 始めに山裾を歩いた
上り坂に入った 遊歩道らしく丸太の階段道だった 堂山の西尾根に着くと、そこは十字路になっていた 遊歩道は三十三所巡りでもあった
西尾根を登って行く 階段道のまま山頂に近づいた 堂山の山頂に着いた そこは「とりで広場」だった

東屋の前は大船山
の展望台だった
大船山を少し大きく見る 大船山の右手後方に羽束山を見る ここにも三十三所巡りの石仏を見た
奥山を目指して北へと向かった 階段道を下って行く まだ遊歩道歩きだった
前方に見えたのは359mピークかと思えた 階段の下りを続ける 鞍部に下りてきた
鞍部で遊歩道は「みずべ広場」への道となった 奥山へと向かうと、純然たる山道歩きとなった シダの中を歩くこともあった

359mピークを
通過した

緩やかな尾根歩き
となった
また尾根の傾斜が増してきた 後から付いてくるパートナーを振り返った 尾根上に大きな岩を見るようになった
振り返ると、大船山を見た 山頂手前の小さなピークを越した また尾根上に点々と岩が現れた

(←)
山頂が近づいて、
また尾根の傾斜が
増してきた

 (→)
  奥山の山頂に着い
  た そこは周囲を
  樹林が取り巻いて
  いた
山頂の三等三角点(点名・非相山)を見る 頭上を見上げた 山頂は木陰になっており涼しかった 無理やり展望を探ると南東方向に昼ヶ岳の辺りが望めた

展望を得ようと西
尾根に入ると、少
しだが西の尾根が
眺められた

そこで手頃な木に
登ると、一気に西
の展望が広がった

上の写真に写る千
丈寺山を大きく見


山頂での休憩を終
えると北東へと歩
いた

(←)
ごく緩やかな尾根
歩きだった

 (→)
  東に展望が開けて
  昼ヶ岳を見た
緩やかなまま東へと向かった 奥山の北ピークに着いた こちらの方が若干高かった 北ピークからは北尾根に入った
下るうちにヤブっぽくなってきた 下る方向に三国ヶ嶽を見た 北尾根に目印テープは付いていた
鞍部に下り着いた 鞍部からは西に向かった 谷筋を歩いて行く 周囲は植林地だった

沢を横切ることが
あった

溜め池のそばに出
てきた
(←)
溜め池との境には
害獣避け勤続ネッ
トがあったので、
ゲートの位置まで
歩いた

 (→)
  ゲートを抜けると
  溜め池の西岸に出
  た
溜め池を離れて県道へと向かった 振り返って、奥山の尾根を見る 六地蔵を見た
県道に出ると、小柿東口バス停の前を通った 道そばで咲いていたのは園芸種のバーベナだった 南に見えてきたのは大船山だった

(←)
右手に水田風景が
広がった

 (→)
  ふるさと交流セン
  ターが近づいた
  バス停は「布木」
  だった