TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨
 
芦谷山    あしたにやま 452.8m 佐用町
 
1/2.5万地図 : 土万
 
【2015年5月】 2015-50(TAJI&HM)
 
   地蔵堂のそばより  2015 / 5

 佐用町の山を紹介した「佐用ハイキング」を眺めていると、芦谷山の項で見覚えのある地蔵堂が写っていた。記憶をたどると、2005年8月にその地蔵堂から渋坂峠経由で黒山を登っていた。まだ登っていなかった芦谷山を一瞬黒山かと思ったが、地図を見ると黒山は渋坂峠の北に位置するピークで、芦谷山は渋坂峠からは南の方向だった。渋坂峠までごく簡単に歩けたことを思い出して、芦谷山を気軽なハイキングとして楽しむことにした。向かったのは2015年5月の最終日曜日だった。国道179号線を走って旧三日月町に入ると、志文川に沿う車道に入った。途中はけっこうカーブの多い道で、上真宗集落が近づくと丘の上に「上越フーズ」の大きな看板が目に付いた。その丘の方向へと上真宗集落に入った。そしてあっさりと地蔵堂の前に出た。その近くに車を止められるスペースを見たので、そこに駐車とした。黒山を登ったときは地蔵堂の前の道を歩いて林道に合流したが、その道の先は上越フーズの敷地になっていた。そこで「佐用ハイキング」に書かれているとおり、一度上真宗集落に入って、林道を起点から歩き始めた。上越フーズの北側に来たとき林道は二手に分かれるも、そこは左手の坂道に入った。後は渋坂峠まで一本道だった。ウツギの花をよく見かけたが、途中では植林地を通ることもあった。渋坂峠に着くと、以前と変わらずそこに一体の石仏を見た。その位置から北に向かえば黒山だったが、芦谷山への取り付き点は峠の位置から今少し西に歩いた所だった。すぐに尾根を辿ってもよかったが、尾根と平行して落ち葉の積もった道を見たので、そちらを歩いて南に進んだ。少し歩き難かったが、そのうちに自然と尾根に合流した。地図を見ると渋坂峠から芦谷山までの標高差は200mほどとあって、ごく緩やかな尾根だった。前週に歩いた虚田山の尾根と同様にあまり歩かれていないようで、ときに灌木の中を適当に歩いた。中間点を過ぎた辺りだろうか、僅かながら展望の開けることがあって、後山の尾根が眺められた。展望はそれぐらいで、展望の良い尾根とは言えなかった。それでも季節がら緑の美しさを楽しめた。芦谷山が近づいても少し傾斜が増した程度で、山頂が間近になるとむしろ平坦になって、ごく気楽な感じで山頂に着いた。そこは三角点周りだけ開けており、周囲は雑木が取り囲んでいた。そのため全く展望の無い山頂だった。それでも山頂に着いたことにほっとする思いだった。山頂で昼食を済ませると、後はごろりと横になってくつろぎのときを過ごした。そして「佐用ハイキング」を眺めていたところ、本での紹介コースはこの後は金山峠に向かうことになっていた。麓に着いてからの距離を考えて金山峠に向かう気は無かったが、そちらに歩くと大撫山の見えるポイントがあるようだった。そこでそのポイントまで歩くことにした。山頂から南東方向へと向かうことになり、金山峠への標識に従って下ると、小さなピークを巻くようになった。そのピークが少し展望がありそうに見えたので、登山道を離れて立ってみると、樹林の切れ目から大撫山がごくうっすらと眺められた。それを目にすると山頂へと引き返した。山頂に戻って来ると、空はいつの間にか薄曇りに変わっていた。この日は芦谷山に立つことが目的だったので、下山はすんなりと往路を引き返した。もう下山なので簡単に渋坂峠に着けるものと思っていたところ、大失敗をしてしまった。尾根なりに下っていたのだが、渋坂峠に近づいて傾斜がきつくなっていることに気付いた。辺りはすっかり植林地だった。引き返すのも面倒に思えて、方向だけは北に向かって下ったところ、更に傾斜がきつくなり沢筋に下り着いた。沢沿いには小径も付いていた。コンパスで位置を確かめると、どうも峠の西側に下りてしまったようだった。試しに小径を西へと歩くと害獣避けフェンスが現れて、そこにゲートが付いていた。そこを抜けると段集落のようだった。そこより東に向かえば渋坂峠だった。但し100mほど登ることになるので、少しばかり余計な労力を使うことになった。渋坂峠に戻ってきたのは芦谷山山頂を離れてから80分が経っていた。とんだ大回りになってしまった。ところで上真宗集落から渋坂峠までは林道と呼べそうな幅広の道だったが、段集落からの道は車の通行は不可能で、渋坂峠が近くなると道のはっきりしない所も現れた。どうやら渋坂峠を越しての上真宗集落と段集落との往来は途絶えているのではと思えた。空はすっかり曇り空で、黒みを増していた。後は渋坂へと林道を戻るのみ。その林道で上真宗集落に近づいたとき、上越フーズを近くに見ることになったのだが、その敷地をよく見ると、敷地の北辺をなぞれば地蔵堂の手前に出られそうだった。そこで工場の柵に沿って歩くと、思惑通りに地蔵堂の近くに出てきた。これで上真宗集落を通らずとも地蔵堂に戻って来られることになった。その頃には小粒の雨がぱらついてきた。
(2015/6記)(2020/10改訂)
<登山日> 2015年5月30日 10:00地蔵堂前スタート/10:03林道に入る/10:18渋坂峠/10:59〜12:25山頂/13:26段地区に下りてしまう/13:46渋坂峠/14:04エンド。
(天気) スタート時は晴れだった。空の色は薄く、空の半分を雲が占めていた。尾根の気温は24℃で、風が僅かにあった。湿度は高くなく、風に涼しさを感じた。視界はうっすらとしていた。山頂で休むうちに曇り空に変わってきた。駐車地点に戻ってきたときは、雨粒が落ちてきた。
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上真宗集落を抜けて、地蔵堂の前に駐車とした 地蔵堂のそばは広々と空き地になっていた 地蔵堂の前の道を進むと、大きな招き猫が現れた
車道は上越フーズの門で終わっていた ガイドブック通りに上真宗集落の方向に引き返
した
上真宗集落に近づいた
集落に入る手前から分岐した林道に入った 林道上に咲いていたのはニワゼキショウだった 林道が二手に分かれると、左の道に入った
ウツギの花を見上げるようにして眺めた 林道は緩やかに続いた 林道のそばに渋坂峠の文字を見た
左手に植林地が見られるようになった ウツギの花をよく見るようになった 東向かいの尾根が覗くことがあった

 渋坂峠に着いた


   峠の地蔵さんを見
   る
渋坂峠を通り過ぎて、今少し歩いて行く 左手に芦谷山の標識が現れたので、それに従った 尾根を登るようになった
始めは植林地を登ることが多かった 赤テープの目印を点々とみた 尾根は概ね緩やかに続いた
逆光に光る若葉を見る 芦谷山の標識を見た 緑の壁紙を見る

 北西が開けること
 があり、後山がう
 っすらと眺められ
 た

   その後山を大きく
   見る
相変わらず目印を見ながら登った 少し傾斜が増してきた 尾根の緑が美しかった 山頂が近づいてきた

 芦谷山の山頂に
 着いた 三角点
 周りは開けてい
 たが、周囲は樹
 林が取り囲んで
 いた

 三等三角点(点
 名・平松)を見
 る
陽射しを避けて木陰で休憩とした 展望を求めて金山峠へのコースに入った 金山峠の標識に従って緩やかに下って行った
コースの左手に小さなピークが現れた コースを離れてピークに立つと、大撫山が望めた 大撫山の山頂に建つ天文台を見る
山頂に戻ると、往路を引き返すことにした 易しい道は下りは更に楽だった 西向かいの尾根がちらりと見えた

 今度は北東方向が
 望めた

   上真宗集落を囲む
   山並みが眺められ
   た
黒尾山の山頂がちらりと覗いていた 麓の風景を少し大きく見る 尾根歩きを続ける すんなりと戻れると思って
いたが
適当に下ってしまったようで急斜面に入ってしま
った 戻ることはせず、そのまま下ることにした
沢そばに下り着いてしまった 渋坂峠の西側に
下りてしまったようだった
そのまま西へと歩くと、フェンスが現れた そ
の先は段集落のようだった
引き返して渋坂峠に向かった 次第に道は細くなり、林道の感じは無くなった 漸く渋坂峠に戻ってきた
渋坂峠からはずっと易しい道だった 右手の足下にお堂が見えた その先で上越フーズが見えてきた
林道を離れて上越フーズに近づいた 上越フーズの敷地に沿って歩いた 観音堂が見えてきた